仕事とプライベートを両立させるには、「仕事にハマること」

1984年生まれ

大手エステ会社から、ブライダル専門エステ「ワヤンサラ」へ転職。

銀座店責任者を経て、今年４月チーフとして横浜店を任される。

順風満帆に見えるが、プライベートと仕事のメリハリに悩んだ時期も…。

エステの世界に入ることに父親は反対していたんです。当時はエステに対して偏見があって。だからというわけではないですが、大きな会社ならば安心と考えて大手エステ会社に就職しました。

でも役職があがるにしたがって、お客様目線ではない会社の姿勢が見えてきて……。自分がどういう気持ちで働いていくのか、エステの仕事でなにをしたいのか、突然、イメージが持てなくなったんです。

人生の転機と言われれば迷わず、今の会社への転職ですね。とにかく学びたいという気持ちが強かったから、ブライダルに特化したエステの存在を知ってワクワク！　就職して感じたことは、スタッフがみんな仕事への強い思いを持っているということ。自分がしたいこと、してあげたいことがある。そして大手では教えられなかった接客の細かい部分まで、ここで初めて学んだんです。

仕事が好きでも、プライベートも忙しいのが20代！　当時、私も恋人とのケンカで仕事場でも不機嫌な顔になったり、気持ちを出して仕事に影響がでてしまうこともありました。そんな時、社長が「仕事にハマりなさい」って言っていたんです。ハマるという意味がわからないし、どうしたらハマれるのかもわからない。仕事だけにはまることに抵抗も葛藤もありました。

チャンスってあると思うんですが、私の場合は銀座店を任されたこと。でも責任者だけど、銀座店を知っているのは働いているスタッフたち。教えてもらうという姿勢で飛び込んで、みんなで試行錯誤して、一年で売上を大幅にアップさせたんです。自信と責任とやりがいの中で、気付いたら‘仕事にハマって’いて（笑）。自然とプライベートと仕事がちゃんと両立できているのを感じています。

いろんな壁にぶち当って、悩む時も落ち込む時もあったんですけど「自分がぶち当る壁は絶対に乗り越えられる壁」って社長に言われました。ブライダルエステによって「エステのイメージが変った」「挙式が楽しみになった」とお客様が笑顔になってくださるんです。いろいろあっても壁を乗り越えられる一番の原動力は、エステという仕事に自分自身が誇りを持てたことです。

スタッフとの写真：
横浜店立ち上げは2014年4月。毎日笑顔を大切にしています！

仕事ツール＆息抜き：
仕事中も大好きなキティちゃんグッズに囲まれて癒されています。