訪問看護ステーション芍薬 (株式会社GCI)

  • 介護事務
  • 管理職
  • 看護師

職場の詳細

店舗名・勤務地

訪問看護ステーション芍薬

神奈川県 横浜市神奈川区 三ツ沢下町6-16

三ツ沢下町駅 徒歩2分

横浜市営地下鉄ブルーライン 三ツ沢下町駅4番出口より徒歩2分。
地下鉄の出口から国道1号線に出たら左折。そのまま国道1号線に沿ってまっすぐ歩くと左手に「おはよう保育園」が見えてきますので、その先隣の一軒家になります。

★同時募集★

施設形態

訪問看護

職場からのメッセージ

小澤 愛(管理者/訪問看護師)
訪問看護って何をしてくれるの?と、思われる方が多いと思います。そもそも看護師さんって何をしてくれる人なのでしょうか。あまりはっきり知られていないかもしれません。入院経験のある方は、「困った時に呼ぶと来てくれて、色々身の回りの世話等をしてくれる」「点滴とか傷の手当とかをする」というイメージがあることと思います。看護師は何をする人か?という事を日本の法律では「療養上の世話」「診療の補助」と定めています。病院に入院したときのイメージ通りです。でも、家に帰ってきたら身の回りの世話は家族やヘルパーさんがやってくれるし…点滴とかはしてないし…看護師に来てもらう必要はないんじゃない?と思いますね。
看護の使命とは、人々が人間としての尊厳を維持し、健康で幸福でありたいという願いに応え、人々の健康的な生活の実現に貢献することです。そして看護の目的は、あらゆる年代の個人・家族・集団・地域社会を対象とし、健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和を行い、生涯を通して最期までその人らしく生を全うできるように援助を行うことです。この使命と目的の基に、「療養上の世話」と「診療の補助」を行っています。また、看護師は専門職業人として、人権を尊重したケア(生きる権利、尊厳を保つ権利、敬意のこもった看護を受ける権利、平等な看護を受ける権利)を提供する責任があります。
私が看護師になったきっかけは、親しい友人の死でした。さっきまで話していたのにあっという間に死んでしまったのです。数時間でもいいから生きていてくれて、自分の心の準備がしたかったと思いました。だから少しでも長く生きていくことができるようにお手伝いがしたいと思って看護師になりました。しかし、病院に入院し一命をとりとめて頑張って治療しいざ退院という時、病院に入院する前と全く変わらない方はほとんどおらず、退院の喜びはあるものの家での生活に対する不安を伴って退院されていく方が多くいました。なるべく苦悩や不安がなくなるようにと入院中から支援しましたが、その苦悩や不安に触れるにつれ、在宅で支援していきたいという思いは膨らみました。
当ステーションは「在宅ホスピス緩和ケア」を組織の理念にしております。当ステーションの訪問看護師は、子供から老人まで、病気や障がいがあっても「より自分らしく生きていきたい」「より質の高い生活が送りたい」という気持ちを支え続けていく事を目標にしております。安心して頂けるために24時間365日体制をとっております。より質の高いケアを提供できるようにチーム一丸で日々自己研鑚しております。さらに当組織ではボランティア部門や相談支援部門もあり、在宅ホスピス緩和ケアの充実を図っております。
病気や障がいがあっても自分らしい生き方を一緒にみつけていきましょう。いつでもご相談下さい。
石崎 美奈(訪問看護認定看護師)「訪問看護は素晴らしいです」
2009年3月に発表された「訪問看護10ヵ年戦略」では、国民が最期まで安心して療養生活を送れるよう、他機関・多職種と連携し、24時間365日にわたり療養生活と在宅看取りの支援を行うことを目的に訪問看護の普及に努めています。
訪問看護が普及することは在宅医療の充実につながり、一人ひとりが安心して自分らしく暮らせる地域社会になると考えます。そのため訪問看護認定看護師として①地域住民への普及活動、②医療関係者への普及活動、③看護学生への普及活動を行っていきたいです。
