「you are what you eat~あなたの身体はあなたが食べるものでできている」という言葉を聞いたことのある方は多いはず。
だからこそ、添加物や農薬なんかは避けたいし、ちゃんとした食物を美味しくいただくことで元気で健康で美しくいたいと普通に誰もが思います。
そんなこんなで、食材選びは化学肥料や農薬を使っていないものを選ぶことが大切だし、健康な食生活にとっては基本中の基本です。
結果、「有機栽培」とかかれた野菜や「オーガニック」と書かれた食品などをあえてセレクトするんですが、どうもこれも”絶対”ではないようです。
現代人は、今までの人類の歴史の中でも、もっとも豊かな時代を生きています。食生活にいたっては、身体が消化しきれずに悲鳴をあげるほどの豊富さです。消化、排泄のサイクルがうまくいかないために、身体の外に不要なものを出すことを常に意識しなくてはならなくなりました。
現代人にとって、健康の鍵が”デトックス”にあるというのもうなづけます。
さてこの有機栽培、確かに化学肥料や農薬などは使用していないのですが、有機質の肥料は使っています。栄養たっぷりな食材といえます。一方、自然のサイクルと環境に育てられる「自然栽培」の野菜や果物があります。まさに天と大地の恵みです。
自然が育てる食材ですから、自然環境が整わなければ実らないし、そういった環境を整えること自体、今という時代では、とても難しい。
耕さず、肥料も農薬も使わず、除草もしない「自然農法」。
日本の自然農法の大家は、日本だけでなく、中国、インド、アフリカ、アメリカなどにこの農法を広めた福岡正信氏です。砂漠の緑化にもその功績を残した自然農法の要は、なんと粘土でつくったお団子でした。
粘土とたくさんの種類の種を混ぜて練り、小さくまるめて3~4日ほど乾燥させてできあがる粘土団子。
粘土で覆われた種子は、鳥や虫に食べられることなく、乾燥することもありません。球形なので割れにくく、地面との接点が朝晩の気温差による結露で発根するという仕組みです。
こうやって水遣りも肥料もあたえずに、砂漠が緑化していくそうです。
ここでもクレイ/粘土が大活躍だったのか! と思ってしまうわけですが、真の豊かさを実感できる未来を創造するために「オーガニックからナチュラルへ」がこれからの時代の重要なキーワードのような気がしています。
ということで、ほぼ完全ほったらかしの我が家のナチュラルガーデン。なかなか元気に育っていてくれて、日々の食卓にもちょくちょく登場中。
まずは出来るところから、オーガニック、そしてナチュラルへとシフトしていけたら素敵かな♪
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