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介護・看護・リハビリ 2020-03-03

介護職において職場恋愛・社外恋愛は可能か

介護施設の職員も恋愛をすることはあります。同じ職場の人と恋愛関係になることもあり、気が付いたら同僚や上司と付き合い始めていた、なんてこともあります。また、職場以外でもプライベートで良い人を見つけて社外で恋愛している人もたくさんいます。今回は、そんな介護職員たちの恋愛事情についてまとめてみたいと思います。

介護職の社内恋愛事情とは

老人ホームなどの施設で働く介護職員同士での恋愛は珍しい話ではありません。介護職員は、同じ施設の一つ屋根の下で、高齢者の介護を行いながら共同生活を送ります。そうすることによって、二人の男女が恋愛関係に発展することも少なくありません。

同じ空間を共有し、楽しいこともつらいことも共有する中で、いつの間にかお互いに恋愛感情が芽生えてしまう、なんてことも。仕事のできる男性の仕事姿を見るのはやはりかっこいいもので、仕事を教えてもらったり、悩み相談などをしているうちに、気付いたら心奪われていることもあるでしょう。

しかし、職場恋愛からそのまま職場結婚までゴールすればいいのですが、中には、途中で別れてしまうカップルがいるのも事実です。職場恋愛をしていたけれど別れてしまった場合には、男女のどちらかが同じ職場に居づらくなってしまい、施設を辞めてしまうケースもあります。一度恋愛関係に発展した二人ですから、別れた後は何事もなかったかのように、今まで通り仕事をするというケースはまれでしょう。

介護職場恋愛した時の末路

介護職員が介護施設で職場恋愛をしたとします。その時に、別れた時のことを考えて付き合い始める人はそう多くはないでしょう。しかし、職場恋愛をした時に、結婚まではいかず破局を迎えてしまうカップルも少なからずいます。職場恋愛をしてから別れると、介護施設でのさまざまな場面で影響を感じることがあります。例えば、高齢者の介助をするために共同作業を行う時は、毎日顔を合わせることになります。

介護職に限らず、他の職場でもあり得る話ですが、このような状況に立たされた場合、男女のどちらかが退職をする、もしくはお互い無視を貫き通す、という選択肢があります。また、男女どちらかが退職するようなケースの場合には、女性側が退職するパターンの方が多いです。

介護職という仕事は、ただでさえ出会いがないうえに、激務のため出会う機会が少ないのは明白です。そのため、職場恋愛に発展するケースが多いですが、このようなリスクがあるということも覚えておきましょう。

介護職の人は出会いの場が少ない?

介護の仕事をしばらく続けていたために婚期を逃してしまった、なんてことを言う女性がちらほらいます。このようにぼやく女性は多いですが、これは本当によくある話です。

介護施設で働く職員は、土日や祝日などの休日も関係なくシフトが組まれることが多いです。これは介護を求めている利用者が365日、常に介護を求めているためです。そのため、一般的に男女の交流が行われることの多い休みの日に、介護職の人は仕事をしていることになります。そうすると自然と出会いの場が減ってしまい、婚期を逃してしまうのかもしれません。

近頃は平日休みの人同士で交流するイベントなどもあるので、そうした場で交友関係を広げることで良い出会いが見つかる可能性があります。また、職場での新しい出会いといっても、利用者の家族や親族ばかりなので、異性と出会える可能性は極端に減ります。他に、職場恋愛をしようにも、同じ職場の男性は既婚者であったり、看護師や介護福祉士の資格を持っているが故に、近寄りがたい存在であることも多いそうです。

介護職の人は一般的な企業に勤めている人と比べると、どうしても出会いを求めるのが難しい状況であるといえます。常に同じ施設で共同生活を送っているということもあり、介護職員同士の職場恋愛に発展する人も少なくありません。職場恋愛は、別れてしまった時、男女どちらも職場に居づらい環境を作り出してしまうので、付き合い始める時にそのリスクを考えておくことも必要です。

また、介護職の人は土日に働いていることが多く、出会いの場に行ける機会が少ないので、どうしても職場恋愛に走ってしまいがちです。職場に良い出会いがない場合は、社外の人と交流する機会があれば迷わず参加するなど、積極的な姿勢が必要となります。

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