話すことが苦手だからこその面接対策。模擬練習を繰り返し、「頭が真っ白」でも答えられる状態に「AMA TOKYO 表参道」 岡田聖蘭さん

技術力の高さとクリエイティビティで注目を集め、美容業界のミシュランガイドとも称される「カミカリスマ」を受賞しているサロン、「AMA TOKYO」。

2025年4月、新卒採用で同サロンに入社したのが岡田聖蘭さんです。元々は美容全般に興味を持っていたという岡田さんですが、施術の幅が広く、長く楽しみながら続けられる仕事だと感じて美容師の道を選んだといいます。

第一志望だった「AMA TOKYO」の採用試験に挑み、見事内定を勝ち取った岡田さん。人と話すのが得意ではなく、面接には苦手意識があったといいますが、入念な準備によって乗り越えたそうです。

お話を伺ったのは…

岡田聖蘭さん

「AMA TOKYO 表参道」アシスタント

東京総合美容専門学校で美容師免許を取得後、2025年4月に「AMA TOKYO」へ入社。学生時代に学んだメイクや着付けの経験も活かしながら、お客様に信頼してもらえる美容師を目指して日々奮闘中。

インスタグラム

「あか抜けたい」気持ちがきっかけ。広く美容について学べる専門学校へ

取材に応じる岡田さん

――美容師になろうと思ったきっかけから教えてください。

最初から美容師に絞っていたわけではなく、元々は美容全般に興味がありました。自分があか抜けたい気持ちが強くて、美容の知識を身につけたいと思っていたんです。

どんな仕事に就きたいかがはっきりしていなかったので、幅広く美容を学べる美容専門学校のヘアメイクコースに入りました。

――そこから美容師に絞ったのですね。

はい。専門学校でヘア、まつ毛、エステなどさまざまな内容を学ぶうちに、美容師はカット、カラー、縮毛矯正など施術の幅が広く、飽きずに続けられそうだと感じたのがきっかけです。

それと私自身、ブリーチによって髪が傷んでいたり、髪がはねてしまったりと、いろいろな悩みがありました。だから、同じように悩むお客様の力になれる美容師を目指そうと思うようになったんです。

――専門学校に入学してみて、どんなことを感じましたか?

センスや技術の面で同級生の方が進んでいるように感じて、落ち込むことが多かったです。周りは私よりも美容の意識が高いように見えたし、私は不器用でワインディングやウェーブなどの実技で置いていかれることも。

よく、授業が終わったあとも学校に残って、技術練習をしていましたね。

ただヘアカラーやメイクなど、今までにやったことがない美容の技術を学ぶのは本当に楽しかったです。とくにメイクは顔によって仕上がりが全然違うので、技術の奥深さを感じました。

――専門学校時代にとくに力を入れていたことは?

就職活動を見据えて、スタイルブック作りに力を入れていました。

当時の私のヘアスタイルはボブで、アイロンやコテを使ったスタイリング経験があまりなかったんです。そこで友達にお願いして、毎週スタイリングをさせてもらい、その写真を印刷してファイリングし、スタイルブックを作っていました。

就活でのアピールになるだけでなく、自分の好きなスタイルや方向性を理解するきっかけにもなって、取り組んでおいてよかったと思っています。

就活は1年生の夏から。韓国系スタイルを軸にサロン探しをスタート

好きなテイストを軸に、複数のサロンを見学し就職先を比較したという岡田さん

――就活はいつごろから意識し始めましたか。

1年生の夏くらいからです。周りが早く動き始めていたので、私も焦ってしまって。まずはインスタグラムで自分の好きなスタイルや系統をピックアップし、実際にサロン見学へ行きました。

――どんなスタイルが好きだったのですか?

韓国系のスタイルです。韓国系サロンのなかでも、とくに自分が可愛いと思ったスタイルを提供しているサロンを中心に、見学に回りました。実際に足を運んだのは6~7社くらいです。

――そのなかでも「AMA TOKYO」を選んだ理由は?

