歯科助手になるには資格が必要?仕事内容や働くメリット・向いている人を紹介

歯科助手になりたいと考えたとき、思い立ったらすぐになれるものなのでしょうか。もし必須資格がある場合、取得してからでないと働けません。

そこで、今回の記事では、歯科助手になりたい場合に必要な資格があるのかという点や、歯科助手が行う業務内容などを押さえましょう。

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

歯科助手になるには資格が必要?

結論からいうと、歯科助手になるために必ず持っていなければならない資格はありません。歯科助手は、無資格・未経験でもなれる職業です。

ただし、専門用語や治療への理解など、ある程度知識があったほうが有利ではあります。就職・転職の際に役立つうえ、即戦力として活躍しやすいからです。そのため、短大や大学で学んだり、歯科助手の民間資格を取得したりしてから就職する人もたくさんいます。

【おすすめ民間資格】日本歯科医師会|歯科助手資格認定制度

約6万4,000名の会員から成る日本で唯一の歯科総合団体「日本歯科医師会」には、「歯科助手資格認定制度」があり、歯科助手の民間資格の一つとして有名です。

甲種・乙種第一・乙種第二という3ランクに分かれており、会が定める訓練基準にのっとって、甲種では420時間以上、乙種第一では52時間以上、乙種第二では40時間学習しなければなりません。

さらに、甲種は乙種第一の資格と3年以上の業務経験を持ち、補充研修の訓練を受ける必要があります。乙種第一は主に診療室内での業務、乙種第二は主に事務業務に従事する人向けです。

「歯科助手の心得」「医療安全」「情報処理」など共通の科目もありますが、甲種は他の2つに比べて、時間が長いだけでなく学ぶ項目も多く、実習が120時間あることも特徴。歯科助手としてキャリアを高めたい人は、実務経験が必要な甲種にもぜひ将来挑戦してみましょう。

引用元
公益社団法人日本歯科医師会:会長あいさつ|日本歯科医師会の紹介
公益社団法人日本歯科医師会:歯科助手資格認定制度

歯科助手の仕事内容とは?

歯科助手の仕事内容とはどんなものなのでしょうか。大きく2つに分けて解説します。

関連記事
歯科助手の仕事はきつい?仕事内容や働くメリット、大変といわれる理由を解説

アシスタント業務

一つはアシスタント業務です。歯科医師や歯科衛生士が治療・処置を行う際に補助したり、器具や消耗品などの準備・片付けを行ったり、院内の清掃や使用した道具類の消毒・滅菌をしたりなど、多岐にわたります。

歯科助手は国家資格がないので、患者の口の中を触ることができません。

治療中に適切なタイミングで歯科医師に器具を渡す・バキューム(口腔内の水分を吸引する機械)を操作する・必要な箇所にライトを当てるなど、助手として行える範囲で資格所持者のサポートを行う、縁の下の力持ちのような役割です。

また、院の中をつねに清潔にし、院内感染を防ぐという衛生管理も非常に重要な仕事。とくに消毒や滅菌は、正しく手順通りに行いましょう。

受付業務

もう一つは受付業務。患者が来たら診察券と保険証を確認する・電話が鳴ったら対応する・治療後に会計を行うといった仕事があります。自費診療の場合は高額になることもあるので、細心の注意を払って対応しなければなりません。

そのほか、受付では、予約管理やカルテ管理、レセプト(保険請求)なども行うことがあります。記入や入力のミス、抜け漏れなどがないように、慎重にデータを扱いましょう。

また、備品の管理や発注を任されることもあるかもしれません。

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

歯科助手として働くメリットとは?

つづいて、歯科助手として働くメリットを見てみましょう。

医療事務のスキルが身につく

受付や会計といった事務業務を行うことで、歯科助手という立場ながら、歯科だけにとどまらない医療事務のスキルを自然と身につけられます。

保険証やカルテの確認、治療費の精算などは医療分野のどんな事務でも行うものなので、将来ほかの医療系業務に関わることになっても役立つでしょう。

比較的復職しやすい

仮に出産や介護などの理由で退職してブランクができたとしても、専門知識やスキルがあるため復職や転職をしやすいこともメリット。それまでに築いた歯科助手としてのキャリアは、次の職場でも大きな強みになるはずです。

キャリアアップしやすい

歯科助手として働くなかで、より向上したいと考える人も多いです。その際、歯科助手の仕事で歯科業務の基礎が身についていれば、歯科衛生士へのキャリアアップを目指しやすいでしょう。

ただし、歯科衛生士は歯科助手とは異なり国家資格のため、専門の養成所などでの勉強と国家試験の受験が必要です。

引用元
厚生労働省:歯科衛生士国家試験の施行

歯科衛生士へキャリアアップするメリットとは?

