【見本あり】歯科助手の職務経歴書の書き方とは?事前準備から経験別にアピールすべきポイントまで解説

歯科助手への転職を考えている方にとって、「職務経歴書」は、これまでの経験やスキルをしっかり伝えるための大切なツールといえます。採用担当者の目にとまる書類を作るには、ただ経歴を並べるのではなく、見やすさや内容の構成が重要です。

そこでこの記事では、歯科助手の職務経歴書の書き方から業務内容別のアピール方法、未経験者が押さえるべきポイントまで詳しく解説します。

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職務経歴書とは

職務経歴書とは、転職希望者が志望先に過去の職歴を伝えるための書類です。これまでの職務内容に特化し、自分が担当した業務や実績などを詳細に記入します。

すべての応募先で必要になるわけではありませんが、履歴書と一緒に提出が求められることがあるため、ポイントを押さえておくことが大切です。

以下で基本の書き方とコツを紹介します。

A4縦用紙1~2枚で作成する

職務経歴書は、A4縦用紙1~2枚が目安です。履歴書と一緒に販売されているものもありますが、基本的には決まったフォーマットがないため、自分で自由に項目を設けることができます。

手書きでも構いませんが、加筆・修正がしやすいパソコンでの作成がおすすめです。フォントの大きさや罫線などを工夫し、見出しをつけたり箇条書きや改行を活用したりすることで見やすくなります。

書き方には編年式とキャリア式があり、編年式は職場単位で古い職歴から順にまとめるもので、転職回数が少ない人やずっと同じ職種に従事している人向けです。

一方、キャリア式は担当した業務やプロジェクト単位でまとめるもので、転職回数が多い人やさまざまな職業を経験している人に適しています。

読みやすい職務経歴書にするコツ

基本的な書き方を押さえたうえで、より読みやすい職務経歴書にするためにはコツがあります。

たとえば、フォントを統一し、文字の大きさは見出しと記入欄でそれぞれ統一するとよいでしょう。記入項目が多い担当業務などは箇条書きにし、資格は表にまとめるとすっきりします。

また、文章は一文が長くなりすぎないようにして、適宜改行することも大切です。

余白をつくり、圧迫感のないようにしましょう。

【見本】歯科助手の職務経歴書

以下は、歯科助手の職務経歴書の見本です。

職 務 経 歴 書

2025年〇月〇日現在

氏名 〇〇 〇〇

■職務要約

〇〇歯科クリニックで〇年間歯科助手として従事しています。おもに受付・器具の管理・診療補助・カルテの入力・レセプト作成などを担当し、1日あたり〇人の患者様と接しています。また、〇年前から新人歯科助手のOJTを担当しており、定期的に指導者向けの勉強会にも参加しています。

■職務概要

20〇〇年〇月~現在 〇〇歯科クリニック
在籍期間:〇年〇カ月
雇用形態:正社員

事業内容:一般歯科・小児歯科・矯正歯科・審美歯科

従業員数:歯科医師〇名、歯科衛生士〇名、歯科助手〇名 計〇〇名(2025年現在)

ユニット数:〇台

1日平均来院数:〇名

■職務内容・実績

【職務内容】

・窓口業務

受付・電話対応・会計・その他患者対応

・診療補助業務

器具の準備・消毒・片付け・バキューム吸引・レントゲン撮影準備

・事務業務

電子カルテの作成・レセプト作成・診療報酬請求・備品発注・シフト作成・給与計算

・管理業務

予約・患者情報・器具・カルテ・備品・商品・売上

・クレーム対応
・新人OJT研修
・ユニット消毒や院内清掃

【実績】

・1日に〇名以上対応し、うち〇名は診療補助を担当

・計〇名以上のカルテ作成

・◯年◯月~〇月まで新人OJT研修実施 計〇名の新人教育を担当

OJT研修のための勉強会に〇回参加

■保有しているスキル・資格

【パソコンスキル】

WiseStaff

(株式会社ノーザ)

