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特集・コラム 2024-06-03

医療事務はやりがいを感じられる仕事!向いている人の特徴や志望動機の書き方を紹介

病院やクリニックで活躍する医療事務は受付・会計業務だけでなく、レセプト(診療報酬明細書)作成、クラーク業務(各種の事務・他スタッフのサポート)などもする仕事です。

医療事務が担当する業務範囲は広く、確かに大変な部分もありますが、それと同時に、大きなやりがいが感じられる仕事だという意見もよく聞くのではないでしょうか?

本記事を読めば、医療事務が人気の理由や具体的なやりがい、大変なポイント、医療事務の仕事に向いている人の特徴について理解できます。また、就職・転職の際に有効な志望動機の例文についてもわかりやすく紹介しています。

医療事務として働くやりがいや大変さを知ったうえで、就職・転職したい方は必見です。

医療事務の人気が高いワケ

医療事務は求人数が多く、就業者数も多い人気の職種となっています。厚生労働省のデータによれば、全国に医療施設は18万396カ所(令和3年のデータ)あり、就業者数は373万7,860人(令和2年のデータ)です。日本全国に医療施設があり、正社員だけでなく、派遣社員やパート・アルバイトのような非正規雇用もたくさんいます。

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医療事務の求人・転職・募集

引用元

職業情報提供サイト jobtag:医療事務

厚生労働省:医療施設調査 施設数:調査結果

医療事務として働く3つのやりがい

医療事務として働くやりがいには、現場スタッフや患者から必要とされたり、専門知識を習得することで自分自身の成長を実感できたりといった点が挙げられます。

ここでは、具体的なやりがいについて確認して転職の参考にしましょう。

1.地域社会に貢献できる

医療事務は現場で働いている医師や看護師が診療をスムーズにおこなうために問診票を書き、各種のクラーク業務で間接的にサポートします。また、来院した患者を適切に案内したり、コミュニケーションをとったりして、患者の緊張を和らげるのも仕事です。

病院やクリニックで現場スタッフにとって診療しやすい、患者にとって診療を受けやすい環境づくりを手伝うことで、地域医療のスムーズな提供につなげられます。

地域住民と医療をつなげることで、地域社会に貢献している実感が得られるでしょう。

2.専門知識を習得して成長できる

医療事務は一般的な事務スキルだけでなく、そのときに応じて薬学や医療、医療保険などの知識が必要とされる仕事です。必要な知識を覚えて理解し、その都度説明できるようになっていくことで、自分自身が日々成長しているという自信を得られるでしょう。

一般的な事務作業では体験できない事柄や、知り得ない知識を習得できるのが魅力です。

3.患者やスタッフから感謝される

医療事務として働いていくなかで、現場スタッフとの良好な関係性を構築していくことでスタッフから感謝されたり、受付対応した患者に感謝されたりすることもあります。

自分の業務に感謝してくれる人がいるのは、大きなやりがいになるでしょう。

医療事務として働くのが大変だと思うポイント

医療事務はやりがいばかりではなく、苦労を経験することもあるかもしれません。業務範囲が広く、お金の関わる業務も多い医療事務は、プレッシャーを感じることも。

医療事務がよく経験する苦労を転職する前に知っておきましょう。

1.覚えなければならないことが多い

医療事務の業務は多岐にわたります。受付業務に慣れたと思ったら、今度はレセプト作成や現場の書類関係の仕事、現場スタッフのサポートまでこなさなければいけません。覚えなければならない点や、担当する業務が多いのが大変だと感じやすいポイントです。

ただし、専門知識や経験を積むことにつながるため、自分のキャリアに活きる可能性もあります。

2.責任やプレッシャーのかかる仕事

事務職とはいえ医療現場に携わる職種なので、責任やプレッシャーを伴う仕事も多いです。たとえば、レセプト作成で申請金額や内容を間違ったまま提出してしまうと、審査機関に申請が受理されず、自治体や健康保険組合から保険医療報酬がもらえません。また、一人ひとりの患者に対して正確に医療費を請求する必要もあります。

業務上で責任が発生するので、プレッシャーに感じてしまうこともあるでしょう。

3.休みがとりづらい勤務先もある

医療事務が働く就職先によっては、休みがとりづらい職場もあると考えられます。小さいクリニックではスタッフ数が比較的少ないので、好きなときに休めない可能性もあるでしょう。また、夜間診療のある医療機関などシフト制の職場では、休みがなかなか固定されないかもしれません。

