6月は下半期の運を決める大事な時期!谷口令さんの風水アドバイス #1

風水と聞くと、何を思い浮かべますか?占い?それとも、水晶の球を持った龍の置物を玄関に飾るイメージ? 実はどれも違います。風水は“運の天気予報”。「今日は嵐です」と聞いて、短パン&ビーチサンダルで出かけていく人はいないでしょう。みんなかさを持ち、レインブーツを履き、嵐に備えます。風水も同じ。人生には快晴の日もあれば、大嵐に見舞われる日だってある。それを統計学の中から先読みして備えや対策をするのが風水という学問です。

「Moreリジョブ」では今月から、大手企業のコンサルタントも手がける風水心理カウンセラーの谷口令さんによる“幸運体質になるコツ”を毎月公開。黄金の龍を置いたり、ジャラジャラと手にパワーストーンをつけなくても、人は幸せになれます!でも、それには毎日の心がけと季節を大切にする気持ちが必要。運の道を拓くも閉ざすも自分次第ですよ!

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幸運体質の人とそうじゃない人の違い

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「世の中には幸運体質の人とそうじゃない人がいます。人は考え方次第でいくらでも運に愛される人になれるんです。でもそうじゃない人は、いくら言っても“幸運体質”になろうとしないのね」と谷口さんは言います。

「皆さん、これを言うと驚くのですが、幸運体質の人ってびっくりするくらいのん気。いえ、のん気をとおり越して、もはやノー天気と言っていいくらい(笑)。でもこういう人こそ、まさに運に愛される人。なぜならいつも楽しそうだから。運ってやはり楽しそうなところに寄ってくるんですね。だってもしあなたが“運”だとしたら、暗くて陰険なところより、明るくて前向きなところの方が楽しくて一緒にいたいと思うでしょう?
だからこういう“運に愛される人”って大ケガをしても、大借金を抱えても『ま、何とかなるでしょ』なんて言っているんです。周りが心配になるくらいなんだけど(笑)、言霊って恐ろしいもので、『何とかなる』って言っている人は何とかなってしまうものなのよ。まさに“運が救ってくれる”感じね」

では逆に運に愛されない人とはどんな人なのでしょうか?「とにかく言い訳が多い!」と谷口先生は言い切ります。

「たとえば幸運体質の人とそうじゃない人、それぞれが『結婚して幸せになりたいんです!』と相談に来たとします。私が『来週水曜日、北の方角がいいから、旅行に行ってらっしゃい。必ずいいパワーが吸収できて、出会いに恵まれますよ』とアドバイスをすると、幸運体質の人は即行動!すぐに有休を取って旅行の計画を立て始める。仕事が忙しくて会社が休めないとしても、「日帰りでいいや♪」「1時間早く起きて、北方向の神社に寄ってから会社に行こう!」「よし、旅行は無理だからうちから北の方角のスーパーでこの日は買い物しよう!」と、すべて“できる方向”に思考が働くんですね。ところが不幸体質の人は、アクションを起こすまでが大変!『だって今、仕事が忙しくて有休なんて取れないし……』『お給料日前で旅行に行くお金なんてないし……』と、“できないこと”から探し始める。そして致命傷なのが、1人で行動ができないこと。

幸運体質の人というのは、身軽なので1人でさっさか行動を起こしてしまう。不幸体質の人は、いつも群れているんです。“群れる”って本当に危険なキーワード。あなたの周りの群れている人を、よく観察してみてください。そこにプラスの気がありますか?ないですよね。みんなで群がっておきながら、相手や自分の現状や立ち位置を探り合い、少しでも相手が秀でればさりげなく足をひっぱり合う……。でも人生は人と群れている時間なんてないんです。常に次のステップを考え、運をつかんでいきましょう!」

6月の大切な日をピックアップ!

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さ、でもここからが本題!6月の日がいい日と、運気をアップさせるために抑えておくべき行事をお教えしますよ!

