面接で重要なのは、ありのままの自分を表現し、一貫性のある受け答えで印象づけること【Laf from GARDEN 一色愛海さん】#2

一流の美容師を目指す人なら、一度は憧れる有名サロン。合格できるのはどんな人? そのために必要な準備って? 就活から入社まで、さまざまな疑問や不安に思うことを先輩美容師にインタビュー。

今回は、常に日本の美容をグローバルに発信し続け、次世代の美容の可能性を広げている「GARDEN」にて、アシスタント歴2年目の一色愛海さんに合格までの道のりを深掘り!

前編は、一色さんが美容師を志したきっかけから専門学校の選び方や決め手、「GARDEN」を第一志望にした理由ついて伺いました。後編では、採用されるために行った対策やデビューを目指して取り組んでいることをお聞きします。

お話を伺ったのは…
Laf from GARDEN 一色愛海さん

高校卒業後、地元の富山県内にある美容理容専門学校に進学。卒業後は、「Laf from GARDEN」のコンセプトに共感し、「GARDEN」を志望。2022年に「Laf from GARDEN」に無事採用され、現在アシスタント2年目。デビュー前にもかかわらず、早くも毎月カラーリングの予約が埋まるほどの支持を集めていて、「GARDEN」きっての注目株。

Instagram:@garden_manami

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採用されるために大事なのは、自分らしい表現と「一貫性」のある受け答え

――「GARDEN」で採用されるためにどんな準備を?

採用のために…というより、純粋にサロンがどんな雰囲気なのか、どんなことを大事にしているのかを具体的に知りたかったのでInstagramのツールを活用し、代表の喜多やサロンで働いている先輩に直接、ダイレクトメッセージを送りました

――勇気ある行動ですね。

当時は自分が知りたいと思って取った行動が、結果的には就職活動に役立ったのかなと。自分を知ってもらう以外にも、相手を知るために行動することはかなり大事だと感じました。

――面接の際に、意識したところは?

ありのままの自分を表現しました。

あと、受け答えで意識したのは「一貫性」があること。2次面接では、「GARDEN」の系列サロンの様々な方と面接をしたのですが、とにかくブレずに答えようと決めていましたね。そうすると信頼してもらえるし、印象もつけられるんじゃないかと考えたんです。あとは、なるべく笑顔で答えるのが良いと思います。面接は自分を知ってもらう絶好の機会ですから、とにかく何かしらの特徴を持たせて臨むと良いのではないでしょうか。

――ご自身を印象づけるために試行錯誤した結果、採用を勝ち取れたのですね。

そうですね。実は私が採用されたのは、学生の頃からダンスを10年以上習っていたおかげだと思っていて。長年ひとつのことを継続していたからこそ、自分のモチベーションの上げ方や強みを把握し、表現できたのだと思います

このときのためにダンスを続けていたわけではありませんが、何かひとつのことやものを継続し続けると自分の成長にもつながりますし、「ここぞ!」というときに力になるんだと改めて実感できました

――美容師と直接関係がなくても、これまでの経験が役に立つのですね。では、あまり困ることはなかった…?

面接で一つだけ上手に答えられない質問がありました。

――どのような質問だったのですか?

代表の喜多から「将来、どうなりたい?どこに住みたい?」といった質問を(笑)。おそらく人柄を見たかったのかと思いますが、想定外の質問で焦りましたね。

こうした想定し得ない質問に関しては、ありのまま答えるのが正解かなと思います。ガチガチに固めていくよりも、ピンチをチャンスに変えるくらいの気持ちでいると良いかもしれないです。

美容師を目指して日々勉強中! 今のうちから自分の手技を確立し、デビューまでの準備を

目にも鮮やかなカラーリング・カットデザインが並ぶアカウントは必見! 一色さんの素が垣間見られるのも親近感が湧きます

――現在はどんな業務をしているのですか?

今はアシスタントなので、他のスタイリストのお客様の接客や自分が担当させていただいているモデルさんを中心に、カット以外のカラーリングやスパメニューの施術をしています。シャンプーやカラーリングの技術は1年目のときから練習してきていることもあって、数をこなすほど自信がついてくるように感じます。

デビューに向けて取り組んでいるのは、カット練習。カット技術は特に好きなので、少しでも早くデビューするためにも特に力を入れて取り組んでいます。

――どんな施術をウリにしていますか?

(左から)一色さんが打ち出しているぷつっとボブカット、暖色カラー

今のところは、ブリーチをしない暖色カラーを打ち出しています。将来的には「暖色カラー×切りっぱなしボブカット」を強みにしていこうと思案中。

もともとは寒色系のカラーを打ち出していたのですが、自分でいろいろ試行錯誤をしていたら暖色系のカラーがしっくりきて。ボブカットも自分が試してみてハマったカットなんです。どちらも試したとき、自分のウリにしようと決めました。

――モデルさんのお声はいかがですか?

ありがたいことに、予約枠が埋まるくらい反響をいただいています。技術も磨きながら、心地よい空間作りをする気持ちを忘れずに、お客様やモデルさんと向き合っていきたいです。

――今後の目標は?

1年後のスタイリストデビューに向けて頑張っています。

早くデビューしたい気持ちもありますが、今アシスタントをさせていただいている先輩の活躍に刺激を受けています。先輩からぎりぎりまで良いところを真似して自分の身にしていきたいです。

一分一秒でも時間を無駄にせず、理想の美容師を目指して成長したいと思います。

大手サロンに採用されるために必要な3つのポイント

1.受けるサロンのことを知るための努力を惜しまない

2.ありのままの自分を最大限に表現し、印象をつける

3.自分で軸を決めて、ブレない受け答えを意識する


取材・文/東 菜々(レ・キャトル)
撮影/生駒由美

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Salon Data

Laf from GARDEN
住所:東京都中央区銀座5丁目5−14 JPR並木通りビル 9F
電話:03-3569-1171
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