“パーマ”に『加工』や『巻く』という意味はない！　では、本来の意味は？？

あなたは美容室に行ったらパーマをかける派ですか？　かけない派ですか？　それとも、「パーマ」の言葉の意味を知りたい派ですか？

パーマとは「パーマネントウェーブ（permanent wave）」の略で、「化学反応により髪の毛の形状を人工的に変形させる美容技術」のことを言います。

それまでの“カールアイロンを熱して毛髪にウェーブをつけていた”一時的なウェーブに対して、「半永久的（permanent）に形が崩れない」という意味で生まれた言葉のです。

余談ですが、1930年頃の日本では贅沢品のパーマに反対する風潮があり、「パーマネントはやめましょう」という言葉が流行語になりました。
また、一部の地域では「パーマネントの方は当町の通行をご遠慮ください」という立て看板まで設置されたようです。

さらに余談ですが、「天然パーマの人」は直訳すると、「半永久的に天然の人」になります。