普及活動を行うにあたり何を伝えたいかを考えた時、在宅生活や訪問看護の「素晴らしさ」を伝えていきたいと思います。住み慣れた地域で“家庭の温かさ"を感じていると、表情・会話・意欲も違ってきます。このことは療養者・家族・訪問看護師を含む関係職種みんなにとって嬉しいことですね。
今後も実践を継続しながら、自分自身の感動を増やし、多くの方に伝えていきたいと思います。
早瀬 沙織(スタッフ看護師)
私は学生の頃から在宅看護に興味があり、がん専門病院の病棟勤務を経て、この世界に飛び込んで4年が経ちました。住み慣れたご自宅で、その人らしく、味わい深く生き抜かれる姿に寄り添える喜びを感じています。
限られた時間の中で、次回訪問までに安心して過ごせるように整えることに責任を感じますが、その方のその時々の状況に合わせて、マネジメントできる面白さを感じています。病気や障がいを抱えていても、残された時間がわずかであっても、その人らしさを忘れずに生きていけるよう、大切なことは何かを一緒に考え、精一杯お手伝いできればと思っています。
また、身体の問題だけでなく、魂の苦しみを緩和することも、大切なこととして向き合っていきたいと思っています。
山口 睦(スタッフ看護師)
小児病棟で8年間働いていましたが、訪問看護に興味があり2015年の4月から訪問看護師として働き始めました。
病気を持ちながら自宅で過ごすということは、利用者の方やそのご家族にとってもとても不安で心配なことだらけというイメージでした。しかし、利用者の方々は様々なサービスを受けながら住み慣れた我が家で大切な家族と有意義に過ごされていました。その事に驚き、また、在宅で過ごす利用者の方々に毎日たくさんの元気とパワーを頂いています。
私も日々学び、住み慣れた自宅で有意義に過ごせるお手伝いをさせて頂きたいと思っております。宜しくお願い致します。
大出 寛子(スタッフ看護師)
病院で勤務していた時はよく、治療をがんばりながら「早く帰りたい。」「家で過ごしたい。」という声を患者様からお聞きしていました。在宅看護に携わるようになり、自分らしく、慣れ親しんだ場所や物、そして人々と過ごす素晴らしさを利用者様やご家族を通して日々実感しています。自宅に帰りたい、家で過ごしたいという思いは自然な気持ちですし、療養生活を送る上で私たちには沢山の選択肢があると思います。
楽しく、安全に、あるいは穏やかに、人によって求める日常生活は違いますが、不安なくご自宅で生活出来るようチームの一員として関わらせていただきたいと思っています。
宇田 ゆかり(スタッフ看護師)
私は、これまで急性期病院の救急外来、外科、緩和ケア病棟などで勤務してきました。救急外来では、突然病を患い不安を抱える方々を受け入れ、病棟では治療が一段落した方や最期の時間を自宅で過ごしたい方などの退院の支援を行ってきました。その中でいつかは自宅で過ごす方々の生活を支えることに携わりたいと思うようになり、訪問看護という選択をしました。これまでの経験も活かし、よりその人らしく生活をしていくことができるようお手伝いをしたいと思っています。
また、母を亡くした経験や自身の病気の経験からグリーフケアにも関心を持っており、上智大学でグリーフケアを学びました。グリーフとは、大切な人や大切なものなど亡くしたことからくる悲しみや苦しみ、辛さなどのことを言います。病気を患ったことで感じている辛さなど抱えている方々、大切な人を失った方など様々なグリーフを抱えている方たちに寄り添うことのできる看護師でありたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
高橋 尚巳(スタッフ看護師)
私は訪問看護師になりたくて、40歳過ぎてから看護師になりました。4年間病棟で働いた後、現在念願の訪問看護師として働いています。
病院は病気の知識や患者さんの急変など病棟では看護師が学ぶべき状況にたくさん直面します。そうした状況を経験することで看護師としての知識や判断力を学んでいくのだと思います。しかし、病棟ではたくさん患者さんを同時に看るため、処置以外のケアが十分にできなかったりじっくり話を聞く時間がなかったりします。
