アイラッシュとは？ アイリストを目指す人が知っておきたい2つの施術を紹介
目元周り、特にまつ毛に関する施術は種類も多く、どの施術が自分の理想の見た目になるのかわからない、という人も少なくないでしょう。
一方で、美容師免許を活かしてアイリストを目指したいという人のなかには、どの技術を学べば良いか迷っている人もいるかもしれません。
そこで本記事では、アイラッシュとは何か、どのような施術の種類があるかを紹介します。さらに、アイリストとして活躍するためのサロンの選び方についても解説するので、アイリストの仕事に興味のある人は、ぜひ参考にしてください。
※アイリストという名称は、有限会社ローヤル化研により商標登録されています。そのため、許可なくアイリストと名乗ることは、商標侵害となるためできません。
引用元
ローヤル化研：企業の方へ
しかし一般的に認知されている名称でもあるため、本記事では目元周りの施術者について「アイリスト」の名称で進めます。
アイラッシュとは？
アイラッシュは元々「まつ毛」を意味する英単語ですが、現在ではまつ毛に施すメイクや施術など、まつ毛に関するおしゃれ全般を指す言葉として使われることもあります。
ただし、サロンによっては「まつ毛エクステ（まつエク）＝アイラッシュ」と言っている場合もあるため、覚えておくと良いでしょう。
アイラッシュ施術にはどんな種類があるの？
アイラッシュの施術やメイクには、下記のような種類があります。
・まつ毛エクステ（まつエク）
・まつ毛パーマ
・アイラッシュカーラー（ビューラー）
・アイラッシュマスカラ
・つけまつ毛
また、それぞれの施術のなかでもさらに種類や流行があります。
このなかから、サロンでの施術が主となるまつエクとまつ毛パーマについて、詳しく紹介します。
まつエク
まつエクは、元々ある自分のまつ毛に、専用の接着剤を用いて人工のまつ毛を装着する技術です。まつ毛のボリュームや長さを増すことで、華やかな印象の目元を作ることができます。
しかし、ひと口に「まつエク」と言ってもその種類は多く、仕上がりの印象も異なります。そのため、施術前のカウンセリングの際には、アイリストと施術を受ける側での仕上がりイメージを共有することが重要です。
ここでは、まつエクのメリットや注意点、そして代表的なまつエクの施術方法を2種類、紹介します。
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まつエクのメリットと注意点とは？
まつエクをすることで、目元周りが華やかな印象になります。
ビューラーやマスカラを使ってメイクする必要もなくなるため、メイクの手間も減らせます。マスカラのように汗や涙で滲むこともなく、カールもキープされるため、メイク崩れの心配もかなり減らせる点も、大きなメリットと言えるでしょう。
しかし、地まつ毛にエクステを装着するため、多かれ少なかれ負荷がかかります。さらにクレンジングやお手入れ方法が間違っていると、健康な地まつ毛の減少につながる危険もあるため、注意が必要です。
まつエクは洗顔後はドライヤーで乾かすなど、装着後のお手入れもしっかり行いましょう。
まつエクの施術技術を紹介
まつエクの施術は、ナチュラルに見えるものから存在感を協調するものまで、さまざまな技術があります。そのなかでも、ハッキリした目元になる「バインドロック」と、軽さとナチュラルな仕上がりが特長の「フラットラッシュ」の2種類について詳しく紹介します。
バインドロック
バインドロックは、プロ用のまつエク商材を取り扱っているMiss eye d’or（ミスアイドール）が開発したまつエク技術。
ボリュームも持続力もあるのに、軽さを保っている点が魅力のまつエクです。アイラインを引いたようなハッキリとした印象の目元になります。
1本の地まつ毛を2種類のエクステで挟む装着方法となっているため、初心者アイリストでも施術しやすい方法でもあります。
施術については学科・実技によってバインドロックの知識と技術を習得するセミナーが開催され、認定試験の合格に応じてランクのつく認定制度も設けられています。
Miss eye d’or Academy（ミスアイドールアカデミー）：バインドロックセミナー
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フラットラッシュ
フラットラッシュは、従来は断面が円形だったまつエクから、上下の厚みを減らし平らに近い断面をしたまつエクを使用する施術です。
正面から見た際のまつ毛の濃さはキープしつつ、シングルラッシュと呼ばれる断面が円形のまつエクに比べ軽く、地まつ毛にかかる負担が軽減されます。
