60歳になっても、70歳になっても働ける環境を作ります

各業界で活躍されているオーナーがいかにして現在のポジションを手に入れたのかリジョブ注目のサロンオーナーをゲストにお迎えしてオーナーまでの道のりを語っていただきました。

MODE K’s（モードケーズ）　オーナー

出身地：大阪府

血液型：Ｏ型

趣味：犬と遊ぶ・映画鑑賞

美容専門学校卒業後、他社数店舗のサロンを経て、モードケイズに入社。現在、15年目。

美容師になろうと思ったのは、服飾をしている兄と一緒にパリコレに出たいと思ったからです。

しかし、いつしかパリコレという自分の夢よりも「スタッフの夢を叶えてあげたい」と思うようになりました。自分がモードケイズにしてもらったことを、部下にもしてあげたいと思い、モードケーズのFC出店を希望しました。

いろいろありますよ。新店舗を出そうとしていた時、「新店舗の店長になりたい！」と言っていたスタイリストが辞めてしまい、出店を諦めてしまいました。辛かったですね。

ですが、「もしかしたら、僕の接し方がマズかったのかもしれない」と思い、現在はその経験をスタッフとの接し方に生かしています。遠回りはしましたが良い結果に繋がっていると思います。

オーナーになる以前は「自分が担当するお客様」しか見ていなかったのですが、今では「チームみんなで一人のお客様に携わる」という気持ちです。シャンプーをする人、カラーをする人、みんながお客様のことを考えられるサロンになるように心掛けています。

美容が好きで、お客様に対して愛情を持てる人、スタッフ同士尊重し合える人が良いですね。その精神さえあれば、どんな子でも磨けば光ります。

私自身、その考えを重視して今までやってきました。今欲しい人材という意味では、ポジティブでリーダーシップがある人が欲しいです。

美容師は30歳を超えると辞めたり、独立したり、そういう人が多いんです。それは働ける環境じゃなくなるからなんですよね。

だから、35歳以上の美容師を集めたお店を展開したり、子育てをしながらでも働ける給与体系と環境を作っていきたいと思っています。60歳、70歳になっても働ける環境を作りますよ！

中村さん自身、クビになってもおかしくない状況なのに、モードケーズの社長が残してくれたそう。そのことに恩を感じて、ちょっとのことでは不採用にしないそうです。まさしく「恩送り」ですね。