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1日1個で、お肌もおなかもトラブル知らず! 美容果実「キウイフルーツ」#1

1年じゅう手に入り、食べやすいことから人気の高いキウイフルーツ。

見かけは今いちパッとしないけれど、実はキレイの素が満載。上品な甘さとほどよい酸味、黒い種のぷつぷつした歯ごたえと果肉のやわらかい食感の絶妙なバランスも魅力です。

”美の素”ビタミンのデパート

キウイ

キウイフルーツの主成分は、美肌栄養素としておなじみのビタミンCです。

100gあたりのビタミンC量は69mgで、1日1個で1日に必要なビタミンC量の3分の2、1個半でほぼカバーできる計算。ちなみに、最近は果肉が黄色い「ゴールドキウイ」を見かけるようになりましたが、こちらは従来のグリーンキウイの1.3倍のビタミンCが含まれています。

ビタミンCの効能をおさらいすると、①メラニン色素の合成を抑える、②タンパク質からコラーゲンを合成する、③免疫力を高める、④抗酸化力が高い、⑤鉄の吸収を高める、⑥抗ストレスホルモンを合成する……などなど。

つまり、ビタミンCをたっぷり摂っていれば「色白でくすみがなく、ハリとツヤのある肌」も夢ではないのです。

ほかに、これも抗酸化力が高く免疫力を高めてくれるβーカロテン(ビタミンA)や、アンチエイジングに欠かせないビタミンEも豊富。ビタミンCとの相乗効果で、お肌により磨きをかけてくれます。

さらに注目なのは、キウイフルーツにはAHA(フルーツ酸)が多く含まれていること。AHAには、表皮のターンオーバーを促進してシミやくすみをとり、肌に潤いと弾力を与えてシワを防ぎ、毛穴づまりを防いでニキビを防ぐという効能が。

AHAにはクエン酸やリンゴ酸、シトラス酸、乳酸、酒石酸などいくつか種類がありますが、キウイフルーツに含まれているのはグリコール酸。グリコール酸は古くなった角質を取り除く力が抜群で、分子量がかなり小さいため皮膚への浸透も早いことから、ケミカルピーリングの素材として使われています。キウイ成分入りの石鹸や洗顔料もあるので、コスメブティックに行ったらチェックしてみて。

便秘&むくみと決別、引き締まったカラダに

キウイフルーツは、やわらかい果肉ながら食物繊維が豊富です。

食物繊維には水に溶けない不水溶性と、溶ける水溶性の2種類があって、大腸の中で便を膨らませて腸を刺激する働きをするのが前者。便をやわらかくして外に出やすくあるのが後者です。

したがって、便秘を防ぐには不溶性食物繊維と水溶性食物の両方が必要。キウイフルーツの場合、その割合が1:2とバランスよく含まれているため、便秘の予防&解消に抜群の効果を発揮。

なお、ビタミンCの量でいうとグリーンキウイよりイエローキウイのほうが上でしたが、食物繊維の量ではグリーンキウイが勝ち、です。キウイフルーツに含まれる水溶性食物繊維は、ペクチン。

ペクチンには腸内の乳酸菌を増やして有害物質を外に出す作用があるので、キウイフルーツを食べていると単に便通がよくなるだけではなく、腸の中がきれいに。最近の研究から、腸内がきれいになると肌も美しくなり、アンチエジングにもつながることがわかっています。

便秘が解消して腸内の環境がよくなれば、自然にウエイトもダウン。

腸内環境が悪いと血液がドロドロになって細胞に栄養を届けられなくなり、細胞に入り込めなかった栄養が脂肪となって蓄積、肥満につながります。でも、腸内がきれいで血液がサラサラになれば血行がよく新陳代謝も高まるため、必要な栄養だけ細胞に入り込み、そのほかはカラダの外に排出。だから必要以上に体重が増えることはないし、いまカラダの中にだぶついている脂肪や老廃物がなくなって、やせるというわけなのです。

ほかには、カラダの中から余分な水分を外に出してくれるカリウムも豊富。キウイフルーツを食べ続けることでフェイスラインやボディラインがすっきり、引き締まってきます。

「むくみを解消するだけで体重が2kg減る」という専門家もいるほど。何kg減るかは人によって違うでしょうが、多くの人がカラダの中に、脂肪だけでなく余分な水分も溜め込んでいることは事実のようです。

便秘を予防&解消して脂肪の蓄積を防ぎ、余分な水分も排出して、太りにくくやせやすいカラダにしてくれる。こんなスーパーなフルーツ、食べなきゃ損です。

肉食女子の強い味方

ダイエット中は肉類を控えるべき、というのは昔の話。いまは、スリムで健康なカラダを作るためにもアンチエイジングのためにも、肉を積極的に食べたほうがいいと言われています。

とはいえ、肉類を食べると胃腸に負担がかかりがち。胃がもたれるのがイヤという人もいるのでは? そんなあなたにはぜひ、キウイフルーツがオススメです。

キウイフルーツには、アクチニジンというタンパク質分解酵素が含まれていて、肉や魚などのタンパク質を分解してくれるので、一緒に食べると消化吸収がよくなり、胃もたれを防ぎます。さらにエネルギー代謝も活発になるので脂肪を溜め込みにくくしてくれる、というおまけつきです。

ただし、アレルギー体質の人は要注意。アクチニジンが、アレルギー症状を引き起こす可能性があるのです。

キウイフルーツを食べると舌がピリピリしませんか? それはアクチニジンの影響です。多少のピリピリ感なら、それもまたおいしさの一つ。でも、口の中がかゆくなったり口びれがしびれたり腫れてきたら黄色信号。

重症になると下痢や吐き気、気管支喘息の発作が起こることもあります。その場合にはすぐに食べるのをやめ、病院を受診してください。

キウイ
ビタミンCが豊富なのは、いちごと同じ。風邪予防や疲労回復に役立つほか、二日酔いの解消にも役立ちます。

参考文献

「からだにおいしいフルーツの便利帳」三輪正幸監修/高橋書店
「最新版知っておきたい栄養学」白鳥早奈英監修/学研
「たべもの薬箱」阿部絢子/文化出版局

キレイに差がつく、正しい選び方・賢い食べ方。 美容果実「キウイフルーツ」#2 >>

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