美容部員は何歳まで働けるの? ライフステージに合わせた美容部員の働き方まとめ

近年、多くの職業で採用する際の年齢制限の条件が外されはじめています。しかし、美容部員に関してはどのようになっているのでしょうか。女性の場合、結婚や出産などの人生の大きな節目にあたって、働き方を変えなければならなくなる可能性もあります。

女性の多い職業である美容部員では、結婚や出産を経た女性が、何歳まで働くことができるのか、気になる方も多いですよね。今回は、ライフステージに合わせた美容部員の働き方についてご紹介します。

妊娠出産を経て復帰! 働き方はどう変わった?

妊娠や出産を経て、美容部員として現場に復帰する女性も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。復帰したときに職場はどのように迎えてくれて、働き方はどのように変わっていくのか気になりますよね。

ここでは、実際に美容部員として職場復帰された先輩たちの生の声をご紹介します。現在、妊娠や出産を控えていて、出産後に職場復帰を考えている方や育児が一段落して、そろそろ職場復帰したいと考えている方、美容部員に興味のある方はぜひ参考にしてください。

 

結婚や出産しても働きたい! ライフステージに合わせた美容部員の働き方とは?

結婚しても仕事を続ける女性や出産後すぐに職場復帰する女性、育児が一段落してから職場復帰する女性など、結婚・出産後も社会を支えている女性が増えてきています。美容部員の場合にも、それは同じです。ここでは、結婚や出産、年齢を重ねてからも美容部員として働く方法について詳しく解説していきます。興味のある方は、参考にしてみてくださいね。

時短勤務に切り替える

出産後すぐに職場復帰すると、保育園や託児所などを利用できるとはいえ、まだまだ小さな子どもには手がかかるものです。育児を代わってくれる家族や友人などがいる場合をのぞくと、出産前と同様に働くのでは、自分にも子どもにも負担が大きくなってしまいます。

そのため、出産前と同じように働けないと不安になる女性も多いのではないでしょうか。その場合、時短勤務に切り替えて働くことができる職場もあります。1日5~6時間程度の時間で働いて、子どもを迎えにいく夕方には帰宅できるのなら、職場復帰もスムーズにできるでしょう。また、仕事を探す際に、時短勤務できる職場かどうかで判断するのもおすすめです。そうすることで、ママにも子どもにもストレスなく、仕事を続けることができるでしょう。

妊娠・出産|産休・育休制度を利用する

日本には、産休・育休制度があります。出産や育児のために有給休暇をとることができるという制度です。産休はどなたでも利用できますが、育休は条件によっては利用できないことがあります。ここでは、育休・産休制度について確認しておきましょう。

・産休
産前休業と産後休業のことです。産前休業は、出産予定日の6週間前(双子以上は14週間前)から、請求すると取得することができます。産後休業は、出産の翌日から8週間働くことができないとれさる休業期間です。ただし、本人が請求して、医師の許可があれば、出産後6週間を過ぎたあとから働くことができます。

・育休
1歳未満の子どものいる男女は、職場に申し出ると、子どもが1歳になるまでの間、希望する期間だけ育休を取得することができます。その期間は、1歳6カ月まで延長することも可能です。ただし、これには同じ雇用主のもとで1年以上働いていて、子どもの1歳の誕生日以降も働く見込みがあるといったように、いくつかの条件があります。

時短勤務などが難しい場合|条件の合う職場へ転職する

職場によっては、時短勤務が難しかったり、美容部員特有の理由で採用の年齢制限があったりすることもあります。販売する商品のターゲットが若い女性がある場合、年齢制限が設けられていることが多いです。この場合、条件の合わない職場で無理して働くよりは、条件の合う職場へ転職したほうがよいでしょう。

同じ美容部員でも、40代以上向けの商品を取り扱うブランドでは、同年代の美容部員のほうが向いているという場合も実際に存在します。いわゆる高級ブランドなどでは、若い女性よりも落ち着いた雰囲気の女性のほうがよいとされているからです。これらのブランドでは、採用時にも年齢制限がないことが多いので、就活もしやすいでしょう。

育児しつつ転職|ママの美容部員が多い・託児所がある職場を選ぶ

時短勤務が難しかったり、育休がとりにくかったりなどして、条件が合わずに転職することもあるでしょう。その際は、ママの美容部員が多かったり、託児所があったりする職場を選ぶと働きやすいです。最近は、くるみん認定制度やえるぼし認定制度など、働き方改革の推進のため、厚生労働大臣が企業に認定する制度もあります。

また、女性が育児と両立して働きやすい職場環境にしようとする企業も多いです。時短勤務はもちろんのこと、無料研修や新人支援制度などがあり、育児しながら未経験でも美容部員として働けるような職場もあります。

ほかにも、託児所があるだけでなく、育児支援やベビーシッター手当があるなどして、働くママを歓迎する職場もあるので、育児しながら働く女性を支援してくれる職場を選ぶとよいでしょう。このような職場に就職すること、ママも子どもも無理なく働くことができ、家事・育児と仕事を両立しやすくなります。

経験に合わせた選択|責任のあるポストにチャレンジ

美容部員として真面目に働いていく予定なのであれば、経験に合わせて責任のあるポストにチャレンジすることもできます。これは長期間の雇用が条件ですが、キャリアアップを目指せるようなシステムを採用している企業も多いからです。

実際に、本社と店舗のつなぎ役や人材育成の役目を果たすマネージャー職、現場で働く美容部員たちのまとめ役であるチーフ職、売上をあげることを目指すプロモーション職などを目指すことができます。店頭での販売や接客から、チーフやマネージャーなどなどといった責任のあるポストを目指すのもよいでしょう。

年齢に合わせた選択|自分の年齢に合わせたラインを中心に受け持つ

美容部員の販売する商品は、若い女性向けのものばかりではありません。コスメブランドのなかでも、30代、40代、50代以上向けの年齢別に特化した化粧品もあります。そのなかでも、自分の年齢に合わせたラインを中心に受け持つようにすれば、無理なく働くことができるでしょう。

無理して若い世代向けのラインを受け持っても、働くことがストレスになってしまうこともあります。今の職場に自分の年齢に近い商品の取り扱いがないのであれば、自分の年齢に合ったブランドへの転職も検討してみるとよいでしょう。

自分に合った働き方を取り入れてみよう!

最近は政府の働き方改革にともなって、結婚や出産、育児を経た女性が職場で輝いて働けるようなシステムもできつつあります。産休・育休制度を利用したり、時短勤務をしたりなどして、自分に合った無理のない働き方のできる職場を選んでみるのがおすすめです。

働きやすい職場なら、しっかり働いて経験を積んで、キャリアアップを目指すこともできます。責任のあるポストを目指したり、年齢に合ったラインを担当したりすることで、何歳になってもストレスなく働くことができるでしょう。

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