まず、6月のラッキーデーを見ていきましょう。

  • 6月5日 芒種
  • 6月6日 甲子の日
  • 6月11日 一粒万倍日
  • 6月12日 一粒万倍日
  • 6月21日 夏至
  • 6月23日 一粒万倍日
  • 6月24日 一粒万倍日
  • 6月30日 夏越しの大祓

6月だけでもこんなに“ラッキーな日”があるんですね!
「これだけあるのですから、上手に日を活用しない手はありません!たとえば一粒万倍日は、たった1粒のもみが何倍にもなって実り、稲穂になるパワーがある日のこと。この日は自分のお気に入りの神社にお参りに行ったり、事業を興す日に設定するといいですよ。

また甲子の日は、物事をスタートさせるのに適した日。事業を興すのはもちろん、そこまで大規模なことじゃなくても、資格の勉強を始める日にしたり、新しいお財布やバッグをおろしてもいいですよ。でも、この辺りはちょっと縁起を気にする人なら知っていると思います」

もっと深く風水の効果をしっかりと得たいのであれば、二十四節気と日本古来の季節の行事を気にすること、と谷口さんは念を押します。

「風水というのは、読んで字のごとく、まさに風と水の学問。風と水というのは、四季の移り変わりによって持つ温度や感触が違ってくるものです。それだけに季節と深く関わりがあるんですね。だから四季を大切にして生きると、自然に寄り添った生き方ができ、心も体も無理せずにいられるんです。そして、自分に無理せず生きるということは、幸せなこと。いつの間にか幸運体質になっているんです。私がいつも『手っ取り早く幸せになりたければ四季を大切にして』というのはそういう意味なんです」

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二十四節気を大切に

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まず6月5日の芒種(ぼうしゅ)。

「これは二十四節気中九番目の節で、この頃から梅雨が始まるといわれています。つまりジメジメシーズンの幕開け!運気に湿気は大敵です。何よりも自宅がその人最高のパワースポットにしなければ意味がありませんから、自宅の換気をこまめにし、湿気対策を行ってください。旬の食材を体の中に取り入れる“食風水”も効果的なので、この時期が旬の大葉やみょうが、するめいかなどを食卓に取り入れたり、梅やらっきょうを漬け込む作業をするのも運を磨くのにいいですよ」

そして6月21日の夏至。

「芒種から数えて15日目ごろが夏至。十番目の節になります。1年のうちで昼の時間がもっとも長く、夜の時間が短い日で、夏の始まりを意味します。関西地方の人はこの日にタコや『水無月』という和菓子を食べる風習があると思います。そんな他県の風習を取り入れても楽しいですね。また今年は、水がキーワードの年ですから、ぜひこうした季節の節目には、バスタイムを充実させたり、海や川に遊びに行き、今年の“気”を充実させてください」

6月30日には夏越しの大祓えを

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ACフォト

でも上半期でいちばん大切、いや逃してはいけない行事は“夏越しの大祓え”です。

「お正月から丸半年。この半年の間、知らないうちに人というのは陰のエネルギーをためているんです。でも、この日“お祓い”を受けることで、上半期の陰や邪をなかったことにしてくれるので、ぜひお参りに行ってほしいんですね。ここでお祓いを受けることで、下半期まっさらな状態でスタートを切ることができますよ。

この日、多くの神社で“茅の輪くぐり(ちのわくぐり)”が行われています。場所によって違いますが、注連縄(しめなわ)で作られた茅の輪が置かれ、そこを左周り・右周りで8の字を描きながら合計3回くぐることで半年の間にたまった穢れを落とすと言われています。詳しいことはわからないのですが、この『8』の字の動きというのは、「∞(無限大)」の文字にもつながり、しかも太極拳や盆踊りにも手を8の字に動かす動きがありますよね。

さらには『グーグルマップ』のコンパスがおかしくなったとき、正常値に戻す動きもこの8の字……この動きには、何かを『祓う』作用があるんだと思います。何だか都市伝説みたいになってしまいましたが、信じるか信じないかはあなた次第です(笑)」

取材・文/児玉響子
撮影/AJHAJHA

Profile

谷口令さん

谷口令さん

風水心理カウンセラー。学習院短期大学卒業後、東京海上、日本IBM、レナウン、第一生命保険などに勤務。OLの傍ら、風水気学の大家・宮田武明氏に師事。1990年風水・気学コンサルタントとして独立。個人から大手企業までクライアントを抱え、国内外で1万人以上の鑑定を行う。「開運ダイアリーセミナー」(年末)や「開運神社学deパワーセミナー」(年10回)は即日満席の人気。

谷口令の風水学
http://www.taniguchirei.com/

谷口令の風水ブログ
http://ameblo.jp/taniguchirei/

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