訪問看護は患者さんと1対1でじっくりと関わることができます。話を聞いたり清潔ケアをしたり、病棟でなかなかできなかった人と人との関わり、人の尊厳を尊重する関わりをすることができるのが訪問看護の魅力だと思います。
しかし、訪問の時間は短く、また、頻度もまちまちで、中には週に一回しかお会いすることができない患者さんもいらっしゃいます。そうした患者さんに次の訪問まで快適に過ごしていただくために、常に周到に準備し、やり忘れをしないようにしなければなりません。生活様式は人それぞれのため、患者さん一人一人の生活パターンやサポート体制、内服薬や食事、排泄の状況など患者さんを多面的に見て、足りないものがないかどうか気づく力が求められます。その気づきのためには患者さんを生い立ちや生活面からも見ていくことが必要です。私はまだまだ未熟ですので、毎日が自己研鑚です。
訪問看護ステーション芍薬の先輩たちはみなさんやさしく、いつでもアドバイスを下さいます。朝の打ち合わせの時間は笑いが絶えず楽しく情報交換したりアドバイスを頂戴しています。こうしたアドバイスを元に自分の足りないことを補いつつ、患者さんのことをより深く考えられるよう頑張っています。
訪問看護に足を踏み入れたばかりでドタバタの毎日ですが、患者さんひとりひとりがご自身の安心できる場所で、望む通りの生活を支えられる、今の生活に大きな意義とやりがいを感じています。
★ソーシャルワーカーをご存知ですか?
患者さま、ご家族さまが、病や障がいとともにありながら感じておられる、心とくらしに関わる困難さや不安の解決に向けてお手伝いする社会福祉の専門職です。在宅療養に関すること、医療費や生活費に関すること、学校、仕事、家事育児に関するご心配、その他療養生活に関するお困りごとについてご相談をお受けしています。学校、職場、地域の保健福祉関係機関、ボランティアの方々と協働しながら、よりよい療養環境をつくります。通常は病院に勤務していることが多いのですが、訪問看護ステーション芍薬のソーシャルワーカーは、在宅を拠点とし、患者さま、ご家族さまの思いを大切に伴走しながら、日々の生活の中での療養を支援させていただきます。
山村 朋子(社会福祉士)
私はこれまで総合病院のソーシャルワーカーとして働いていました。入院・通院される患者さま、ご家族さまの経済・心理・社会的な相談をうけていましたが、退院後在宅療養を希望される方の支援もその一つでした。ご家族が日中不在な方、お一人暮らしの方、終末期ケアが必要な方など、いろいろな状況の方々がいらっしゃいました。患者さまが希望される在宅療養を目指して、ご家族、友人、開業医、訪問看護師、ケアマネジャー、ヘルパーなど、患者さまを取り巻く方々と協働して支援をすすめてきました。退院時に患者さまを安心してお見送りすることができたのは、信頼できる地域の医療・保健・福祉の方々との出会いがあったからでした。そしていつか私もその仲間に入りたいとの思いが芽生えました。
今回多くの地域関係機関の中から、訪問看護ステーションを選んだのには、在宅ホスピスケアに携わりたいとの思いがあったからです。在宅療養はその人らしい暮らしを続けながらの療養を可能にします。その人らしい暮らしとは、病気や不自由さとの付き合いだけではなく、ご家族や身近な大切な方々との関わり、仕事や学校との関わり、何気ない日常の活動からこれまでやり残してきたことまで、その方の人生を生きることだと思っています。残りの時間に限りあることを意識せざるを得ない状況にある方々が、少しでもその人らしい暮らしを続けられるよう、お手伝いいたします。
また、在宅ホスピスケアでは、患者さまを身近で支えるご家族のケアも大切にしています。病気や療養に関する迷いや不安、介護の負担、大切な方を亡くされた後のグリーフについても共に考えていきたいと思っています。
皆様との出会いを楽しみにしています。
岩田 聡子(社会福祉士)
