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ヘルスケア 2020-06-15

【もっと知りたい「ヘルスケア」のお仕事Vol.9】ヨガインストラクター・梅澤友里香さんの手技&技術をピックアップ

「ヘルスケア業界」のさまざまな職種にフォーカスし、その道で働くプロに、お仕事の魅力や経験談を語っていただく『もっと知りたい「ヘルスケア」のお仕事』の企画。

ダンスからヨガの道へと転身して以降、フリーのヨガインストラクターとして幅広く活動している梅澤友里香さん。これまでは、ヨガインストラクターのお仕事の魅力や、梅澤さんがヨガインストラクターとして働く上で気をつけていることを教えていただきました。今回は、梅澤さんの手技・技術をお届けします!

自分のペースで楽しめるヨガを伝えています

―梅澤さんが教えるヨガのコンセプトを教えて下さい。

私自身がヨガに出会ったことで人生を変えることができた経験をしていることもあり、多くの人にヨガをシェアしたい気持ちが強いので「自分も生徒さんも楽しめるヨガ」をコンセプトにしています。レッスンでは圧をかけすぎないように、自分のペースで楽しんでもらえるように声掛けをしています。

―とくに梅澤さんがレッスン時に意識していることはありますか?

生徒さんの怪我を未然に防ぐために無理はさせないようにすることを一番に意識しています。そのためにも講師である私の知識や情報のインプット・アウトプットは欠かせません。

あとは生徒さんに「このポーズができたとしても今日いいことが起きるわけでもないし、出来なくて悪い1日になるわけでもないので焦らずにやりましょう」と声掛けすることも(笑)。そうすると、ポーズができないことに焦る気持ちがあった生徒さんの気がふっと抜け、リラックスしながらヨガを楽しんでもらえるんです。

リンパの流れを促してむくみを改善する「三日月のポーズ」

1.膝立ちの状態から左足を一歩前に出し、両手を膝の上に置きます。息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながら左足に踏み込んで右前ももを伸ばします。
2.両手を上げ、腰で反らないように胸を持ち上げるようにします。このまま3~5呼吸続けます。反対の足も同様に。

胸を開いて姿勢を改善する「鳩のポーズ」

1.床に座った状態から、膝が外側を向くように左足を曲げ、右足はまっすぐ後ろに伸ばします。
2.右足を曲げて、足の甲を右肘にかけます。
3.頭の後ろで指を組み、顔を正面に向けて胸を開きます。そのままの状態で呼吸を3~5回繰り返します。反対側も同様に。

バランス力を磨く「一本足のポーズ」

1.両足を揃えて立ち、左手を腰に当てます。右膝を曲げ、右足の指先を右手で持ちます。
2. 息を吸いながら、無理をしない程度に、持ち上げた足を前に伸ばします。
3. 息を吐きながら、前に伸ばした右脚を横に開きます。顔を左側に向け、深い呼吸を3~5回繰り返します。反対側も同様に。

楽しむことに重点を置き、ひとりひとりのペースを大切にしたヨガをレクチャーしている梅澤さん。レクチャーしていただいたポーズは、初心者も経験者も挑戦しやすいとのことなので、この機会に是非チャレンジを!

▽#1はこちら▽
【もっと知りたい「ヘルスケア」のお仕事Vol.9】梅澤友里香さんが「ヨガインストラクター」を目指したきっかけ>>

取材・文:小沼奈央(レ・キャトル)
撮影:岩田 慶(fort)

教えてくれたのは…

ヨガインストラクター 梅澤友里香さん

ヨガインストラクター。ウェルネスライフアドバイザー。モデル。
「ヨガフェスタ」や「オーガニックライフTOKYO」、1000人規模のイベントとして知られる「神宮スタジアムナイトヨガ」などの講師を担当する人気ヨガティーチャー。そのほか、雑誌・書籍・テレビ・ラジオなどのメディア出演、厚生労働省主催のイベントでの講師も務めるなど、多岐に渡って幅広く活躍。ヨガと食と美に関してのトータルライフにも力を入れ、「笑顔とHAPPY」をつくるライフスタイルを提案している。

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