リラックスタイムに気が付いたデイサービスの心得 介護福祉士の日常あるある#3【漫画編】
デイサービスで働きはじめた頃、利用者の方が利用時間外に帰ろうとするのを必死で引き止めるといった悲しい経験をしたと話すベテラン元介護福祉士・國廣幸亜さん。どうしたら利用者の方に施設に居ていただけるのだろうと、自室でくつろぎながら考えていたとき、安心できる場所作りが鍵だということに気が付いたそう。今回は、そんなエピソードを描いていただきました。
『帰宅願望、そりゃみんな帰りたいデイサービス』
登場人物紹介
國廣幸亜
デイサービスで働き始めた新人ホームヘルパー2級(当時)。
デイサービスで働きはじめたとき、利用者の方に楽しんでもらおうと意気込んだ國廣さん。しかし、ご利用者の方が利用時間外なのに帰ろうとする現実を目の当たりにし、落ち込んだそう。どうしたら利用者の方に施設に居続けていただけるんだろうと考え、部屋でくつろいでいるときに、利用者の方も同じで安心できる場所にいたいはずと気が付きました。
そのことを職場の先輩に報告したところ、「利用者さんは安心できたり必要とされたりするところにいたい」とアドバイスをいただきました。それを受け、利用者の方にとって安心していただく施設になるために努力していこうと志したとのこと。次回は、そんな國廣さんが取り組んでいったことをご紹介します。
取材・原文/井上桂佑(レ・キャトル)
イラスト・漫画/國廣幸亜
教えてくれたのはこの人!
國廣幸亜さん
訪問介護や介護老人保健施設、デイサービスなど多くの介護現場を渡り歩いたベテランの介護福祉士として活躍し、現在は自身の豊富な介護経験を題材にした漫画などを手がける人気の漫画家として活躍中。
所有資格:介護福祉士