柴田祐美子 interview #2:診断ではなく分析。強いこだわりが人々の美しさに磨きをかける

福岡のみならず、九州各地、大阪からも足を運ぶお客様がいらっしゃるという「スリーグラフィティ」。柴田さんが日々丁寧に発信されているWEBサイトやSNSの影響もあり、柴田さん自身に興味を惹かれて訪れる方が多いのだそう。そんな柴田さんならではのメイクレッスンについて伺いました。

個性を知って、なりたい自分を目指す

THREE GRAFFITI

――実際のメイクレッスンのながれを教えてください。
「まず、カウセリングをし、お客様がどんなメイクを望んでいるのか、メイクを変えることでどう変化することを希望されているのか、ヒアリングをして、実際にお客様のお顔にアイライナーを使って目安の線を描きます。輪郭だけでなく、目や鼻などのパーツの位置、バランスを紐解いて、お客様ひとりひとりの特徴を分析します。その後、メイクレッスンになるのですが、その中でパーソナルカラー診断も行います。肌の色やなりたい印象に合わせてチークやリップのカラーをおすすめします。メイクレッスンは3回、5回、10回とあり、5回コースが一番人気です。」
「1回目が終了しただけでも印象が変わるので、そのことで自信を持たれて、次お会いするときは髪を切っていたり、ファッションが変わっていたり、会うたびお客様の印象が変化する様子をみるのがとても楽しいです。」

その人と向き合うことに強くこだわる

柴田さん

――メイクレッスンだけでなく、骨格分析を行うのはどのようなメリットがあるのでしょうか?
「私は骨格“分析”ということに強くこだわっています。“診断”ではないんです。診断だといくつかパターン分けになってしまい、ひとりひとりの微妙な違いを識別できません。でも分析であれば、その人だけの骨格を細かくみることができ、その人だけのメイク方法を教えることができます。それにご自身だけの特徴や良い部分、悪い部分(お手入れができていない部分など)に向き合う機会にもなるので、自分を見つめるという意味でも、新しい発見ができると思います」

いつまでも美しくいたいという思いは人生を豊かにする

――たくさんのお客様と接して、何かご自身が学んだことなどありますか?
「お客様には講習の前にどうしてメイクレッスンに通い始めたのかうかがうようにしています。そのとき『息子にお嫁さんができたときに、きれいなお母さんだなと思われたくて』とおっしゃったお客様がいました。すごく素敵だなと感銘を受けたのを覚えています。年齢を重ねられても、もっときれいでいたいという思いを持てることは、人生を前向きに捉えることができる素晴らしいきっかけになると感じました。」

単にメイクの技術を伝えるのではなく、お客様自身を骨格から分析し、お客様だけにあうメイク術をじっくりと伝授する柴田さん。お客様の喜びを心から願い、丁寧に向き合う姿勢だからこそ、多くのお客様が柴田さんに心を開き、親しんでいらっしゃるのだと感じました。次回は柴田さんのもつビジョンとそのために取り組まれていることについて教えていただきます。

Salon Data

THREE GRAFFITI

THREE GRAFFITI

福岡県福岡市中央区天神2丁目3-10 天神パインクレスト 916
http://threegraffiti.info/
instagram: https://www.instagram.com/makelessonsalon_3g/

Profile

prof-min

柴田祐美子さん

求人広告の代理店に勤めたあと、東京でメイクレッスン講師の養成学校に通学し、メイクレッスン専門のサロンに就職。その後、独立して自身のサロンを福岡市・天神に設け、福岡県内のみならず全国の女性に骨格分析とメイクレッスンを施している。

柴田祐美子 interview #3:骨格分析、メイクの認識に変化を起こしたい>>

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