お客さんと長くお付き合いして最後まで責任を持ちたいです

オーナーズセオリー

各業界で活躍されているオーナーがいかにして現在のポジションを手に入れたのかリジョブ注目のサロンオーナーをゲストにお迎えしてオーナーまでの道のりを語っていただきました。

Profile 河野 尚史さん

河野尚史さん

zilch 代表

出身地:大阪府

血液型:O型

趣味:スキューバダイビング

なぜ、オーナーになろうと思ったのですか?

河野尚史さん

高校卒業後、営業の仕事をしていたのですが、正直刺激を感じませんでした。「物づくりをしたい」と思って19歳で美容室に入り、通信で勉強しました。働きだして感じたことは「美容師は歳を取ってもできる仕事ではない」ということです。どの美容室に行っても若い子ばかりです。 しかもまだ、社会保険などの福利厚生が杜撰な時期でした。今後が不安になり、歳を取っても働ける、不安なくお客さんに集中できる環境を作りたいと思い独立しました。

オーナーになって、苦労したことを教えてください。

ハサミ

オープンすると、お客さんは来てくれると思っていました。チラシを配れば、売上目標を達成できると思っていました。オープンして1、2か月たった時、「こんなはずじゃなかった」って思いました(笑)。このままではダメだと思い、スタッフ全員で頑張った結果、なんとかお客さんが増えてきました。お客さんが来なかった時期を経験したからこそ、お店にいらっしゃった一人一人のお客さんを大切にもてなすことができるのだと思います。

オーナーになって、変わった人生観はありますか?

河野尚史さん

若い時は何でも自分一人でできると思っていましたが、独立してからは周りの方々の力に助けられていることに気付きました。現在のスタッフの内、1人はオープニングからです。女性スタッフなので、お店のつくりや私が見えない隅々までを見て、言ってくれます。いい人に来てもらいましたよ。

どんな人と一緒に仕事をしたいですか?

人間力が高い人です。例えば思いやりとか、笑顔とか、挨拶とか……技術は練習すれば済む話なので。面接である程度の人となりは、分かります。でも10段階で、10の全てを兼ね備えている人なんていません。5くらいでいいんですよ。私たちが、8ぐらいまでは持ち上げて行きますから。

今後の夢や展望を教えてください。

スタッフ

オリジナルのブランド作りです。シャンプーとトリートメントを作りました。美容室に行くのは少ない人だと年4回くらいです。残りの361日のご自宅でのお手入れが重要です。お客さんと長くお付き合いをして最後まで責任を持ちたいと思っているので、これからもオリジナルブランドに力を入れていきます。


「刺激のない世界から、刺激を求めて美容業界に」夢があって素敵ですが、簡単にできることではありません。河野さん。これからも、色々チャレンジし続けてください。

Salon Data

zilch

zilch

JR関西本線平野駅から徒歩6分。zilchのコンセプトは「新時代を切り開き、めまぐるしく移り変わるトレンドをいち早く取り入れ、よりお客様のキレイを共有する」です。駐車場をご用意しておりますので、平野区・東住吉の方だけではなく、遠方からのお客様も是非、zilchへお越しください。

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