では具体的には、理容師と美容師はどのように違うのでしょう。それぞれができること、できないことをわかりやすいように、以下の表にまとめてみました。
「美容師は男性に対して、カットだけを行ってはいけない」というのは以前の「記事」でお話しましたが、「女性は理容室でパーマはできない」や「理容室でもヘアエクステはできる」、「場合によっては美容室の顔剃りOK」というのは驚きです。
ところで、なぜこのような違いが生まれたのでしょう。
理容師法(昭和23年)や美容師法(昭和32年)が施行された当時は、「理容室は男性が行くもので、美容室は女性が行くもの」という時代でした。そのため法律自体もそれぞれの性別に見合うように作られたことが理由のようです。
当然現在でもこの法律や行政からの通知の効力は継続していますが、実際は「美容室で男性のカットのみ」や「理容室での女性のパーマ」も公然と行われています。
ただし、マスコミ各社の発表によると、これらの職務規制は一部緩和されるとのことです。
今後、「理容室は男性、美容室は女性」という古きイメージが完全撤廃される日も近いかもしれません。
※厚生省「理容師法及び美容師法に係る関連通知」(昭和53年)については、過去の記事「男性が『美容室でカット』は違法!?」をご覧ください。
2015/09/18
2015/09/18
2015/09/15
2015/09/08
2015/09/02
2015/08/26
職種別の記事まとめ |
人気のキーワード |
---|---|