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介護・看護・リハビリ 2020-04-22

メリットいっぱいの寮完備のグループホームで働く

働きたいグループホームが見つかったとしても、今住んでいるところから遠い場所にあって通うのが難しい場合、引っ越しが必要になります。そんなときに、助かるのが寮完備のグループホームです。福利厚生の一つとして人気の高い寮とはどのようなところか、利用する際の注意点やメリット・デメリットなどを解説していきます。

今どきの寮生活とは?

介護業界では施設の増加に伴い、人材の確保が重要ですので、寮を完備して待遇面に力を入れている施設も少なくありません。寮生活はプライバシーがなくて窮屈なイメージを持つ方もあると思います。しかし、賃貸住宅を借りるときの面倒な手続きも不要で、家賃も安く、初めての一人暮らしに不安がある方に向いてるといえます。

寮というと学生寮をイメージする方も多いと思います。しかし、企業が用意する寮の多くは独身寮で、プライバシーが守られているワンルームマンションのような施設が多く、食事つきの寮もありますので、健康面でも安心です。忙しくて自炊に不安のある方は食事付きの寮があるグループホームを探すのも良いですね。寮には職場の先輩や同僚がいるので、コミュニケーションがとれ、仕事に関する相談などもしやすいでしょう。寮に入って様々な人と交流し、たくさんの人と接することは介護職として働くうえでも得難い経験となります。

寮のメリット・デメリット

寮を利用するメリットは、一番はお金の面です。普通に賃貸マンションを自分で借りると敷金・礼金などの初期費用や家具・家電などの設備を用意する必要が出てきます。寮に入ると大抵は敷金・礼金などは支払う必要がなく、家具・家電も最初から用意されている場合が多いです。また、毎月の家賃も賃貸物件よりも、かなり割安で借りられます。また、物件を探す手間が省けるメリットもあります。

次には、通勤時間です。寮は職場であるグループホームと近くにある場合が多く、通勤時間が短くてすみます。その分自分の時間を多く持てるので、スキルアップの勉強に費やしたり、プライベートを充実させることが出来ます。

デメリットとしては、近くに同じ職場の人が住んでいるため、仕事以外での付き合いが出てくるなど、プライバシーがなくなる恐れがあります。また、グループホームは24時間稼働しているため、急病人が出た場合など急な呼び出しを受けることがあります。

快適な寮生活を送るには?

寮生活を快適にするには注意する点がいくつかあります。

一つ目はマナーを守ることです。共同生活ですので、挨拶をしっかりする、共用部をキレイに使う、夜中に騒音を出さないなど基本的なマナーはしっかり守ることが大事です。特に、挨拶することは社会人として大事な礼儀です。「おはようございます」「こんにちは」「失礼します」など、自然と口にできることは、介護の仕事をする上でも周りの方とコミュニケーション取るためにも必要なことです。また、風呂・トイレなどが共用の場合、他の人も使うということを考えてキレイに使いましょう。そして、汚してしまった場合は、きちんと清掃して、あとから使う人が不快に思わないよう気を付けます。

二つ目は室内の環境を整えることです。家具や家電はもとから設置されている場合が多いと思いますので、余計なものはできるだけ持ち込まないようにして、整理整頓を心がけましょう。清掃や防犯対策なども、自分の部屋は自分で管理しましょう。

介護業界は慢性的な人手不足のため、待遇面に力を入れている事業所が多いです。特に地方では、不便な場所にグループホームなどの施設がある場合が多く、寮を完備して通勤の利便性をよくして、人材を確保しています。寮を利用するには、パート、派遣ではなく正社員で働くことも条件となるので、雇用形態もしっかりチェックしましょう。寮はさまざまなデメリットもありますが、職場の先輩や後輩など、いろいろな人がおり、仕事の相談ができたり人生勉強にもなったりするなどのメリットもたくさんあります。快適な寮生活でお金を節約して、将来につなげましょう。

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