アイキャッチ

美肌に美髪、若さも手に入る!【いちばんキレイになれる食事法 ローフード#2】

「体の中からキレイになる」とアメリカやヨーロッパのセレブの間で大流行の食事法、ローフード。日本で実践している人はまだそう多くはありませんが、いつもいきいきして、お肌も髪の毛もツヤツヤ……という人に聞いてみると、ローフーディストだった、なんてことも。体が変わり、美肌と美髪が手に入り、しかもココロにもいいという注目のこの食事法について、ローフードマイスターの田沼弥希さんに、お話をうかがいました。

美肌になる、白髪が消える!

健康にも美容にも効果絶大だというローフード。具体的には、どんなメリットがあるのでしょう。

「生野菜やフルーツから多くのビタミン・ミネラル・酵素を摂ることで、まずは新陳代謝が活発に。必要な栄養を吸収して、不要な老廃物や毒素の排泄が盛んになるので、体調がよくなります」

「生徒さんからは、疲れにくくなった、風邪を引きにくくなった、肩こりがラクになった、という声が多く寄せられます。私自身も、肩こりや頭痛が解消しました。便秘が解消した、アレルギー症状が改善した、という人もいらっしゃいますよ」

新陳代謝が活発になると血行がよくなり、肌細胞も活性化されるので、顔色がよくなりシミや吹き出物といった肌トラブルにも効果が期待できます。

「野菜に豊富に含まれる食物繊維や、熱に弱いビタミン類もしっかり摂れるので、日焼けに負けない、白くてハリのある美肌が手に入ります。実際、私もローフードを実践するようになってからはトラブル知らずの肌になりました」

注目なのは、美髪効果。

「髪の毛にハリやコシが出るのはもちろん、いつの間にか白髪が減っていたのです。私にかぎらず、ローフード仲間の間では『髪の毛が黒くなった!』という人は多いんですよ」

田沼弥希さん

さらに、ダイエット効果やアンチエイジング効果も期待できるそうです。

「ローフードは、これを食べたからやせる! というものではありませんが、代謝が上がったことで脂肪が燃えやすくなり、結果的に体重が落ちるということはあるでしょう」

ローフードの本場アメリカでは、ハリウッド女優やモデル、アーティストなど多くのセレブたちがローフードを実践。女優のデミ・ムーアやデザイナーのダナ・キャランが減量に成功したと言われています。

「アンチエイジング効果についても、数年前に出会った知人を見て、実感しています。その人は、60歳近くになるのですが、肌はツヤツヤで髪の毛もフサフサ。体型も、とても60代とは思えないほど整っているんです。何か秘訣は? と聞いたら『野菜をたくさん食べて良質なビタミン・ミネラルを摂っているからかな?』と。そこでビタミン・ミネラル、そして酵素でインターネット検索をしたところ、ローフードにたどり着きました。実はそれが、私がローフードと出会ったきっかけなのです」

イチオシは生野菜サラダ。ぜひ、自作で

健康に、そして体の中からキレイになれる期待大のローフード。具体的にはどんな食材を選べばよいのでしょう。

「基本は、生の野菜、ナッツ、フルーツのほか味噌や漬物などの発酵食品を多く食べることと、これらを調理する際は加熱を48℃以下に抑えることがポイントです」

「今話題の、グリーンスムージーやコールドプレスジュース、ココナッツミルクは代表的なローフード。これらは初心者でも始めやすく、おいしくて続けられるので、まずはここから実践してみてはどうでしょう」

そしてもちろん、生野菜のサラダやフルーツも。

「生野菜のサラダは調理の必要がないので、毎日、忙しく働いている人はぜひ。ただし、野菜をカットした状態でパックされたものやお惣菜は、お店に並べられる過程で実はいろいろと加工されているので、生野菜であってもビタミン・ミネラル・酵素は期待できません」

「レタスやキャベツ、トマト、きゅうりなど、ぜひ自分で買って、切ったりちぎったりして食べてください。フルーツもカットフルーツではなく、丸のままを自分で買って、食べるようにしましょう」

生で食べるといえば、日本食の場合はお刺身やお寿司も、なのでしょうか。

「もちろん、生の肉や魚にも酵素が含まれていますが、肉や魚は消化に時間がかかるので体への負担が大きいと言われています。個人差があるので、肉や魚は絶対にダメ! というわけではありませんが、ローフードとしては植物性のものを摂るのが一般的です」

「動物性食品は消化と負担に時間がかかるため、消化の早い野菜やフルーツと一緒に摂ると、野菜やフルーツの消化吸収の妨げになってしまうからです」

野菜

朝はスムージーかジュースでOK

ところで、生野菜やフルーツは「体を冷やす」とも聞きます。体が冷えると代謝は落ちるのでは?

