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ヘルスケア 2025-06-25

児童指導員の志望動機は何を書くべき?シチュエーション・職場別に役立つ例文をご紹介

児童指導員は、児童養護施設などで保護者がいない子どもや家庭環境が原因で支援を必要とする子どもに対して、日常生活支援や社会ルール習得に向けたサポートをおこないます。

一人ひとりの子どもの家庭環境や抱えている問題に対して真摯に向き合いながら、適切なサポートをおこなう児童指導員には、仕事に対する熱意と忍耐力・責任感が求められます。

志望動機では、児童指導員に求められるこれらの素質をアピールするのが効果的です。ただし、就職の状況や就職先によって、強調すべきポイントは異なります。

本記事では、児童指導員が志望動機に書くべき内容・シチュエーション別と職場別の志望動機の例文・履歴書を書く際におさえておきたいポイントについて紹介します。

希望する職場に児童指導員として採用されるような志望動機を考えてみましょう。

児童指導員の志望動機に書くべき内容とは?

児童福祉業界で働きたい、児童指導員になりたいと高い志を持って求人に応募したとしても、単に熱意だけをアピールしたのでは合格することはできません。採用担当者の心に響くような志望動機、仕事に対する熱意を伝える内容にすることが重要です。

児童指導員として採用されるために、志望動機に書くべき内容について確認しましょう。

児童指導員・児童福祉業界を目指すようになった理由

採用担当者は、あなたがどうしてこの仕事に就きたいか、その志望動機をチェックします。そのため、幼稚園や保育園、小学校教諭ではなく、「児童指導員」として子どもの成長をフォローしたいと考えた理由を、経験などを交えて具体的に伝えましょう。

たとえば、自分の周囲で実際に児童養護施設に入っている人・入った経験を持つ人などがいた場合、彼らの手助けをしたいと強く思った、というような理由も志望動機として挙げられます。

難しい状況下の子どもたちを助けたい、彼らに寄り添いたいという気持ちが人一倍なければ、この仕事に就くことはできません。

また、そういう気持ちだけを持っていればよいということでもありません。なかには、こちらが精一杯心を込めて寄りそっても、大人を信用できない子どもたちも少なくありません。反抗的な態度や暴言を吐くような子もいます。

どのような子どもたちも平等に、粘り強く見守り続ける責任感も必要とされます。子どもに対する愛情・仕事に対する熱意・責任感があることを積極的にアピールしましょう。

自分が児童指導員としてどう働きたいか|子どもたちをどう支援したいか

児童指導員になるということは、とても責任の重い仕事に就くということです。そのため、子どもたちの幸せを願い、子どもたちの成長を助けたいという強い思いを、具体的に示す必要があります。

新卒の場合、ボランテイアで子どもと接した経験などをアピールすることができるでしょう。また、異業種からの転職の場合、前職で得た知識で子どもたちに役立てる部分があるはずです。それを見つけてアピールしましょう。

一番大切なことは、児童指導員として子どもたちとどうかかわりたいのか、どういう志で働きたいのかです。そうした志を軸に、仕事を通して自分がどう成長したいかといったキャリアビジョンについてもアピールするとよいでしょう。

なぜこの事業所の求人に応募したのか

数ある求人情報のなかから、なぜこの事業所に応募したのかを明確にする必要があります。「どこでもいいから雇ってくれるだろう」という消極的な態度では、採用担当者に好印象を与えることができません。

たとえば、事業所の理念や取り組み方などを確認し、「こういった取り組み・理念に共感した」と具体的にアピールすることが大切です。

事業所の理念や取り組みを理解するためにも、応募する前に、その事業所がどれくらいの規模なのか、どのような運営をしているか、事業所の理念など、綿密に調べておくことをおすすめします。

【シチュエーション別】志望動機の例文を紹介!

ここでは児童指導員への志望動機例文を紹介します。新卒の場合、異業種から転職する場合、同業から転職する場合の例文をいくつか見てみましょう。

就職・転職活動で、どのような点をアピールすればいいのか具体例と共に紹介します。

新卒で応募する場合

新卒で応募する場合は、熱意・やる気・児童指導員になりたい動機をうまくアピールすることが重要です。

また、採用する側は応募してきた人がどういう人間で、どんな考え方をしているのかも重視するため、自身の経験や人柄などが伝わるようなエピソードを交えて伝えましょう。

子どもと関わるボランティア経験がある場合は、積極的に志望動機に入れ込みましょう。

自分がいかに期待に応えられる人間で、戦力になれるのかを伝えられるかが重要です。

【例文】
私が貴施設を志望したのは、学生のころの体験がきっかけで子どもたちに寄りそう仕事がしたいと思うようになったからです。

学生時代、ボランティアで心に傷を負った子どもたちと接する機会がありました。大学の教育学で子ども達の厳しい現状を学びましたが、実際にそういった子どもたちに接すると、大学で学んだことだけがすべてではない、ということがわかりました。

貴施設の、ひとりひとりの個性を大切に子どもたちの成長を助ける姿勢に心を打たれ、私もその一員として、ボランティアの経験を活かして子どもたちの成長を支えていきたいと思い志望に至りました。

