圧倒的な知識量と本質的な施術。アルバイトを経てつかんだ「成長できる場所」【治療・リラクゼーション・歯科業界のお仕事 天野直人さん】#2
治療、リラクゼーション、歯科業界など、人々の痛みや不調に寄り添う仕事の魅力を紹介する本企画。今回お話を伺うのは、東京都・用賀にある「姿勢改善サロンRoots(以下、「Roots」)」に勤める、天野直人さんです。
前編では理学療法士とはどんな仕事なのか、天野さんが目指したきっかけなどを伺いました。
後編では天野さんと「Roots」との出合いや、転職を決意するまでの経緯、現在の仕事のやりがいについて詳しく伺います。
理学療法士として成長し続けるために学びを重ねていた天野さんが「Roots」に出合ったのは、院長の高品さんが主催するセミナーに参加したことがきっかけ。
圧倒的な知識量と、痛みの原因を徹底的に探るアプローチに触れ、「自分はまだまだだ」と強い衝撃を受けたという天野さん。その後、アルバイトを経て「Roots」へ転職し、これまでの理学療法士の経験も生かしながら、日々お客様と向き合っています。
お話を伺ったのは…
天野直人さん
姿勢改善サロンRoots/理学療法士・美構造開脚インストラクター

神奈川県秦野市出身。茅ヶ崎リハビリテーション専門学校を卒業後、理学療法士免許を取得。都内の回復期リハビリテーション病棟にて約5年間勤務。その後、「姿勢改善サロンRoots」に入社。姿勢評価・分析をベースにした施術とセルフケア指導を行い、不調をくり返さない身体づくりをサポートしている。
圧倒された知識量。「成長するならここしかない」という直感
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――「Roots」とは、どのようにして出合ったのですか?
前編でもお話したように、当時、理学療法士として「まだまだだな」と感じていて、勉強のためにいろいろなセミナーに通っていました。そのなかで、「Roots」の院長である高品先生のセミナーに出合ったんです。
初めて参加したときは、本当に大きな衝撃を受けましたね。
――どんな点に衝撃を受けたのでしょうか。
まずは知識量の多さです。当時の僕は、理学療法士は国家資格だし、知識の幅も広い。とくに解剖学の知識量にはそれなりに自信がありました。
でも、セミナーを受けたら、もうボコボコにされてしまって。高品先生の知識量が圧倒的で、「自分は何も分かっていないな」と痛感しました。
――ほかのセミナーとの違いはありましたか?
この業界のセミナーって、いわゆる「必殺技」を教えるものが多いんです。たとえば「腰の痛い人がいたら、ここを押せば治る」といったような。
そういったセミナーはわかりやすいし、惹かれるんですけど、実際にはその必殺技に当てはまらない人も多いわけです。そういう場合、どう対応すればいいのかまでは教えてくれません。
その点、高品先生のセミナーは、体の診方や症状の特定の方法から教えてくれました。たとえば腰が痛い人の原因をどう見つけるかという方法や考え方を学べる内容で、とても本質的だと感じて。価値を感じ、定期的に通うようになったんです。
――そこから転職を考えるようになったのですか?
いえ、まずはアルバイトとして3年ほど働きました。セミナー参加者のグループLINEに、高品先生からアルバイト募集のお知らせが流れてきたんです。
お金をもらいながら、高品先生の技術を学べるなんて、そんな天国みたいな環境はないと思いました。絶対に倍率が高いだろうし、受かるはずはないと思ったのですが、応募するだけならタダだよなと思って申し込んだんです。
――選考もあったのですか?
はい。送られてきた課題は自分の名前と「高品」の名前を漢字で書き、それを写真に撮って送るという内容でした。「これは性格を見られるやつだ……。とてつもない試練だ」と思って、昼休みの1時間をすべて使って、何度も書き直したんです。
ただ実際は、あて名書きをしてほしいから字のうまさを見たかっただけというオチだったのですが(笑)。ふたを開けてみると応募者はふたりしかいなくて、無事に合格することができました。
そこから病院が休みの日に、アルバイトとして働かせてもらうことになったんです。
――アルバイトとしてどのような経験を積んだのですか?
最初は事務作業やチラシ配り、電話対応などが中心で、その後は徐々にお客様対応も任されるようになっていきました。3年ほどはアルバイトを続けていましたね。
そうこうしているうちに、僕が入る前に勤めていたスタッフさんが辞めることになって。これはチャンスだと思い、「僕がやりましょうか?」と手を挙げたんです。3年間にわたって近くで高品先生のことを見ていて、自分が成長するにはここしかないなという確信があり、迷うことはありませんでした。
病気の状態かその手前か。「行く末を知っている」という強み

