スタッフエンゲージメント部門 GOLD賞受賞企業インタビュー

株式会社SSMT

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2024年に開催したリジョブアワード2024にて、GOLD賞を受賞した企業様のインタビューをご紹介。
スタッフエンゲージメント部門は、チームワークを発揮しお客様への価値提供の最大化を実現されている企業や、働きがいのある職場環境を実現されている企業に贈る賞です。

受賞コメント

(インタビュー対象者:代表取締役 堀智美さま)

この度、GOLD PRIZEを受賞させていただきありがとうございます。受賞のご連絡をいただいたとき、最初に頭に浮かんだのはスタッフの顔でした。というのも今回受賞できたこと、会社が発展を遂げてこられたことは、すべて現場で働くスタッフのおかげだと考えております。社内に発表をするときに、スタッフの喜ぶ姿をみるのが楽しみです。

Q1. 【褒めて、褒めて伸ばす研修制度】が貴社の特徴ですが、実際に取り組まれていることを教えてください。

「褒めて、褒めて伸ばす研修制度」はスタッフのメンタルキープを目標としており、これまでさまざまなことに取り組んできました。具体的にいうと、指導内容がスムーズに頭に入るよう「何でできないの?」などの叱責やネガティブな発言はNG、指導の最後は必ず褒めてポジティブなムードで会話を終えるようにするなどルールを設けています。肝となる「褒め」については、ただ褒めればいいとは考えていません。スタッフ一人ひとりの技術をよく観察したうえでどの部分がどうして良いのか、理論的に説明しながら褒めて、自信と自覚をもってもらえるようにしています。

こういった取り組みはあくまでメンタルを落とさせない防止策であり、悩みが生まれることはどうしても避けられません。そんなときに一刻も早く解決に導けるよう月1回のマネージャーなどの管理職とスタッフの1対1ミーティングや、食費が会社負担のランチミーティングなど、上司に相談しやすい制度づくりにも力を入れています。

Q2. 取り組もうと思った背景や想いを教えてください。

スタッフがメンタルを維持し楽しく働ける環境を用意すれば、技術パフォーマンスも上がり、お客様の満足度にもつながると考えたからです。会社は現場で働くスタッフがいるからこそ成り立っていると思っています。だからこそ、弊社はスタッフの声をなるべく実現することを目指し、私たち管理職はサポーターとして環境づくりに取り組んでいます。

Q3. 貴社の制度や企業理念について、現場へ浸透させるために行った工夫を教えてください。

スタッフに私が直接話すようにしてきました。通信手段が発達した今の時代、メールなどで簡単に共有することはできますが、それだけではスタッフが細かなニュアンスを理解しづらかったり、見落としが発生したりしやすいと考えています。そのため月に1回店舗ごとに行われる全体ミーティングにオーナーである私が出席し、企業理念や新たな制度、会社としての今後の目標を話すようにしているのです。スタッフが会社の現状について理解を深められますし、さらに現場と管理職の距離が縮まります。そうすることでスタッフから「こんな環境整備をしてほしい」などの提案もしやすくなっているのではないかと思います。

Q4. 現場への浸透が実感できた、エピソードを教えてください。

「会社はスタッフがいるからこそ成り立っている」という考えは創業当初から掲げていたものの管理職内にとどまっていました。しかし、現場と管理職のつながりを密接にするために行動し始めてからスタッフから「給料をあげてほしいです」や「こういう制度があったら助かります」などの提案が多く寄せられるようになりました。

実際にスタッフの提案から生まれた制度も多く、勤続年数に応じて昇給するシステムなどがあります。自分の理想を提案すればそれが叶う、この認識がスタッフ内で広まったことでスタッフが本当に求める環境をスピーディに実現できるようになりました。

Q5. 貴社の今後の目標を教えてください。

スタッフがさらに楽しんで働いてもらえるような制度を、継続的に作っていきたいと考えています。今計画している制度のひとつが「EFポイント制度」です。これは、スタッフ一人ひとりに毎月10ポイントを持ってもらい、活躍していると思う人にポイントを贈ってもらう制度で、もらったポイントに応じてその月のお給料が増える仕組みになっています。金銭的余裕はモチベーションにもつながると考えていて、より活気のある現場になってくれたらうれしいと思っています。

Q6. 今後業界がこのように変化してほしい、業界をこのように変えていきたいという想いはありますか?

アイリストという職業はまだまだ認知度が低いと考えています。実際、美容師免許を取得した方が目指す職業は1位が美容師です。美容業界のなかでもアイリストは、雇用待遇や環境の充実度が特に高いと感じているのでアイリストを目指す人がさらに増え、美容師免許を取得したときの職業の選択肢にいつかはアイリストが当たり前に入るようになってほしいです。

Q7. 最後に、仕事を探している方々へのメッセージをお願いします。

幅広い技術を身につけられるサロンへの就職を考えてほしいと思います。というのも、アイラッシュデザインには流行り廃りがあるからです。ひとつの技術に特化してしまうと、時代と共に移り変わったお客様のニーズに対応できなくなってしまうので、その視点を持って就職活動をしていただけるといいのではないかと思います。もし弊社に興味がありましたらご相談だけでも構いませんので、お気軽にご連絡いただけますとうれしいです。

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