異業種からの転職で応募する場合

異業種から転職の場合は、熱意とやる気のほか、これまで培ったスキルや経験をどのように児童指導員として活かせるかをアピールすることが大切です。また、異業種である仕事を辞めてなぜ児童指導員になりたいのかも示せるとよいです。

前職の経験をもとに、児童指導員としてどのように活躍できるのか伝えましょう。

【例文】
私は以前から、心のケアが必要な子どもに接する仕事に関心があったのですが、就職活動では児童指導員の仕事は決して楽ではなく、厳しい仕事だと思い躊躇してしまいました。

これまで一般企業で広報として社会人生活を送りながらも、心のどこかで子どもたちの助けになる仕事がしたいという思いを拭い去ることができませんでした。

そして、一念発起して大学にもどり社会福祉学、心理学を専攻し、改めて児童指導員になろうと努力してきました。

一般企業の広報として幅広い年代・職種の方とかかわるなかで培った聴く力・伝える力は、児童指導員として子どもと接するうえでも役立つものだと思っています。

同業からの転職で応募する場合

同業他社からの転職の場合は、なぜこの事業所で働きたいのかや、児童指導員として働いてきたなかで保有しているスキル・経験・知識を伝えることが重要です。

また、過去の役職に就いた経験や保有資格、即戦力として働けることもアピールしましょう。さらに、この事業所での自分のキャリアプランなどを具体的に述べると、長く働いて事業所に貢献してくれる人材として評価してもらえる可能性もあります。

【例文】
学生のころより、子どもと接することが好きだった私は、自然と子どもたちのためになる仕事に就きたいと思うようになりました。そのなかで児童指導員を選んだ理由は、心に傷を負った子どもたちと接する機会が多かったためです。

学生のころ、ボランティアで恵まれない環境下の子どもたちをサポートしていくなかで、彼らのような子どもを支援できる自動指導員を志すようになりました。しかし、大学を卒業し、採用された児童指導員として施設で働きはじめましたが、志す理念と現実との乖離に悩むことが増えていきました。

そのころ、貴施設のことを知り、施設運営に関する理念が、私が目指すものと同じだったことから、ぜひこちらで自分の知識や経験を活かして、子どもの心を癒やしながら成長をサポートしたいと強く思うようになりました。

【職場別】志望動機の例文を紹介!

児童指導員は、施設の種類によって従事する業務内容に違いがあるため、就職・転職の希望先によって志望動機の内容を調整するべきです。

児童指導員として働きたい勤務先に採用されるような、ベストな志望動機を考えましょう。

児童養護施設に応募する場合

児童養護施設は、両親との死別や両親からの暴力・ネグレクトなどによって、身寄りがない子どもたちが入所する施設です。子どもに寄り添いながら日常生活や社会におけるマナーを教え、傷ついた心のケアサポートも担うことができる人材が求められています。

そのため、子どもの目線に立ったコミュニケーション能力や忍耐力をアピールすべきです。

子どもたち一人ひとりの家庭環境や施設に来た経緯を理解したうえで、きちんと向き合う覚悟ができていることや、子どもたちにとってどんな存在になりたいかを伝えましょう。

【例文】
私は、心に傷を負ってしまった子どもたちが少しでも安心して過ごせる環境をつくりたい、という思いから貴施設を志望しました。

私は中学校の部活から大学生になるまで陸上競技を続けてきましたが、努力し続けてもなかなか試合にも出られず苦しい思いをしてきました。それでも、途中で投げ出すことなく、最後まで部活動をやり遂げたことで、継続する力や他者の葛藤に寄り添う姿勢が身についたと感じています。

私は児童指導員として、子どもたちが自分の気持ちをうまく表現できないときや、つまずきを感じているときにこそ、そばで支え続けることが大切だと考えています。部活動で培った忍耐力を活かし、子どもたちに寄り添い続けることで、心を癒やしていける存在になりたいです。

発達支援センター

発達支援センターは、知的障害・自閉症・多動症など、発達障害を抱えた子どもが通所・入所する施設です。一人ひとりの発達障害の種類や程度に合わせたサポートを提供することで、子どもの健やかな成長・発達をうながすのが目的となっています。

志望動機で触れておきたいのは、発達障害の子どもたちをサポートしたいと思った動機です。発達障害の子どもたちを支援したいという、強い意思をアピールしましょう。

また、発達支援センターには児童指導員以外のスタッフもいるため、なぜ児童指導員を選んだのかという観点で志望動機を書くのがおすすめです。

【例文】
私が小学生の頃、発達障害のある友人と仲良くしていた経験があります。彼は当時、集団のなかでの立ち回りが難しく、浮いてしまうこともありました。しかし、クラスの出し物をきっかけに、私から声をかけました。

当初はコミュニケーションの難しさを感じることもありましたが、最終的にはクラス全員で協力し合い、出し物は保護者から好評を得ることができました。

この経験から、「適切なサポートがあれば、誰もが自分の力を発揮できる」ということを実感しました。

貴施設での支援を通じて、一人ひとりの子どもに寄り添い、それぞれの可能性を引き出すお手伝いをしたいと考えています。そのために、自身の経験や学びを活かしながら、専門的な視点と温かいまなざしを持って支援に取り組んでまいります。