ワークライフバランスを重視したい方は、在籍スタッフ数や勤務体系、有休消化率など、休みの融通が利きやすい職場かどうかも事前にチェックしておきましょう。

医療事務の仕事に向いている人の特徴

医療事務の仕事には正確性や迅速さ、コミュニケーション能力の高さなどが求められます。医療事務の仕事に向いている人の特徴を紹介しますので、自分に向いているのかどうかをチェックしてみましょう。

1.相手の気持ちを考えてコミュニケーションがとれる

医療事務は患者からの要望をくみ取り、医療スタッフからの指示を理解して、すべての関係者と円滑にコミュニケーションをはかっていくことが大切です。具体的には、患者の希望や悩みを聞き取る力、担当する医師や看護師に伝える力が求められ、相手が求めていることを常に考えながら行動できる方に向いています。

コミュニケーション能力があり、人の話を聞くのが好きな方にぴったりな職業です。

2.几帳面で基本的なパソコンスキルをもっている

医療事務の事務作業では、基本的にパソコンを使います。会計やレセプト作成、書類作成の業務にはパソコンが使われているケースがほとんどです。そのため、基本的なパソコンスキルをもっていることは大前提として、さらに書類作成の正確性も求められます。

医療事務でパソコンを使った業務に従事する際は、個人情報のデータ管理にも注意が必要です。自宅パソコンで業務用のUSBを使ったり、失くしてしまったりすると、患者から預かっている個人情報が漏えいし、悪用されてしまうリスクも考えられます。

医療事務として働くなら、基本的なパソコンスキルと几帳面さが重要です。

3.知識・スキルの習得に前向き

医療事務の業務は会計・受付業務、レセプト作成、クラーク業務など、病院やクリニックの顔となる業務から現場スタッフのサポートに至るまで、幅広いです。

各業務を問題なくこなすためには、それ相応の経験と知識を習得する必要があります。そのため、新たな知識とスキルの獲得に前向きな人材に向いているでしょう。

疑問点や不明点はすぐに質問して、学習を継続できる人間に医療事務がおすすめです。

医療事務向けの志望動機の書き方

医療事務として就職・転職するためには、以下のポイントを書く必要があります。

・なぜこの病院・クリニックを選んだのか
・なぜ医療事務として働きたいのか
・応募先の病院・クリニックで達成したい目標
・応募先の病院・クリニックで提供できる価値

これらのポイントを余すことなく説明できれば、採用担当者にアピールできるでしょう。

加えて、志望動機を見返す際には、以下のようなポイントに注意が必要です。

・相手が読みやすい丁寧な字で書かれているか
・取得している資格名・学歴・経歴に間違いはないか
・採用担当者にとって魅力的な志望動機になっているか

ここでは、医療事務未経験者と経験者の志望動機の例文について紹介します。

医療事務未経験の場合

事務職として5年間働いてきた経験があり、書類の作成や会計処理、パソコンを使った事務作業に柔軟に対応でき、オフィス業務全般における業務の正確さには自信があります。

前職で働いていく中で、自分の事務能力やコミュニケーション能力を会社のため使うだけでなく、地域社会に貢献したいと思うようになり、偶然見つけたのが貴院の求人でした。

私がこの地域で長年医療を提供し、地域の方々から親しまれている貴院の医療事務職として働くことで、地域医療のチームの一員として、世の中に貢献したいと考えています。

医療事務経験者の場合

前職は、自宅から徒歩で通える距離にある小さな街のクリニックに、正社員の医療事務職として3年間にわたって勤務していました。主人の転勤の関係で転居することになりましたが、前職で身につけた知識やスキルを、新たに暮らすことになったこの〇〇の医療機関でも役立てられると思い、この度フルタイムの医療事務職に応募しました。

持ち前のコミュニケーション能力と几帳面さで、地域医療に貢献したいと考えています。

貴院は診療科目が多く、学ぶことが多々あると思いますが、一歩一歩成長して、ゆくゆくは他の現場職員の皆さんから頼られるような存在になりたいと思います。

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医療事務は人気が高く、やりがいを感じられる仕事!自分に合った求人を見つけよう

この記事では、医療事務が人気の理由や具体的なやりがい、大変なポイント、医療事務に向いている人の特徴、志望動機の書き方について解説しました。

医療事務は業務範囲が受付・会計業務、レセプト業務、クラーク業務と幅広く、覚えなくてはならないことや、場数を踏んで慣れなければならないことがたくさんあります。

しかし、患者や現場スタッフから感謝の言葉をもらえる場面があり、専門知識を習得したすることで、さらなる資格の取得やキャリアアップを目指せる仕事です。

就職・転職する際には、具体的な志望動機を書いて、自分が応募先の医療機関でどのような価値を提供し、どのような目標を達成していきたいのかを明記しましょう。

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