『地元に恩返しをしたい』それが美容師としての始まりです

オーナーズセオリー

各業界で活躍されているオーナーがいかにして現在のポジションを手に入れたのかリジョブ注目のサロンオーナーをゲストにお迎えしてオーナーまでの道のりを語っていただきました。

Profile 松浦 慎剛さん

松浦慎剛さん

「LUMIE」 代表

出身地:神奈川県

血液型:A型

趣味:料理、ガーデニング

座右の銘:「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」

なぜ、オーナーになろうと思ったのですか?

松浦慎剛さん

青山の大手美容室で10年ほど経験を積み、副店長を務めていた時、当時の店長と「新しいものを発信したい」と、新しい美容室を立ち上げました。それから5年後、おととし7月に地元に戻ってLUMIEを開業しました。美容学校に通っていた時から、自分の技術を磨いて、いつか地元に恩返ししたいと考えていたからです。地元にすてきな人たちを増やしたいなって思うんです。

オーナーになって、苦労したことを教えてください。

ハサミ

最初はスタッフの教育に苦労をしました。なんで出来ないんだろうと……。それは自分自身に対しても、です。出来て当たり前だとスタッフに求めすぎていました。ここは青山で働いていた時とは状況が違います。それに気づいてからは、指導する時に相手の目線に立って考えるようになりました。うち独自の教育制度がなければ、スタッフはついてきてくれないんです。そのマニュアル作りも苦労したひとつですね。

オーナーになって、変わった人生観はありますか?

松浦慎剛さん

以前は自分のことだけを考えていましたが、オーナーになってからは、スタッフとその家族を幸せにする使命があると気づきました。感謝の気持ちを伝える。スタッフの様子を見て声をかける。このような交流を積み重ね、スタッフのモチベーションを上げて、働きやすい環境づくりをしています。

どんな人と一緒に仕事をしたいですか?

柔軟性のある人です。例えば1つのヘアスタイルでも切り方はさまざまです。それをスポンジのように吸収できる人と働きたいです。そうするうちに、アシスタントが立派なスタイリストになり、スタイリストがトップスタイリストに成長してくれたら……と願っています。

今後の夢や展望を教えてください。

スタッフ

まず地元・神奈川全域に店舗を広げていきたいです。将来的には、海外展開も視野に入れています。もうひとつは自分自身の夢ですが、やはり地元に貢献するために戻ってきたからには、地域の活性化に先陣を切っていけるような、そんな存在になりたいですね。


実は祖父は刀の研ぎ師、親は料理人という手に職を持つ家系の松浦さん。「私も結局、刃物を使う仕事に就きました」と笑う声がとても印象的でした。髪のダメージを極限まで少なくするために、ハサミの切れ味には特にこだわっているのだそうです。

Salon Data

LUMIE

LUMIE

JR南武線中野島駅から徒歩1分。内面から光を与える存在でいたいという思いから、LUMIE(フランス語で「光を与える存在」)と名付けられました。確かな技術とサービスはもちろんのこと、オリジナルの「プレミアムトリートメント」は、1ヶ月以上、髪のツヤが長持ちするだけでなく、アロマの香りで心も癒やされます。

求人案件はコチラ

インタビューのバックナンバーはこちら

若井裕史さん

仲間になってほしいのは、ビジョンをもって働いてくれる人です。

各業界で活躍されているオーナーがいかにして現在のポジションを手に入れたのかリジョブ注目のサロンオーナーをゲストにお迎えしてオーナーまでの道のりを語っていただきました。

2015/11/12

高橋直樹さん

サロンをつくるには自分だけでは足りない。みんなの力が必要なんです

親が理容室をしていた影響で高校時代に理容師免許を取得、卒業後は理容室で働きながら美容師免許を取得して、美容室での経験も経て独立をしました。最初の理容室の就職面接で『夢と志』というテーマの作文を書くよう言われ、それまで何となく考えていたことを、自分なりにしっかり文字にする機会を得ました。

2015/07/22

お客様との会話を通して、日々、自分の知識が広がるのを感じています。

子供を送り出してから出勤するまでの1時間、コーヒーを飲みながら新聞を読んで、ゆっくり過ごして気力を充電します。新聞を読んでいると、お客様との会話につながる情報も集まるんです。

2015/07/15

山本真理奈さん

癒しの時間を提供するために、まず自分自身の心と体を磨いています

「美養茶」という、お腹の調子が良くなるデトックスのお茶を毎日飲んでいます。体の中の水分をきれいにしてくれるんです。一日中、お水の代わりにこれを飲んでいます。

2015/07/08

実力派貧困セラピストを救え!  最終章「じゃあねー♪」

未だに、涼花の正体が貧困セラピストだということは酒居にはバレていない。そしてバレる様子もない。偽インタビューは滞りなく進んでいた。涼花が質問をする、酒居が答える。このルーティーンとも言える流れが、涼花の油断を誘っていた。

2015/06/27

セラピストを救え

実力派貧困セラピストを救え!  第三章「タイムリミットは30分」

「涼花がライターではない」ということを、酒居が気付いた時点で逃げないといけない。涼花は脇のカバンをしっかり掴み、さりげなく酒居の電話の声に耳を傾けた。

2015/06/26

職種別の記事まとめ

人気のキーワード