放課後等デイサービスセンター

放課後等デイサービスセンターは、放課後に親御さんが迎えに来るまで、何らかの障害を抱えている子どもたちが滞在する施設です。障害を抱えている子どもたちをどのようにサポートしていきたいのか、児童指導員として果たせる役割についてアピールしましょう。

【例文】
私の家庭は両親が共働きで、夜遅くまで留守番をすることが多く、幼少期には寂しい思いをする日々が続きました。学年を重ねるにつれて友人も増え、孤独から少しずつ抜け出していきましたが、当時「周囲に支えてくれる大人がいたら」と何度も思ったことを覚えています。

障害のある子どもたちのなかにも、家庭環境や人間関係による不安を抱えている子どもがいると思います。そういった子どもたちに寄り添い、安心できる居場所を提供できる児童指導員という仕事に、大きな意義を感じています。

貴施設で児童指導員として働くことで、子ども一人ひとりの気持ちに寄り添い、不安を和らげられる存在になりたいと考えております。「ここにいれば寂しくない」と思ってもらえるような居場所づくりを通じて、子どもたちの笑顔を増やしていくことが目標です。

履歴書を書く前に押さえておきたい3つのポイント

働きたい事業所が見つかったら、履歴書を準備しましょう。ここでは、履歴書を書く前に押さえておきたい4つのポイントを紹介します。

1.履歴書の形式・サイズを確認する

志望動機を書く履歴書の形式は、指定がなければ基本的に自由です。ただし、アピールしたいポイントが伝わりやすいデザインかどうかを、よく考えてから履歴書を選びましょう。

・新卒者・職歴が浅い方向け:学歴・職歴の欄が短い。趣味・特技・クラブ活動・自己PRなど、職歴以外の経歴をアピールしやすい。
・中途採用者向け:学歴・職歴欄が長め。退職理由欄付きのものもある。
・パート・アルバイト向け:希望勤務日と時間帯が設けられ、志望動機など他の欄は狭め。

履歴書のフォーマットによって、伝えられる部分や文量は異なるので要チェックです。

2. 丁寧な字で書く|修正テープなどの使用はNG

履歴書を手書きで作成する場合は、丁寧な字で書きましょう。丁寧な字であることは、印象アップにつながります。修正テープの使用などはNGなので、下書きをしてから記入するか、間違えてしまった場合は新しい用紙に書き直してください。

3. 誤字脱字に注意して書く

誤字・脱字がないように書き、下書きのあとにチェックしましょう。そして必ず書き上げてからも見直しをすることが大切です。もしミスがあった場合は、最初から書き直してください。

4. 略称は使わず書く

和暦・西暦どちらでも問題ありませんが、履歴書全体で統一して書くことが大切です。学校名・事業所名・資格名は、(株)などの略称は使わず、正式名称を記入しましょう。

自分にぴったりの職場を探すには

児童指導員が働ける職場はさまざまです。しかし、どのように仕事先を探したらいいかわからないという人もいるかもしれません。

そこで、児童指導員が自分にぴったりの職場を探す方法について紹介します。

1. 転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、転職活動のサポートをしてくれる人材会社です。求職者ひとりひとりに担当アドバイザーがつき、雇用条件や給与などの希望や、適性にマッチした求人を紹介してくれるほか、転職に関する相談に応じてくれます。

求職者は無料なので、気軽に利用できるのも特徴です。

2. 求人サイトで探す

求人サイトは自分の希望条件をあてはめ、該当する求人に絞って検索・閲覧・応募ができるサイトです。インターネット環境があればいつでも利用できるため、自分のペースで就職・転職活動が進められます。

ヘルスケアに特化した求人サイト「リジョブ」は、児童指導員の求人も多数掲載中です。施設形態や特徴といった豊富な条件があるほか、施設の雰囲気が分かる写真やその施設が掲げている夢・想いなどを確認できます。

児童指導員は子どもたちと深く関わる仕事! 熱意をしっかりアピールしよう

児童指導員は、身体や心に傷を抱える子どもや親と深くかかわる仕事です。ときにはつらい状況に立たされることもあるため、決して楽な仕事ではありません。

だからこそ、子どもにひたむきに寄り添って愛情を注ぎ、成長を助けたいという熱意をしっかりとアピールすることが大切です。新規採用と中途採用別のアピールポイント、就職希望の施設別に重視されるポイントをおさえて、ベストな志望動機を考えるようにしましょう。

また、事情があって施設に身を寄せなければならない子どもなのか、発達障害を抱えている子どもなのか、障がいを抱えている子どもなのかなど、どのような子どもを相手にしている施設なのかをリサーチして、アピールポイントを深堀りすることが重要です。

リジョブには、児童指導員の求人を豊富に掲載しています。転職満足度98%※と、利用者からの評価が非常に高いサービスです。

ぜひ一度自分に合った求人がないかチェックしてください。

※ リジョブ経由で採用された1,242名を対象に実施した満足度自社調査より(実施期間:2023年2月8日〜2023年3月8日)

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