2015/05/22
ある機関の調査によると、「子どもの頃になりたかった職業に就けて、現在も就いている人」は全体の10.2%だそうです。
現在美容業界で働いている人のうち「高校卒業後、美容専門学校に入学。卒業後、すぐサロンに就職……」なんて人はごく稀なのかもしれません。
では実際、みなさんはどういった経緯でこの業界で働くことになったのでしょう。現在業界で働く方々に、転職遍歴をお伺いしました。
【Sogno（エステティシャン） 簗田加代子さん】
転職したのは30代前半の時です。
以前はOLでした。でもその時、ストレスで体を壊してしまったんです。「病気になる前に防ぐことができたら」と思い、リラクゼーションの勉強をしたいと感じました。職業訓練校で紹介された３か月アロマスクールに通って勉強しましたよ。
【ほねつぎ鍼灸接骨院（柔道整復師） 井康人さん】
サッカーの社会人チームに入っていたんです。
そのチームに柔道整復師の仕事をしている人が既にいて、彼が怪我した人の処置をその場でしていたんです。すごく興味がわいて、思い切って柔道整復師の学校に通いました。
【amuser ravie（美容師） 伊勢亜由美さん】
OLとして働いている時に美容師に興味を持ちました。
美容師に興味を持ち始めてからも２年間OLを続けました。２年経って冷めるような気持ちなら、所詮その程度なんだろうと思って。ところが２年経って、更に気持ちが強くなっていたので転職を決めました。
【Merlin（リフレクソロジスト） 石畑麻里子さん】
以前は外資系企業に勤めていました。
しかし「この仕事は私じゃなくてもできる」と感じて辞めてしまいました。元々好きだったアロマやリフレをするために学校に通い、無謀にも検定試験が終わってすぐ開業しました。
【マッサージ整体院なごみ（院長） 伊澤宜久さん】
この仕事の前は、芸能事務所のマネージャーをしていました。
マネージャーにもいろいろありますが、僕はお客様を喜ばせるアーティストを陰で支える仕事をしていました。そんな中、自分が思ったやり方で自分自身が発信して、人に喜んでもらえることをやりたくなったんです。
今まで働いていた環境を捨てて、新しい世界へ転職するというのはかなりの勇気が必要ですよね。しかし、ここに登場してくださったみなさんはその勇気を振り絞って、夢を叶えられた方ばかりです。 現在転職を迷っているみなさん。彼らのお話は、あなたが一歩踏み出す勇気の材料になりましたか？