私はこれまで10年以上、IT系企業で技術者として働いてきました。そんな私がソーシャルワーカーを目指したのは、2012年に癌で他界した父の闘病中に出会った、医療ソーシャルワーカーの支援がきっかけでした。彼女は絶望の中にいる私が、最善の選択が出来るよう支えてくれました。私はこの時初めて、人は、人に話を聞いてもらうだけで救われることがあるのだということを実感し、私も彼女のように、絶望の中の人が最善の利益を得られるように支えられる人になりたいと考え、会社を退職し、ソーシャルワーカーになるべく福祉大学の門をたたきました。
父は素晴らしいホスピス病棟で、素晴らしい看護を受けました。その事実は、私たち家族のその後の心の安らぎとなり、私は自然、ホスピスでの支援に興味を持ちました。そこに株式会社GCIの「在宅ホスピス」訪問看護ステーションにおける「社会福祉士(ソーシャルワーカー)」の求人を見つけたのです。2015年2月のことです。私は『これは、出会いだ!』と感じ、すぐに連絡を取りました。しかし、実はその時の私は、3月の社会福祉士国家試験の結果待ちの状態で、正確には募集要項にある社会福祉士ではなかったのです。それでもGCIの幹部は、私の志望動機や在宅ホスピスへの想い、ソーシャルワーカーの使命についての持論を真剣に聞いてくださり、私を同志として迎える決断を下してくれました。このようなGCIには、理念を重んじる文化と、チャレンジを恐れない土壌があると、私は感じています。
現在私は、小児緩和ケアおよび終末期がん患者の尊厳を高めるケアである「ディグニティセラピー」の研究・実践業務を担っています。いずれも私の初心に則る業務です。この業務を誠心誠意全うして、ご利用者様やご家族の最善の利益を支えられるようになりたいと思っています。また、ご利用者様やご家族の支えとなる地域資源の開発も、ソーシャルワーカーの大切な使命だと考えています。訪問看護ステーション芍薬の看護師、ケアマネージャ、ボランティアコーディネータ、ソーシャルワーカーが連携し、ご利用者様が必要とする適切な制度や施設、ボランティアなどの地域資源とのつながりの創設が出来るよう、力を合わせていきたいと思います。
有坂 博子(ケアマネジャー)
私は12年間働いてきた居宅支援事業所を辞め、2017年2月からGCIケアリング芍薬でケアマネとして働かせていただいております。
これまで、ケアマネジャーとして介護の現場で働いてきましたが、利用者様はもとより、自分の親の介護に関しても、経験知だけではいい介護を実践して行くことはできないと実感しました。そこで、社会福祉士や精神保健福祉士の資格を取るために勉強し、その時の勉強を通して、基本を積み重ねていくことがケアマネジャーとしての資質を向上させる、ということを実感することができました。現在、社会事業大学の専門職大学院で学んでいますが、大学院では講義を通して知識を得ること以外に、高い志を持って学ぶ友達を得ることができたことも大きな収穫だったと思っています。
さて、芍薬に来て新鮮に感じることは、毎週月曜日朝の本社のミーティングです。ミーティングでは、社長から、これまで学んだことがなくビジネス世界のことだと思っていたリーダーシップの話があったり、マネジメントのことであったりして、難しいですが楽しみな時間です。
また、より根本的なところでは理念の素晴らしさに感銘を受けています。在宅ホスピス、緩和ケアの精神には心を揺さぶられました。さらに、実際にスタッフの一員になってみて、ここでは一人一人が、チームを作り上げていることが素晴らしいと感じています。
現在のところは、新しい利用者さん方のアセスメントなどに四苦八苦していますが、私はアセスメントこそケアマネの中心的な仕事だと思っています。アセスメントでは問題を言語化し、利用者さんに寄り添いながら、それぞれの方に適した介護をしていきたいと思います。私は、そこに介護の喜びがあると感じています。
友野 ひとみ(マネジメント・アシスタント)
私は、社会人になった直後は、まず一般事業会社で主な事務領域(経理・総務・労務)を全てカバーする形で、10年間に亘って仕事をしてきました。訪問看護ステーション芍薬青葉の母体組織である株式会社GCIに入職した直後も、これらの一般事務をまず任され、その後ステーション事務を任されるようになりました。最初は医療・介護業界の制度や仕組みが分からずチンプンカンプンでしたが、本部ではこの領域に長けた先輩方がいらっしゃるので、何でも教えて頂け、充分にマスターすることができました。