歯科助手と歯科衛生士は、同じような業務を行える部分もあります。しかし、歯科助手は国家資格ではないため、いくら頑張っても、患者の口腔内に触れるなどの歯科衛生士であればできる業務は行うことができません。

歯科衛生士の資格を取れば携われる仕事の範囲が広がるため、基本給アップや資格手当などで収入の増加を目指せるほか、求人数が多く活躍できる場所の選択肢が増えるというメリットがあります。

これまで歯科助手として働いてきた経験やスキルを活かしながら、歯科のプロフェッショナルとしての道をより究められるでしょう。

歯科助手に向いている人とは?

次に、歯科助手に向いている人の特徴を紹介します。

コミュニケーション能力が高い

歯科助手は、患者・歯科医師・他のスタッフなど、人と関わることが多い職業です。患者への対応や治療の進行サポートなど、スムーズに業務を行うためにはコミュニケーションスキルが欠かせません。

そのため、言葉づかい・態度・明るさなどを含め、コミュニケーションが得意・人と話すのが好きという人に向いています。

向上心がある

歯科助手の仕事では、向上心も大切です。歯科医療に関する新しい知識やスキルを積極的に身につけようと勉強・努力する人や、スキルアップにやりがいを感じる人は、仕事に向いておりぐんぐん成長していけるでしょう。

臨機応変に動ける

歯科現場ではしばしば臨機応変さも求められます。マニュアル通り正確に仕事をこなすことはもちろん大切です。しかし、不慮の事態が起きたときなど、状況に合わせて素早く判断して動ける対応力があれば、なお重宝されるでしょう。

人の役に立つのが好き

歯科助手は、患者の口腔内の悩みに寄り添い、改善に向けてサポートを行う職業です。治療によってよくなったと喜んでもらえれば、大きなやりがいを感じられます。そのため、人の役に立ちたい・困っている人を助けたいという人にも向いているでしょう。

自分に合った歯科医院を選ぶポイントとは?

歯科助手として仕事をする際は、どこで働くかも重要です。そこで、自分にとって働きやすい歯科医院を選ぶにはどうすればいいのか、求人内容と見学時それぞれでチェックすべきポイントを解説します。

求人内容でチェックしておきたいこととは?

求人には、就業に関するさまざまな情報が掲載されています。とくにチェックしたい項目には以下のようなものがあります。

・業務内容:どんな業務を担当するか
・勤務時間:始業と終業時間はもちろん、残業や休日なども確認
・研修・教育の体制:仕事を教えてくれる体制があるか
・給与・福利厚生:基本給・ボーナスはどれくらいか、社会保険があるかなど

見学できるならチェックしておきたいこととは?

院によっては、応募の前に見学させてもらえるところもあります。見学の際は、下記のような点をチェックしましょう。

・院長の人柄:信用できそうか、自分に合いそうか
・スタッフ同士の距離感:高圧的な人はいないか、ギスギスしていないか、患者への態度はどうか
・院の雰囲気:明るい・アットホーム・清潔・静かなど
・院内の設備:機器が充実しているか、診療室の状態はどうかなど

自分にぴったりの職場を探すならリジョブがおすすめ!

前章のような内容をチェックする前段階として、まずは歯科助手の募集情報を見つけなければなりません。探し方にはさまざまな手段がありますが、なかでも美容・ヘルスケア業界に特化した求人サイト「リジョブ」がおすすめです。

求人サイトには、多数の求人情報が掲載されており、検索によって適切な求人をリストアップしてくれます。

職種や住んでいる都道府県から仕事を検索できるのはもちろん、リジョブでは、「未経験歓迎」「研修制度あり」「見学OK」「ボーナス・賞与あり」などのこだわり条件も選べることが特徴。客層や仕事内容なども指定できます。

自分の希望を詰め込んだ、より確度の高い検索がかんたんにできるため、非常に便利です。

歯科助手は無資格未経験でも目指せる!

歯科助手になるには、必須の資格はありません。しかし、仕事内容として治療のアシスタントや受付事務があるため、仕事への理解を深めることを見据えて民間資格を取得する人もいます。

資格を持っていなくても、歯科医院に就職してから実務のなかでスキルアップしていくことは十分可能です。無資格未経験でもなれる職業で、ゆくゆく歯科衛生士へのキャリアアップも目指せるので、歯科業界に興味がある・手に職をつけたいという人は、歯科助手の求人に応募してみてはいかがでしょうか。

未経験から働ける歯科医院を探す際には、ぜひリジョブを活用してください。希望の条件を選んで検索すれば、多数の求人情報のなかから、自分にぴったりの就職先を見つけられるでしょう。


この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事