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コラム・特集 2016-09-08

猫の本音・スリスリしていると安心するんだもん!【愛しのペットCAT編・猫とシアワセに暮らす #4】

いまや、空前の猫ブームですよね。サロンでお客様と猫の話題で盛り上がることも多いのでは?

シリーズでお伝えしている、猫とシアワセに暮らすための方法。今回は、家はなわばり!そしてスリスリは安心のニオイつけ!についてのお話です。

「猫は家につく」とよく言われますが、その理由をご存じですか?
またその反面、猫は頬や体を飼い主にスリスリしてきて甘え上手のようにも見えます。
はてさて、猫の本心はいかに。

その意味をきちんと理解して、すれ違うことなく対応してあげることが、お互いのシアワセにつながるのです。

猫にとって家はなわばりなのです!

「猫は家につく」とよく言われますが、これは猫が自分のなわばりをとても大切にしている証なのです。

猫は環境の変化を好みません。一般的には、引っ越しや旅行に連れていかれるのを嫌がります。それは自分のなわばりから離れると不安になるからです。

猫のこの性質は、野生の頃から培われてきた生きるためのルールからきていると言われています。野生の猫が生きるためには、自分で獲物を確保しなければなりません。その時になわばりが必要だったのです。その名残りがなわばり意識となって、飼い猫となったいまでも残っているのです。

このことが、「猫は家につく」という表現になったようです。

とはいえ、猫だって人にとってもなついているではないかと思うことがたくさんあります。しかし、ほとんどの猫は飼い主を慕うわけではなく、同等といった感覚で、飼い主も環境の中のひとつとして捉えているようです。

そんなところから飼い主との関係が、猫にとっての環境へのこだわりとして表れてくるのです。「猫は自分勝手」「猫はクール」などと言われる所以はこのあたりからくるのかもしれませんね。

愛しのペットCAT編・猫とシアワセに暮らす

猫にとって飼い主は便利な同居人らしい!?

本来、猫は単独で行動する動物ですので、群れで行動する犬のように飼い主がリーダーという感覚はありません。猫にとっての飼い主は、お世話をしてくれる同居人という感覚でしょうか。ごはんを用意してくれたり、トイレを掃除してくれたり、背中やお腹をさすってくれたり、遊んでくれたり、かゆいところに手が届く同居人のような存在なのです。

甘えたい時には、しっぽを立てて近づいてきて飼い主の脇の下やお腹をモミモミします。これは子猫が母親にする行為です。これは甘えている証拠です。大人になってもずっと続けている子もいます。

また子猫の場合、遊びたい時には、飼い主の足首に飛びついたりしてきます。これは「遊んで!」の合図、兄弟猫たちにやっていることと同じ行為なのです。

このように、猫はその時の気分で飼い主を使い分けているのです。これは本能的なものなので意識してやっているわけではありません。そんなところが猫はきまぐれと言われる所以ですが、そこが魅力の一つでもあるのです。

猫は自分のニオイをつけて喜んでいる!

猫はなわばり意識があるので、自分のニオイがするところが一番安心できます。

よく猫が人にスリスリしてきますが、この行為はニオイつけの一種で、マーキング行為のひとつです。それを飼い主は「自分に甘えている!」と思っている人が多いようです。

猫の体にはニオイ物質を分泌する臭腺がいくつかありますが、スリスリする時には、主に顔の周りとしっぽにある臭腺が使われているようです。この行為は、相手に自分のニオイをつけて安心するためです。

飼い主が帰宅の際にスリスリされるのは、外のニオイがしているのがイヤなので、それを消そうと自分のニオイをつけまくっているのです。

また家にお客様が来た時にはよそ者と捉え、その荷物やお客様にスリスリして自分のニオイをつけまくります。

猫は嗅覚が優れているので、いつもと違うニオイがするととても不安になるのです。

愛しのペットCAT編・猫とシアワセに暮らす

ご安心を。甘えたい時にも、スリスリします!

猫のスリスリは飼い主にとって、最高の喜びでもあります。自分を好きで慕ってくれていると思える瞬間でもあるからです。これは飼い猫となって、長い年月の間に培われたルールとでも言えるのではないでしょうか? 猫もいつの間にか、人間に飼われることで甘え上手になってきているのです。

スリスリすると頭を撫でてもらったり、体をさすってもらったり、いい子だねと言われたりするため、可愛がってもらえることを学習しているのです。つまり、物理的なマーキング行動だけではないということ。

飼い主と猫が日々一緒に暮らすことによって、お互いの行動パターンや気持ちを知ることで、よりよい関係が生まれてきます。

スリスリには、ニオイつけと愛情表現の両方の意味があるので、その都度その意味をくみとってあげると、さらによいコミュニケーションが生まれます。

文/ORCA
写真/AJHAJHA

猫の本音・モミモミとゴロゴロの意味、わかってね!【愛しのペットCAT編・猫とシアワセに暮らす#5】>>

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