「ローフードの考え方は、生の野菜やフルーツから酵素をたくさん摂ることで代謝酵素が働くというもの。代謝酵素が活発に働くことで血液の循環がよくなり、体温が上がると考えられています」

「たしかに、ローフードを始めてすぐの頃は体が冷えるような感覚を覚える人は少なくありません。でも、体はだいたい21日周期で生まれ変わると言われていて、実際、早い方では3週間、なかには1年くらいかけてゆっくりと体温(平熱)が上がってくる方も多くいらっしゃいます」

ほかの効果についても、3週間を過ぎる頃から実感することが多いようですが、人によっては半年〜1年ほど続けてようやく効果が出始めるケースもあるそう。

「短気は禁物。まずは3週間〜1ヶ月、続けてみてください。グリーンスムージーやコールドプレスジュース、生野菜サラダやフルーツも常温で摂れば、体を冷やすことなく、胃にも負担をかけずに済むと思います」

ローフードに慣れてきたら、ローフード100%にしたほうがいいのでしょうか。

「100%ローフードというのは現実的にはむずかしいと思いますし、個人差があって、80%ローフードにしたら健康になったという人もいれば、50%くらいが調子がいいという人もいます。私自身は『ローフードを多めに取り入れるのがいい』という考え方。あまりストイックにならないほうが続けられますし、肉や魚を食べないと栄養不足になってしまう人もいるようですから」

田沼さんはさらに、「食事を摂るタイミングや食べる順番が大切」と言います。

「ローフード的には、朝は排泄の時間なので、食べないか、食べるとしたら体に負担の少ない消化のいいものを食べるのがいいとされています。私も通常、朝は食べないか、グリーンスムージーを作ってそれをお昼までにゆっくり摂るようにしています。フルーツを食べてもいいですね」

「ランチは普通に摂ってOKですが、夜は8時には食べ終えているのが理想です。ただ、とくにお客様相手のヘアサロンやエステサロンなどで仕事をしている方は、それはむずかしいですよね。だとしたら、体に負担がかかる肉や魚を夕食として食べるのは避けて、お休みの日か、仕事が早く終わった日に。夜は、生の野菜をたっぷり摂って、豆類や海藻など消化のいいものを食べるようにしましょう」

食べる順番については、「生野菜から先に」。これは今、ちまたでさかんに言われていることで「ナチュラルハイジーン」という考えにもとづいているのですが、ローフード的にも消化しやすい野菜から食べるのが正解だそうです。

「まずは生野菜をたっぷり食べて、肉や魚を食べる人は野菜の後に。なお、フルーツを食後のデザートとして食べている人も多いかもしれませんが、フルーツは食前、あるいはお腹がすいた時に食べるようにしてくださいね」

ベリーのタルト

みずみずしいベリーのタルト。ロースイーツはフルーツの酵素、ビタミンを余すところなく摂取できる。しかも、おいしい!
チョコレート

ローフードは、チョコレートも得意。乳脂肪分など一切使わず、ココナッツシュガーとカカオのみで作る”本当の”チョコレートです(ただし、場合によっては、あるものをミルクの代わりに入れてミルクチョコレートに仕上げることも)。カカオ本来の香りと、濃厚でコクのある味わいが特徴。

取材・文/鈴木裕子

Profile

田沼弥希さん

田沼弥希さん

ローフードマイスター白金高輪校、Atelier Laula Raw food〜ラウラローフード〜主宰。日本リビングビューティ協会にてローフードマイスター及び認定校取得。さらなる知識習得のため、米国「Living Light Culinary Arts Institute」公認グルメローフードシェフに師事し、グルメローフード、ロースイーツ、栄養学について学ぶ。現在は、無肥料・無農薬の「自然栽培」が健康と美容、そして日本の食の安全に大切なことだと考え、伝え、広める活動をしている。

HP / Facebook

※「Takumi Kitchen」の活動については、こちら

もっと健康的に美しさを極めたい!【いちばんキレイになれる食事法 ローフード#3】  >> 

この記事が気に入ったら
いいね!してね

アイキャッチ

この記事をシェアする