電子カルテ入力

レセプト作成

Word

文書作成

表作成

Excel

関数使用

表作成

グラフ作成

【資格】

取得年月

資格名

20〇〇年〇月

歯科アシスタント検定

20〇〇年〇月

歯科医療事務検定 1級

20〇〇年〇月

普通自動車第一種運転免許

20〇〇年〇月

日本歯科医師会 歯科助手認定資格 甲種

■自己PR

小児から高齢者まで幅広い年齢層の患者様が来院する歯科医院にて、一般・小児・審美・矯正歯科の診療補助に携わってきました。とくに、患者様への心配りとスタッフの動きを捉えた適切なサポートに気を配り、新人育成でも熱心に伝えています。

顔や名前を覚えてくださっている患者様も多く、補助する際は不安や恐怖心が和らぐように声かけを心がけております。

また、歯科医師や衛生士によって動きも違うため、特徴や癖をとらえて補助に入り、動線が重なることなくスムーズな治療になるよう努めています。

OJT研修をする際は、こちらから積極的に質問をして理解度を図るとともに、円滑にコミュニケーションが取れる関係作りを意識して育成してきました。

貴院でも、患者様を思いやる気持ちを大切にし、医師や衛生士のスムーズな治療をサポートできるよう尽力してまいります。

以上

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歯科助手の職務経歴書を作成する前の準備

採用につながる職務経歴書を作成するためには、事前準備が大切です。ここでは、作成前にやっておくべきことを紹介します。

応募先について詳しく調べる

歯科助手のおもな勤務先となる歯科医院は、それぞれ特色があります。募集要項をはじめ、応募先の理念や方針、大切にしていることを調べ、魅力を感じる点を見つけておきましょう。

また、応募先が求める人物像を把握し、どんなスキルをアピールすべきかを考えておくことも重要です。即戦力を求めているケースがあるほか、未経験でも人柄や高いコミュニケーション能力などで採用につながるケースもあります。

自身のキャリアやスキルを洗い出す

応募先について情報を得られたら、次はこれまでの業務経験を振り返り、身に付けたスキルや実績、工夫したこと、印象的だったことなどを洗い出しましょう。

応募先に適した自己PRを考える

職務経歴書の最後は自己PRを記入するため、応募先に合った内容を考えます。洗い出したスキルや工夫したことなどを強みに、具体的なエピソードを文章にしてまとめましょう。

歯科助手の職務経歴書に記入すべき項目とポイント

さきほど紹介した見本をもとに、職務経歴書に記入すべき項目と、各項目のポイントを紹介します。項目は、大きく分けて以下の6つです。

1.タイトル・日付・氏名
2.職務要約
3.職務概要
4.職務内容・実績
5.保有しているスキル・資格
6.自己PR

1. タイトル・日付・氏名

提出した書類がどんな書類なのか一目でわかるよう、最上部中央に太字で大きく「職務経歴書」というタイトルを記載します。

タイトル右下には、日付と氏名を忘れずに記入してください。日付は、郵送する場合は投函日、面接で直接手渡す場合は面接日です。西暦と和暦のどちらでも問題ありませんが、同じ書類内で混在しないよう、どちらかにしてください。履歴書と統一するのがおすすめです。

2. 職務要約

職務要約とは、以降に詳細を記入する職務経験について、端的にまとめた文章のことです。これまでの経験とアピールポイントを盛り込み、3行程度(150~200文字)で記入すると、読み進めてもらいやすいでしょう。

3. 職務概要

職務概要には、勤務先の正式名称、事業内容、資本金、売上高、従業員数、ユニット数、1日あたりの患者数など、勤務先の情報をわかる範囲で示します。あわせて、自身の在籍期間や雇用形態、役職も記入しておきましょう。項目ごとにまとめると見やすいです。

4. 職務内容・実績

職務内容には、担当した業務をすべて記入します。多ければ多いほど自身のスキルの幅の広さをアピールできるため、細かい業務も忘れずに書きましょう。箇条書きがおすすめです。

