人生を変えたいと思ったら、環境を変えることも、ひとつの道です!

キャリアアップウーマン

秋山あす香さん「Salon de Bonheur オーナー」

秋山あす香 さん

1976年生まれ。

趣味:歩くこと。

オーストラリアで「ビューティーセラピーディプロマ」を取得。オーストラリアや日本のホテルなどで経験を積み、2年前にプライベートサロンをオープン。

人生の転機はオーストラリアで!

ある日、東京の人混みが嫌になってしまって、観光でオーストラリアへ行ったんです。20代前半のときでした。自然いっぱいで雄大で、とにかく、ここが居場所って感じましたね! でも1年経った頃、バックパッカーで転々と旅行ばかりもしていられないなと、手に職をつけてから日本に帰ろうと、ビューティーセラピーカレッジの門を叩いたんです。

英語ができず、勉強漬けの日々……

でも地元の人が通う学校だったので、授業はすべて英語。「間違えた!」と思いましたね。そこから、起きてから寝るまで、時間さえあれば勉強の日々に! カレッジは試験と論文で息つく間もないスケジュールなんです。生理学と解剖学などは専門用語だから、オージーの友人でもわからなくて。とにかく覚えるしかない!挫折する前に努力するしかない! という切羽詰まった状況でした(笑)。

目標が決まって、人生が加速しました

カレッジに入るときに、将来は独立をしようと決めていました。就職先もそのための経験と捉えて選ぼうと。オーストラリアに行く前は、内向的で、自分の意見を言うこともできなかったんですが、心に秘めたままでは何も変わらないと気づいたんです。それは自分自身に対しても同じ。したいと思うことを自分に意思表示していくことで、目標は動き出すんだと思いましたね。

セラピストに一番大切なことは、心

オーストラリアで最後に勤めたデイスパでは、言葉の壁もあり、指名がとれず悩みました。その時、オーナーからセラピストのあり方を教えられたんです。セラピストである以上、お客さまの辛いところをいかに軽減して帰っていただけるかという心の部分が一番大切だと。5年、10年と経験を積むほど忘れがちになるのですが、お客さまはそういったセラピストの心を敏感に感じているんですね。

気持ちの持ち方で、仕事は変化していきます

自分の気持ちをいい方向に整えても、もちろん難しいお客さまもいらっしゃいます。すべてが悪い人ではないので、自分の視点を変えるように努力してきました。「この人、面白い」とか、「この人の怒るポイントはこれなんだ」って。そのうちに、個性のある人のほうが、人間的に魅力的に思えてきたんです。そういう方は、一度心が通じ合うと、とてもわかりあえて、長い付き合いになるんですよ。

仕事に悩んでいる方へのメッセージ

目標って簡単に見つけられるものじゃないですよね。経験から言えば、環境を変えることも、新しい価値に出会う機会になると思います。私も今、「さくらや*すみれや」というセラピストセミナーの講師のお話をいただいて、新しい経験に挑戦中なんです。人前で話すなんて、昔なら断っていたと思うんですよ。でも、日本を出て人生が変わったように、次の壁を乗り越えるのが楽しみになっています。

秋山あす香 さんの日常

 オーストラリア

自然いっぱい、私の癒し!
新しい目標を見つけられた大切な場所です。

お客さまとの時間

お客さまとの時間
お客さまは常にお一人だけ。オールハンドで、お客さまに合わせたトリートメントを。

SALON INFO

サロン写真

Salon de Bonheur

セラピスト1名、お客さま1名の完全予約制のプライベートサロン。こだわりのオーガニックコスメを利用し、お客さま一人一人に合わせたオールハンドトリートメントで最高の癒しをお届します。

http://www.salondebonheur.net


「さくらや*すみれや」についてはこちらを確認ください。

http://www.glamoroush.com/rentalsalon/seminar/

キャリアアップウーマンのバックナンバーはこちら

神田道子さん

風通しがよく、働きやすい職場だから、ここでずっと続けていきたいと思うんです。

最初の美容室は大型店で、6年間と長かったので、自分の引き出しを増やすために他の美容室を見てみようと転職しました。ここは規模が小さな個人サロンですが、働く体制がきちんとしていて、提案も出しやすいので、お店づくりに参加できるんです。リニューアルの時は内装や設計などにも関われて、すごく良い機会になりました。おしゃれなお客様が多い吉祥寺の街も気に入っています。

2015/07/10

中山絵美さん

忙しい子育ての中でも、みんなの協力で自分のペースで仕事ができています!

私は、自分の爪が小さいのがずっとコンプレックスでした。ですが、社会人になってネイルサロンでスカルプチャを付けてもらった時、その技術にすごく感動して、「自分でもやってみたい!」と思ったんです。そこで最初は、会社で働きながら夜間のネイルスクールに通いました。1年ほどしてスクール系列のサロンに転職し、その半年後にネイルスクールを卒業。その後、別のサロンに移りました。

2015/07/03

隈本奈緒美さん

スクールの仲間、サロンのスタッフ、みんな私にとって大事な人たちです。

中学生のころから脚のむくみに悩んでいて、足つぼに興味がありました。でも、宮崎はのんびりしているのか、当時はリラクゼーションサロンがありませんでした(笑)。短大卒業後は一般企業に入社したのですが、3カ月ぐらいでやっぱり違うと思い、東京でリフレクソロジーを勉強することに決めました。いくつかのサロンで経験を積んだ後、お給料の安定しているこのサロンに入りました。

2015/05/29

赤見知穂さん

後悔しないように、迷ったらとりあえずやってみること。

念願の美容師になったんですが、サロンでネイルを教えていただくうちにネイルの魅力にハマって、スクールでしっかり勉強したいと思ったんです。親には「本当にやりたいのか?! 今後どうしたいんだ」って言われました。その時、自分のお店が持てたらと話したら、美容師をしている兄と将来のイメージが一致して。未来の姿が見えたことで、ネイリストへの転向を決心しました。

2015/05/08

高橋奈津子さん

フリーター卒業から3年でオーナーに! 可能性の扉は自分で開けられます

高橋奈津子 さん 「バーン・ハナ フォレオ大津一里山店 オーナー店長」 出身地:神奈川県 血液型:A型 高校卒業後、飲食業などでウエイトレスやコンビニのレジ打ちなどフリーター生活7年。3年前、セラピストという仕事に出会い […]

2015/04/30

青木さやかさん

美容が好きだから、これからも美容から離れません

原宿の美容院で8年間美容師をしていました。女性として結婚や出産を考える年齢になると、美容師という職業がかなりハードになってきて、転職を考えるようになりました。美容院では職場環境にも恵まれ、副店長という役職も任されておりました。第一に美容師という職業が大好きだったので、転職にはかなりの迷いがありましたが、新しいことに挑戦したいという思いが強く、転職を決めました。

2015/03/19

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