自分は何が好きなんだろうってとことん探す時間も必要です。

キャリアアップウーマン

細川琴未 さん「Supreme(シュープリーム) オーナー」

細川琴未 さん

20代前半は自分の道を探し転職を重ね、26歳でネイリストという職業に出会う。

ワールドエアブラシコンペティショングランドチャンピオン他多数の受賞歴。1974年生まれ。

転職時代の損失は一千万!?

高校卒業後デザイン学校に入学したんですが、仕事の幅を広げたいと思い、メイク科からファッションデザイン科へ学科変更したんです。ここから始まったのかな、私の転職人生(笑)。卒業後は化粧品宣伝ナレーター、カメラアシスタント、化粧品会社エステ部門で就職するもすぐに異動願いを出し化粧品販売部門へ、等々。転職を繰り返していた6年間の損失はきっと1千万円以上になりますね。

やりたいと思う仕事がみつからない日々に、もがくもがく!

仕事がしたくないわけじゃないですから、いろんな仕事に手あたり次第応募していたことも。 例えば絵が好きだからイラストレーターの仕事もしたんですが、会社の期待していたスキルに到達できないかなと、話し合って辞めたことも。向こう見ずというか、無鉄砲というか。やりたい仕事のイメージが漠然としていて、その上、妥協ができない……そんな時期があったんですよね。

人と同じようにできないのはなぜだろう

仕事が続かない時期は人と違う事に悩みました。自分はどうして人と同じようにできないのかって。何がしたいかわからないという状態は自分でも辛いんです。朝起きたらすぐに就職情報誌に目を通す日々。でも、のんきな話なんですが、そんななか「私は何が好きなんだろう」って毎日考えていたんです。だから少しでも興味のあるものが見つかったら、とりあえず足を運んでいました。

単純なほめ言葉から人生が動き始めた!

ある時、友達にネイルをしてあげていたんですが、「本当に上手ね、プロになればいいのに」って言われたんです。当時はネイリストという仕事があることを知らなくて。それから少ししてネイリストを募集していると教えられて。単純なほめ言葉から、人生がじわっと前進したのを感じました。これまで納得のいかないと辞めてしまっていた私が、ネイルの仕事は何があっても続けられたんです!

今、仕事を探している人へ

ネイリストはダイレクトにお客様に喜んでもらえて、その上きれいなものに囲まれて純粋に自分が嬉しい仕事なんです。今はネイルだけでなく、アクセサリーの制作もはじめて、海外展開を考えているところです。転職を繰り返していた時間は回り道にみえるけど私には必要な経験でした。人より遅いとか、まわりと違っても大丈夫です。すべての経験がつながる日がきっときます!

細川琴未 さんの日常

ジョブズ

スティーブ・ジョブズスタンフォード大学卒業スピーチ。:
今悩んでいる人なら共感できると思います。

癒しのCD

癒しのCD:
セラピーサウンド開発者の林寛政氏のCD。優しい音楽は頑張ってい る人程心に効きます。

SALON INFO

Nail & Beauty Supreme(シュープリーム)

Supreme(シュープリーム)

雑誌で話題のネイル&ビューティーSupreme。店内の壁一面にはアートチップ・チップ200種・カラージェル178種の豊富なサンプルがあります。
ネイルコンペティション優勝など、高いプロ意識を持つスタッフの上質な技術を実感してみてください。
http://supreme-nail.com/

キャリアアップウーマンのバックナンバーはこちら

神田道子さん

風通しがよく、働きやすい職場だから、ここでずっと続けていきたいと思うんです。

最初の美容室は大型店で、6年間と長かったので、自分の引き出しを増やすために他の美容室を見てみようと転職しました。ここは規模が小さな個人サロンですが、働く体制がきちんとしていて、提案も出しやすいので、お店づくりに参加できるんです。リニューアルの時は内装や設計などにも関われて、すごく良い機会になりました。おしゃれなお客様が多い吉祥寺の街も気に入っています。

2015/07/10

中山絵美さん

忙しい子育ての中でも、みんなの協力で自分のペースで仕事ができています!

私は、自分の爪が小さいのがずっとコンプレックスでした。ですが、社会人になってネイルサロンでスカルプチャを付けてもらった時、その技術にすごく感動して、「自分でもやってみたい!」と思ったんです。そこで最初は、会社で働きながら夜間のネイルスクールに通いました。1年ほどしてスクール系列のサロンに転職し、その半年後にネイルスクールを卒業。その後、別のサロンに移りました。

2015/07/03

隈本奈緒美さん

スクールの仲間、サロンのスタッフ、みんな私にとって大事な人たちです。

中学生のころから脚のむくみに悩んでいて、足つぼに興味がありました。でも、宮崎はのんびりしているのか、当時はリラクゼーションサロンがありませんでした(笑)。短大卒業後は一般企業に入社したのですが、3カ月ぐらいでやっぱり違うと思い、東京でリフレクソロジーを勉強することに決めました。いくつかのサロンで経験を積んだ後、お給料の安定しているこのサロンに入りました。

2015/05/29

赤見知穂さん

後悔しないように、迷ったらとりあえずやってみること。

念願の美容師になったんですが、サロンでネイルを教えていただくうちにネイルの魅力にハマって、スクールでしっかり勉強したいと思ったんです。親には「本当にやりたいのか?! 今後どうしたいんだ」って言われました。その時、自分のお店が持てたらと話したら、美容師をしている兄と将来のイメージが一致して。未来の姿が見えたことで、ネイリストへの転向を決心しました。

2015/05/08

高橋奈津子さん

フリーター卒業から3年でオーナーに! 可能性の扉は自分で開けられます

高橋奈津子 さん 「バーン・ハナ フォレオ大津一里山店 オーナー店長」 出身地:神奈川県 血液型:A型 高校卒業後、飲食業などでウエイトレスやコンビニのレジ打ちなどフリーター生活7年。3年前、セラピストという仕事に出会い […]

2015/04/30

青木さやかさん

美容が好きだから、これからも美容から離れません

原宿の美容院で8年間美容師をしていました。女性として結婚や出産を考える年齢になると、美容師という職業がかなりハードになってきて、転職を考えるようになりました。美容院では職場環境にも恵まれ、副店長という役職も任されておりました。第一に美容師という職業が大好きだったので、転職にはかなりの迷いがありましたが、新しいことに挑戦したいという思いが強く、転職を決めました。

2015/03/19

職種別の記事まとめ

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