実績は、自身の業務でどれだけの経験があるかを伝えるためのもの。「週に〇回、1日〇名の診療補助を担当」「〇名の教育・指導」など、数字を用いて示すと分かりやすくなります。

5. 保有しているスキル・資格

自身のパソコンスキルや保有している資格などを記載します。パソコンスキルはどういったソフトウェアやツールが使えるかを記入し、資格は取得年月と正式名称を書きましょう。歯科助手に関連する民間資格や、応募先の仕事に役立つ資格を記入するのがおすすめです。

6. 自己PR

自己PRは前述したように、応募先に合った強みやアピールポイントをピックアップし、文章で書きます。

結論(アピールポイント)→具体的なエピソード→意欲(どのように貢献したいか)の順でまとめると伝わりやすいです。

次項で詳しく紹介しますが、未経験者も過去のキャリアと交えて、歯科助手に役立つスキルをアピールしましょう。

自己PRの書き方については、以下の記事も参考にしてください。

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【例文あり】歯科助手の自己PRとは?書くときのポイントと書き方の手順を紹介

【経験別】歯科助手の職務経歴書でアピールすべきポイント

ここからは、歯科助手の職務経歴書でアピールすべきポイントについて、経験別に紹介します。

経験者がアピールすべきこと

経験者は、採用後に即戦力として重宝されます。これまで担当した業務の詳細や実績をしっかりと伝えることで、有利に働くでしょう。また、患者やスタッフとの円滑なコミュニケーションも、仕事をするうえで重要です。

患者と接するうえで心がけていることや、診療補助業務で工夫したことなどを具体的に伝えると、コミュニケーション能力や協調性をアピールできます。

未経験者がアピールすべきこと

歯科助手の経験がない場合でも、コミュニケーション能力や協調性があれば歯科助手の仕事に役立つため、接客やチームで取り組んだ経験などをアピールするのがおすすめです。

また、歯科助手の民間資格も、未経験者にとっては大きな強みになります。歯科助手に必要な知識を身につけている証明になるほか、歯科助手になりたいという熱意も伝わるでしょう。

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歯科助手資格は意味ない?資格取得のメリットやおすすめの資格・向いている人の特徴

提出前にチェックすること

作成後は、文章や構成の見直しをすることが大切です。提出前に、以下をチェックしましょう。

・日付や氏名、在籍期間、資格の取得年月に間違いはないか
・誤字や脱字はないか
・誰が見ても分かりやすい言葉を使用しているか(専門用語を多用しない)
・読みやすいレイアウトになっているか(見出し・フォント・改行の位置・表)
・履歴書と統一感のある内容になっているか
・自己PRは求める人物像に合った内容で伝わりやすく書かれているか

修正や加筆をした後は、誤字や脱字がないかをもう一度見直してください。

履歴書や職務経歴書の内容は、面接時に聞かれることもあるので、答えられるようにしておきましょう。

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【回答例あり】歯科助手の面接とは?頻出質問やチェックされているポイント

歯科助手の面接で聞かれることとは?経験別の質問や印象アップの方法を紹介


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歯科助手の職務経歴書は見やすさとスキルのアピールが大切!

歯科助手の職務経歴書では、採用担当者の目にとまる見やすさを意識し、歯科助手に必要なスキルをアピールすることが重要です。フォーマットを工夫し、項目ごとに要点を押さえて整理しましょう。

また、具体的な担当業務や数字を用いた成果を示すことで、実力をしっかり伝えることができます。自分の強みを明確に伝え、応募先のニーズに合った職務経歴書を作成してください。

なお、これまでの経歴を活かして働ける職場を探すなら、リジョブを活用するのがおすすめです。リジョブは歯科助手の求人を豊富に掲載しており、転職満足度※が高いのが特徴。詳細な条件が設けられているため、自分好みの求人がきっと見つかるはずです。

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