――院長の高品さんから、どんなことを学びましたか?
技術だけでなく、物事の考え方や人としてのあり方まで教わりました。
アルバイトに入ったときに驚いたのが、先生が休み時間をほとんど取らないことです。お客様対応の合間にできる20分ほどの空き時間を「休憩」だと捉えていて、ゆっくり休むことはありません。さらにご飯もあまり食べないんです。
あるとき「お腹は空かないんですか?」と聞いたら、「ちょっとは空くけど、食べたらパフォーマンスが落ちるでしょ。パフォーマンスが高いときに担当する方も、低いときに担当する方も同じ料金なのはおかしいから」と言われて。プロとして、高い視座を持っていることに、衝撃を受けました。
――なかなかできないことですね……。病院と「Roots」で取り組んでいる仕事には、どんな差があるのでしょうか?
まったく違うと思います。とくに大きいのが、病院は「すでに病気になっている方」がいらっしゃる場所で、「Roots」にはその手前の方がくるという点です。
病院に来る患者様は、すでに何らかの不調や病気を抱えているケースがほとんどです。でも、病気って突然なるものじゃなくて、生活習慣の積み重ねの結果なんですよね。
――具体的には?
たとえば腰痛を放置すると、ヘルニアや脊柱管狭窄症になったり、ひどい場合は手術が必要になることもあります。膝の変形も、放っておくと手術になるケースが多いです。
理学療法士としての経験が今に生きていると感じるのは、病院でたくさんそういった病気を見てきたので、「このまま放っておくと、どうなるか」がわかるんです。
「Roots」ではその「行き着く先」を具体的に伝えられる。その説得力が僕の強みになっている気がします。
変化していくお客様を、近くで見守れるやりがい

――仕事のやりがいを感じたエピソードを教えてください。
たくさんありますが、印象に残っているのは、腰が辛くて院から100メートルほど離れた駐車場まで歩けなかった方のケースです。
その方が、少しずつ歩けるようになって、最終的には海外旅行に行けるまでになって。「先生のおかげだよ」と言ってもらえたときは、本当にうれしかったですね。
もちろん僕だけの力ではなく、その方が僕の伝えたケアをきちんと続けて、習慣にしてくれたからこそ、体が変わっていったんだと思います。そうやって、お客様が変化していく姿を間近で見られることが、大きなやりがいです。
――病院時代との違いも感じますか?
はい。担当する方のモチベーションの違いは大きいですね。
病院でのリハビリもやりがいがあって好きでしたが、人によっては「もう頑張らなくていい」と感じている方もいました。
その点、「Roots」には「自分の体は自分で治す」という理念があるので、前向きに取り組もうとしている方が多い。そういう方に寄り添いながらサポートできるのが、とても楽しいです。
――今後の目標は?
院長である高品先生に、人生を大きく変えてもらったと思っています。なので少しでも恩返しができるように、先生が目指している「年商1億円」の達成を、全力で支えていきたいです。
理学療法士として培ってきた経験と、「Roots」で学んだ考え方を土台に、今もなお成長を続けている天野さん。
目の前のお客様と真摯に向き合いながら、「自分の体は自分で治す」という力を、1人ひとりに丁寧に伝え続けています。
これからも天野さんは、「治す」だけでなく、「変われるきっかけ」を届ける存在として、多くの人の人生に寄り添い続けていくことでしょう。
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姿勢改善サロンRoots 世田谷区用賀院
住所:東京都世田谷区用賀3-18-8セントラルSOUIビル102
TEL:03-6805-6631
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