現在は、当業務に加え、病院でのドクターズ・クラークのように、看護師さんの秘書として日々の看護記録記入のお手伝いや報告書作成のお手伝いをしています。これは、組織の方針である“看護師でなくてもできることは全てマネジメント部が行う"という経営方針を実践する試験的・革新的な取り組みです。
株式会社GCIでは、プロの職業人として皆で一緒に学び成長し続けよう、という雰囲気があり、入職当初は内部研修で英語を学んでいました。日々新しいことにチャレンジする毎日ですが、これまで様々な仕事をマスターしてきた経験を活かしながら、さらに新しいことにチャレンジできる環境で楽しく働いています。
高橋 友紀(マネジメント・アシスタント)
私が訪問看護ステーション芍薬/芍薬青葉で働いてみたいと思ったのは、ご利用者様とご家族様、そして職員にも寄り添っている組織だと感じたからです。実際に働いてみて感じたのは、「寄り添う」ということがいかに難しいか、日々考えさせられるということです。様々なバックグラウンドの方々が一緒に働くこの職場で、時には軋轢が起きたり、傷つく同僚を目にすることが少なくありません。
そんな中、訪問看護ステーション芍薬/芍薬青葉は、自分がこれまで職業人として歩んできた中で大切にしてきたことが活かせる組織だということにも最近気づきました。例えば、組織理念としてリーダーシップとチームワークを大切にしている組織なので、スタッフである私にも、何事も自分事として取り組むことが求められます。前任者から引継を受けた通りに業務をこなしていれば良いのではなく、何故これをするのか、逆に何故これをしないのか、と常に自分の頭で考え、現状に甘んじることなく、常に改善していく姿勢が求められます。また、職人一家で育った私は、「全ての人から好かれなくても良い」と幼少の頃から教えられてきましたが、リーダーシップとは時には人から嫌われながらも、理念を追求していくことなのだということにも最近気づきました。
入職した際には契約社員でしたが、入職後1年が経過し正社員となりました。AI時代が本格到来した暁には、事務職の仕事のほとんどがなくなると予想されています。そんな時代にも通用する事務職員のプロとして成長したいので、訪問看護師が働きやすくなるような黒子の存在としての仕事をしながらも、自分の頭でしっかりと考えつつ組織理念を遂行する、リーダーシップを発揮していきたいと思っています。
宮岡 美穂子(マネジメント・アシスタント)
以前、介護スタッフとしてデイサービスで働いていた私は、ご利用者様に心身ともに寄り添うコミュニケーションを模索しながら働いていました。そして10か月前、理念には共感できるものの、医療従事者ではない私が、訪問看護事業所で具体的にどんな貢献ができるのか見当が付かない状態で入職しました。現在ステーション事務を担当しています。一言でいうと看護師さんたちがより良い看護にあたるためのお手伝いです。看護師でなければできないこと以外で何ができるのか、それがご利用者様のより良い看護を受けることに繋がっているか、ひいては社会貢献に繋がっているか、会社の利益を損ねることでないか、を意識しながら業務にあたっています。
事務仕事をただの流れ作業ではなく、会社の理念に沿う形で前向きに模索できるようになったのは1週間に1度行われる社内ミーティングでマネジメントとリーダーシップ、チームワークを討論型で本部マネジメントスタッフ全員で学んできたからだと思います。
担当業務を丸ごと任され、自分に任された業務全体を自分自身でマネジメントする難しさを日々感じながら業務にあたっています。ミーティングで意見を交わしあった仲間と失敗を振り返り、打開策を検討しあいながら行う日々の業務には達成感を感じ、年齢関係なく成長の機会を得ているように思います。
これからも、チームワークを意識し、リーダーシップを発揮できるよう、やるべきことを模索し続けていきたいです。

