後悔しないように、迷ったらとりあえずやってみること。

2015/05/08

赤見知穂さん「C＆K nail 店長ネイリスト」

血液型：Ｏ型

趣　味：タヒチアンダンス、アクセサリー作り

美容師として勤務するなか、ネイルと出会い、ネイリストへ転向。兄とともにネイルサロンを開業。筆で細かいモチーフを書くのが得意。

美容師からネイリストへ転向

念願の美容師になったんですが、サロンでネイルを教えていただくうちにネイルの魅力にハマって、スクールでしっかり勉強したいと思ったんです。親には「本当にやりたいのか?!　今後どうしたいんだ」って言われました。その時、自分のお店が持てたらと話したら、美容師をしている兄と将来のイメージが一致して。未来の姿が見えたことで、ネイリストへの転向を決心しました。

心折れそうな半年間……

スクールに行っても、それは技術を知っただけ。本当の勉強はサロンに入ってからです。お客さまからのクレームや、半年間は心折れることも多くて辞めようと思ったことも。でも、お客さまのおっしゃることはもっともなんです。自分の未熟な技術と、お客さまの希望とのズレ……。店長から「器用だからきっと出来るようになる」と声をかけていただいて、その言葉だけを救いに頑張りました。

一緒に喜びあえる仕事

ネイルってお客さまと一緒に考える部分がとても多いんです。今月はどんなデザインにしようかって。お客さまもこうしたいという希望があって、それを叶える引き出しをネイリストは求められています。出来あがってお客さまが感動してくださる瞬間って本当に嬉しいんですよ。自分が作ったネイルを見て、お客さまが毎日幸せな気持ちになってくれるって、こんな素敵な仕事、ないですよね。

兄と一緒に独立・経営へ

開業は６年前、兄と一緒にサロンを立ち上げました。ネイリストになろうと決めたときから、その先には独立という目標があったんです。今後は、サロンワーク以外に、セミナーや講習もしていきたいですね。そのために認定講師の資格をとる予定。技術はもちろんですが、いろんな方に出会っても恥ずかしくないよう、人見知りも克服して、自分の内面を磨いていきたいんです。

人生は一度きりだから

実は今年、結婚したんです。これからは主婦という役割も増えるし、子どもも産みたいので、スタッフを増やしていいペースを保って仕事をしたいですね。美容師からネイリストへ仕事を変えるって、迷いもありましたが、やってよかったって思います。結局、やってみないと何もわからないんですよね。想像だけでは前に進まない。人生は一度きり、迷ったらやってみることも必要だと思います。