一度離れてわかる、現状の幸せ。だから、離れてみるのもいいんじゃない？

2014/10/23

前田涼子さん「Horte + n スタイリスト」

大阪ベルェベル美容専門学校卒業。

血液型：Ｂ型

趣味：旅行・映画

得意スタイル：ナチュラル

英語での応対もOKですよ♪

忙しい母のために選んだ美容師の道

私の母は忙しく、あまり美容室に行かない人でした。もし美容師になったら、私が母をキレイにしてあげられるというのは、中学生の時から思っていました。当時から友達の髪の毛を切ってあげていて、今見たらめちゃくちゃだったと思うんですが、友達は満足していました（笑）。美容師になることに対し、家族や知人は「手に職をつけることは強みになる」ということで、賛成してくれました。

厳しい学校だったから、今の私があります

私が入った美容専門学校は、すごく厳しかったんです。挨拶はもちろん、風邪のために休むと学校に電話をしたら、「働きだしてお客さんの予約が入っていたらそんな事では休めないんだから、とりあえず学校に来なさい」って。でも、厳しい学校に行って、厳しい先生に教えてもらったから厳しい国家試験に合格できたと……厳しい学校で良かったと思っています。

辞めるなら、スタイリストになってから！

最初に働いたサロンは、辛かったですね。特に１年目は掃除や洗濯ばかりで、美容に関する事ができません。それなのに毎日怒られるし、手荒れもする、ご飯を食べられない。泣きそうにもなりましたが、辞めたいとは思いませんでした。厳しい学校を卒業して免許を取って、辞めてしまったらこれまでの意味がありませんから、「辞めるならスタイリストになってから！」って思っていました。

27歳、美容師を辞めることにしました

スタイリストになった後、環境を変えるために横浜のサロンに転職しました。ですが、そこも辞めてしまい……27歳の時、美容師を辞めることにしました。全く違うことをしたくなり、海外での生活を始めたんです。が、色々あって日本で住まざるを得ない状況になったんです。日本で結婚式のスタッフなど、いろんなアルバイトをしましたが、どれも美容師ほどの充実感は得られませんでした。

もう、プレッシャーはありません

充足生活を送るために、現在のサロンに就職しました。プライベートの時間を大切にしてもらえるので、ありがたいです。海外に行く前は、美容師という仕事に常にプレッシャーを感じていて、美容師が楽しくない気がしたんです。でも、今は楽しいです♪　今となっては海外に行ったことは良かったと思っています。今のお店はすごく気に入っているので、もし結婚しても働き続けたいです。