「デジタル大辞泉」によると
アット-ホーム(at home)[形動]自分の家にいるようにくつろげるさま。家庭的。
と、あります。
ということは、求人広告内に「アットホーム」と記載している企業は「お客さん、もしくは従業員が、自分の家にいるようにくつろげる」という意味なのでしょう。
しかし、当然のことながら、これらは求人広告です。お客さんや患者さんにとって「アットホームである」ことを売りにしているとは考えにくいので、これらの「アットホーム」とは、従業員にとって「アットホームである」と定義した上で、「リジョブでアットホームとは〇〇ということだ!」と決定すべく調査しました。
ちなみに、大きいサロンだと「自分の家にいるような」という印象は与えづらいかと思うので、どちらかと言うと「アットホーム」は「小さなサロン(個人サロン)」がほとんどであろうと予想できます。
リジョブに掲載の求人広告のうち、「注目ポイント」の「アットホーム」にチェックマークが入っている広告を無作為に選びます。
その広告の「メッセージ欄」に書いてある「○○で、アットホームなサロンです♪」や「アットホームなサロン! だから○○なんです」の「○○」部分を書きだしていきます(※「〇〇」と「アットホーム」が関連しない表現のサロンは対象外としました)。
それを100社選んで、「リジョブではアットホームとは○○である!」と、決定します!
さて、その前に。一瞬話題に上げました「アットホームのほとんどは個人サロン」と予想した件ですが、意外な結果が出てしまいました。
下のグラフ「『アットホーム』な企業の規模割合」をご覧ください。
100社中53社が複数店舗を経営しているサロンという結果になりました。流石に店舗の大きさまでは調べきることができませんでしたので、「個人サロン ≠ 小さいサロン」であるということをご理解の上で参考にしてみてください。
さて、いよいよ本題です。「アットホーム」に関連する言葉ランキングをご覧ください。
2位の「お客様との距離が近い」というのは「お客様とスタッフが家族のような関係」、6位の「リピート率が高い」というのは、「同じお客さんが何度も来てくれるから、家族の様に仲良し」なのでしょうね。
7位以下の少数意見としては、「隠れ家的」や「あたたかな雰囲気」などがありました。
そして、半数以上の求人広告が記載している「スタッフが仲良し」が、2位以下を大きく引き離しての1位でした。きっと「スタッフ同士が家族の様に仲が良い」という意味なのでしょう。
よって、リジョブでの「アットホーム」は「スタッフが仲良し!」であるとします!
今後、リジョブ求人広告に「アットホーム」と掲載されていたら、「このサロンは56%の確率で、スタッフ同士が家族の様に接しているサロンだ」と思っていただき、今後の求職活動のお役立てください。
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