まずヘアだけでなく、メイクにも取り組めるところに惹かれました。専門学校時代もメイクに取り組んでとても楽しかったので、極めたい気持ちがあったんです。また撮影やセミナーなど外部の仕事が多いことも魅力でしたね。

それとサロン見学に行ったときに、スタッフの皆さんが全員でエレベーター前まで送り届けてくれて。雰囲気がすごくいいと感じたことも決め手になりました。

実はほかにも悩んでいたサロンがあったので一度比較し、そのうえで応募を決めました。

――応募すると決めてから、何か行動を起こしましたか?

偶然、「AMA TOKYO」のインスタのストーリーを見ていたときに、美容学生も応募できるセミナーがあることを知って、参加しました。

内容も興味がありましたし、参加することで意欲も伝えられるのではないかと思ったんです。

――サロンにお客として足を運んだりはしましたか?

行かなかったんです。今考えると、サロン見学の前にお客として足を運んでおけば、お客様目線での雰囲気が分かったり、何度か通うことで熱意も伝えられたりしたと思います。

当時はそこまで考えが及ばなくて、サロン見学に行っただけになってしまいました。結果的に入社後のギャップはなかったので問題はなかったのですが、通ってみてもよかったとは思います。

目指したのは緊張しても答えられる状態。繰り返した事前の練習

苦手意識のあった面接の事前準備には、とくに力を入れていたという岡田さん

――実際の採用試験の流れについて教えてください。

書類選考、面接、サロンワーク試験の3段階でした。例年はサロンワーク試験のあとに、代表との最終面接があるそうなのですが、私のときにはなく3次試験まででしたね。

――履歴書を書くときに、意識したことは?

当たり前のことですが、字を丁寧に書くこと、そして全体を文字で埋めることを意識しました。

自己PR欄には、中学のときに陸上部に所属していて負けず嫌いな性格であること、専門学校時代にスタイルブックの作成に力を入れていたことなどを書きました。あとは「AMA TOKYO」のどんな点を魅力に感じたかを書いて、入りたい気持ちをアピールしましたね。

――履歴書の書き方は学校の先生からアドバイスをもらったのですか?

はい。先生たちから履歴書を書くポイントを教えてもらい、完成したものはチェックしてもらいました。文章に変なところがないか、熱意が伝わる内容になっているかをチェックしてもらい、OKが出たら提出するという流れだったんです。

――なるほど。書類選考のあとは面接ですね。どんな形式でしたか?

面接官が代表ふたりと表参道の店長の計3人、応募者も3人の集団面接でした。そこまで堅い雰囲気の面接ではなかったのですが、元々人と話すことに苦手意識があったので、すごく緊張してしまって。

――そうだったのですね。内容としてはどんなことを聞かれましたか。

正直、緊張してあまり覚えていないのですが(笑)、志望理由、自己PR、これまでがんばってきたことを聞かれたと思います。とくに変わった質問はなくて、オーソドックスな内容が中心でした。

――緊張していても、きちんと答えられたのでしょうか?

そうですね。自分が緊張しやすい性格だと分かっていたので、専門学校の先生や友達に協力してもらいながら、事前に繰り返し面接の練習をしました。文章を丸暗記するのではなく、要点だけを箇条書きで覚えるようにして、頭が真っ白になっても言葉が出てくるように準備したんです。

緊張で詰まってしまう子もいたので、事前準備の大切さを実感しました。

――就活のためにスタイルブック作りにも力を入れていたとのことでしたが、面接の際に提出したのですか?

はい。面接の最後に「何かアピールしたいことはありますか」と聞かれたので、そのときにスタイルブックを出しました。自分の好きなスタイルが伝わったと思いますし、ほかにスタイルブックを持ってきている人はいなかったので、行動力をアピールできたと感じています。

ほかの応募者ではダンスが得意だという人が動画を見せたり、韓国語で自己紹介をしている人もいましたね。


後編では、「AMA TOKYO」の採用試験の最終関門であるサロンワーク試験について伺います。

事前にスタッフ全員の名前をフルネームで覚えて話しかけるときに名前を呼ぶ、帰る際には1人ひとりにあいさつをするなど、細かなコミュニケーションを心がけていたという岡田さん。

そうした姿勢が評価され、無事に第一志望のサロンへの内定をつかむことができたといいます。

さらに「学生時代に取り組んでおけばよかったこと」についても振り返っていただきました。

後編もお楽しみに!


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AMA TOKYO 表参道
住所:東京都港区北青山3-6-20 KFIビル3F
TEL:03-6427-3790

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