職場の雰囲気

訪問看護ステーションは小さな組織である為、病院に比較して管理者の影響により職場の雰囲気が決定づけられると言われています。訪問看護ステーション芍薬の管理者は、当社の教育部の部長を兼任しており、非常に教育熱心です。また、管理の基本方針がスタッフの個性や自発的モチベーションを重視するボトムアップ/民主的管理手法の重視です。
この為、職場では各スタッフ看護師に自由な発言や提案が奨励され、スタッフ同士でケースの相談をしあったり、職場改善案やボランティアや勉強会の提案が出されています。

どんな人が活躍しているか

ホスピス緩和ケアを実践したいという動機で入職した看護師で大半が占められています。緩和ケア病棟での勤務経験者も半数近くになっています。これと関連し、弊社への入職前からご自身なりにホスピス緩和ケアを追求してきた看護師が少なくありません。
例えば、緩和ケア認定看護師やがん看護専門看護師、リンパ浮腫セラピストの資格を取得したり、ELNEC-Jを受講したりしてきました。また、上智大学グリーフケア研究所のコースを受講したり、臨床仏教師の資格を取得した看護師も在籍しております。このように、ひとつの道を究めたり、自己研鑽を重ねている看護師と仕事が出来る為、弊社を選択した理由の中には、弊社であれば「勉強できる」という期待もあるようです。

ソーシャルワーカーは米国の大学院でソーシャルワーカーとしての資格を取得し、都内の病院で20年以上に渡って実践を積み重ねてきました。当ソーシャルワーカーに加え、事務スタッフは英語に堪能で、英語が必要なケースに対応したり、ホスピス緩和ケア関連の書籍の翻訳に挑戦したり、内部で英会話教室を開催したりしています。

スキルアップ・教育制度

入職前に訪問看護の経験が全くなかった看護師は、日本訪問看護財団が開催しているe-learningを受講することができます。また、同様にELNEC-Jを受講していない看護師に対しては、業務として受講して頂きます。
これら最低限の研修を受講した後、組織への貢献度が高い看護師から優先的に、「SPACE-N」(日本ホスピス緩和ケア協会主催)、「看護に活かせるスピリチュアルケアセミナー」(京都大学大学院医学研究科主催)を受講して頂きます。これらは全て、「業務命令研修」として受講料の他交通費も組織から全額支給されます。地域の医療機関や医師会や地域ケアプラザが主催する短時間の講習会には、管理者と相談しながら、受講料の半額が組織から支給される「自己研鑽」としての研修会に参加したり、内部的に開催するリーダーシップ/チームワークをテーマとした研修会に参加することができます。

組織体制としては、教育部が存在し、教育担当看護師が各スタッフ看護師の能力とご本人のやる気を見極めながら、教育・スキルアップニーズに応えていく、という方策を採用しています。教育部から各スタッフ看護師にお勧めの研修会や、ケース発表の機会を紹介し、挑戦したいスタッフ看護師は、管理者と相談しながら勤務日程の調整をしたり管理者からのサポートを受けながらスキルアップに努めています。

日々の訪問看護の実践もスキルアップのチャンスに溢れています。弊社はホスピス緩和ケアに特化している他、ソーシャルワーカーが在籍している為、難しいケースを受けることも多い一方で、看護師の自律性や提案を重視する組織風土である為、スタッフ看護師が率先して自分が担当するケースを希望することができます。管理者のサポートを受けながら、難しいケースの担当もすることで、継続的スキルアップが図れます。

この店舗が募集している求人一覧

従業員情報

従業員の人数

11

雇用形態
※施設情報の一部は、2023年03月31日時点の介護サービス情報公表システム等に基づき作成しています。

入居者・利用者情報

入居者・利用者の男女比

59%

41%

定員に対する
入居者・利用者の割合

59%

定員:

100

入居者・利用者:

59

職員1人あたりの
入居者・利用者数

5.4

※施設情報の一部は、2023年03月31日時点の介護サービス情報公表システム等に基づき作成しています。

ブランド情報

ブランド名
株式会社GCI

企業情報

株式会社GCI