パパも知っておきたい! ママ美容師として復帰する方法とポイントまとめ

結婚・出産を経験し、ある程度子どもに手がかからなくなると、また外で仕事がしたいと思う女性は多いでしょう。とくに、美容師のように憧れて就いた職業で手に職があるなら、なおさらそう感じるかもしれません。今回は、もしもママ美容師として復帰を目指すとしたら、どんな点に気をつけるといいのかを具体的にご紹介します。

家庭と仕事を両立! 先輩美容師に聞いてみよう

先輩美容師のなかには、実際にママ美容師として復帰し、家庭と仕事を両立しているという人がいます。何事も実際に経験している人の意見はとても参考になりますので、まずは先輩美容師にいろいろ聞いてみることが大切です。もしも、周りにそのような働き方をしている人がいない場合には、先輩美容師が答えているインタビュー記事を読んでみると参考になるかもしれません。

 

パパも知っておきたい! ママ美容師として復帰する方法とポイントまとめ

実際にママ美容師として復帰するのはもちろんママ本人ですが、パートナーであるパパも同じように復帰する方法やポイントを知っておくことが大切です。家庭はママだけのものではなく、パパも一緒に築いているわけですから、ママだけに負担がかかってしまうことがないようにしなければいけません。そこで、すでにママ美容師として働いている人の意見を参考に、復帰する方法とポイントをご紹介します。

パパと復職後の家庭について役割分担などを話し合う

ママが美容師として復職するには、パパの手助けも欠かせません。これまでは家にいたママがおもに家事や育児をこなしていたかもしれませんが、ママが復職するとママだけではどうしても手が回らないこともあります。そのために、前もって家事や育児の役割分担をしておくことで、必要以上にママだけに負担がかかることはありません。

しなければいけない家事や育児を書き出してみて、分担する内容を話し合うことが大切です。また、子どもが熱を出してしまってお迎えが必要になったり、仕事を休まなければいけなくなったりしたときにどう対応するかを決めておくと、いざというときに慌てずに済みます。

家庭と仕事を両立しやすい条件や希望を決める

実際に仕事を探すとなったときに一番重要なのが、仕事の働き方や条件です。自分がどんな条件で働きたいと思っているのか、週何回、何時間働くのか、何時までに帰宅したいのかなどの細かい条件をきちんと考えておくことは重要なポイントとなります。また、可能であればパパの仕事とすり合わせをし、いざというときにすぐに動ける体制を作っておくこともできるでしょう。

最初で条件や希望がなあなあだと、働き出したものの家庭と仕事の両立ができず、すぐに退職しないといけなくなる可能性も。そうなると職場にも迷惑をかけてしまいます。そうならないためにも、最初に条件や希望をはっきりさせておきましょう。

条件にあった保育園を探して申し込む

働くことになったら、仕事の条件にあった保育園を探さなければいけません。保育園といっても国の認定を受けている認可保育園もあれば、認定は受けてない無認可保育園がありますので、どこに預けるかは慎重に選ぶ必要があります。

また、家からの距離や保育時間、日曜祝日の預かりはどうかと確認すべきポイントは多いです。そのなかから、自分たちの希望にあった保育園を見つけて申し込み、内定をもらわなければなりません。

ピンチのときに頼めるベビーシッターや病児保育なども決めておく

無事に保育園が決まったからと、安心してはいけません。子どもが元気であれば保育園は預かってくれますが、もしも何か病気になってしまったときは保育園に預けられないからです。そのような状況になったときにどうするかも考えておく必要があります。

仕事をしている以上は簡単に休むことはできませんので、誰か頼める人がいるか、もしも誰もいないときはベビーシッターを雇えるのか、病児保育の施設に預けるのかなども決めておくことも大切です。

正社員のまま時短勤務でサロンに復帰する

ママ美容師が復帰というと、どうしてもパートで働くというイメージを持つ人が多いでしょう。しかし、なかには雇用形態は正社員で、時短勤務で働くことを希望する人もいます。やはり仕事をするうえで、正社員とパートでは福利厚生が異なりますので、できれば正社員で時短勤務という雇用形態で働きたいというのが本音でしょう。

ですが、雇う時点で正社員だけど時短勤務希望というのはなかなか難しい条件です。この場合、多くはすでに正社員として働いていたところで産休・育休を取得し、復帰というケースが多いです。

正社員からパート勤務に変更してサロンに復帰する

正社員として働くからには、もちろんそれだけの働きが求められますので、自由がきかないママ美容師にはハードルが高く感じるでしょう。そこで、検討できるひとつの方法として、正社員として勤務していたところに雇用形態を変えてパートとして復帰するということです。パートであれば、正社員よりも融通のきく働き方ができますので、ママ美容師のなかはこの雇用形態が理想と感じる人もいます。

アシスタントとして働く

美容師としてサロンで働くことだけが美容師の仕事ではありません。美容師が気持ちよく働けるように、またスムーズに応対できるようにサポートするアシスタントとして働くという選択肢もあります。アシスタントであれば、美容師として働くよりも融通をきかせた働き方ができる可能性も。しかし、この方法は働くサロンによって異なりますので一概には言えませんが、そのような選択肢もあると覚えておきましょう。

ブランクOKやママ美容師歓迎のサロンに転職する

サロンによっては、ブランクOKやママ美容師歓迎といった理解があるところもあります。この場合、ほかのスタッフもママ美容師というケースが多いので、子どもの病気などといった急な休みにもお互い協力し合う体制が出来上がっているかもしれません。

ママ美容師の場合、やはり子どものことがネックになる場合が多いですので、似たような環境の人同士が働くことでカバーできるため、普通のサロンに比べると働きやすいと感じることでしょう。

託児所ありのサロンに転職する

求人情報を見ると、実は託児所ありのサロンというのがまれに存在します。サロンに併設している託児所であれば、預けに行く時間を短縮することもできますし、子どもになにかあったときにも安心です。

まだまだ多いわけではありませんが、職場復帰を希望するママ美容師のためにも、託児所ありのサロンは今度増えていくことを期待したいですね。

講習会や勉強会などでブランクの不安を解消しておく

長年現場を離れていると感覚を忘れてしまい、不安に感じるかもしれません。復帰したいと思っても、思うように仕事ができず、がっかりしてしまう場合もあるでしょう。そうならないためにも、復帰前に講習会や勉強会に積極的に参加し、忘れてしまった知識や感覚を呼び起こしておくのがおすすめです。そうすることで、不安な気持ちを解消することができ、実技の面でも気持ちの面でも復帰に向けて整えることができます。

スムーズな復帰のために! 夫婦で話し合っておこう

ママ美容師として復帰するためには、考えておかなければいけないことがたくさんあるということがわかりました。復帰するためにはママだけが頑張るのではなく、パパと一緒に夫婦でよく話し合い、ふたりで頑張らなければいけません。せっかく復帰するのですから、スムーズに復帰できるように、夫婦でしっかりと話し合ってみてはいかがでしょうか。

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