フラットラッシュはエクステの上下にくぼみが入っているタイプが多く、シングルラッシュに比べ地まつ毛に密着しやすいことから、持久性に優れていると言われています。
ただし、熱には弱いため、岩盤浴・サウナ・ホットヨガなど、高温になる場所に長くいる場合には、持続力が低下する恐れがあるため注意が必要です。
さらに、アイリストにとっては、シングルラッシュと若干異なる技術が求められる施術になります。
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まつ毛パーマ
まつ毛パーマは、専用のパーマ液とロッドを用いて地まつ毛をカールさせ、その状態をキープするためにパーマをかける施術方法。
1回の施術で1カ月ほどカールがキープできると言われており、まつエク同様、毎日のメイクがラクになるのに目元周りが華やかになる方法として人気です。
ここではまつ毛パーマのメリットと注意点、そして人気のまつ毛パーマの種類を2種類紹介します。
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まつ毛パーマのメリットと注意点とは？
まつ毛パーマは日々のメイクの手間を減らせるだけでなく、ビューラーによるまつ毛へのダメージも避けられます。
まつ毛パーマは地まつ毛を活かして施術するため、ナチュラルな仕上がりになる点もメリットのひとつです。また、まつエクとは異なり、使用するクレンジングに制限もありません。
その一方で、長さやボリュームを出したい場合には、まつ毛パーマでは物足りないかもしれません。また、地まつ毛の毛質によっては、パーマがかかりにくい可能性もあります。
まつ毛パーマの施術技術を紹介
自分のまつ毛をパーマ液やロッドを用いてカールさせるまつ毛パーマですが、その施術方法にもいくつか種類があり、日々進化を遂げています。
そんなまつ毛パーマの種類のなかから、現在の定番とも言える「ラッシュリフト」と「パリジェンヌラッシュリフト」について紹介します。
ラッシュリフト
ラッシュリフトは、地まつ毛を根元から立ち上げ、長さを最大限に活かしてビューラーを使用したような仕上がりにできる施術です。根元からまつ毛を立ち上げるため、目が大きく見えるといったメリットもあります。
ただし、根元を上げすぎると横から見た際に不自然な目元になる可能性もあるため、施術前のカウンセリングで仕上がりイメージを共有するなど、事前の確認が重要です。
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パリジェンヌラッシュリフト
パリジェンヌラッシュリフトはまつ毛の根元のみ施術することで、自然にまつ毛を立ち上げる施術です。下がりまつ毛で白目がおおわれている人が多い日本人の目元を、明るい印象に仕上げます。
ただし、ビューラーを使用したようなカールした仕上がりのまつ毛を希望する人には、あまりおすすめできないかもしれません。目元をパッチリと、地まつ毛のまま長さを強調したい人におすすめの施術と言えるでしょう。
パリジェンヌラッシュリフトの施術を行うための知識・技術を習得できるトレーニングも開催されています。
PARISIENNE BEAUTY GROUP：パリジェンヌラッシュリフト
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自分に合ったサロンを探すにはどうすればいいの？
アイラッシュの施術を提供しているサロンは件数も多く、就業先もまつ毛サロンとは限りません。トータルビューティーの提供を行っている美容室やエステサロンなどでも、アイリストの求人はあります。
さまざまな就業先や働き方があるなかで、自分の希望や条件に沿ったアイリストの仕事を探す方法を2つ紹介します。
1. 就職・転職エージェントを利用する｜美容業界に強いエージェントがおすすめ
アイリストの求人を探す方法のひとつに、就職・転職エージェントの利用があります。
就職・転職エージェントでは、希望に沿った求人の紹介だけではなく、面接や履歴書へのアドバイスがもらえるなどのサポートも期待できます。ただし、エージェントを選ぶ際には、美容関連の職種の取り扱い実績の有無などを確認しておきましょう。
2. 求人サイトで探す｜美容業界に強い求人サイトがおすすめ
仕事の休憩中などすきま時間を使って求人を探したい場合は、求人サイトの利用が便利です。しかしその一方で、求人サイトは種類も多いため、どの求人サイトを利用するかも重要です。
アイリストの求人を探す場合は、リジョブなどの美容に特化した求人サイトの利用がおすすめです。リジョブではサロンの雰囲気が伝わる画像も多数掲載されているほか、美容関連の検索条件も充実しています。
たとえば「美容室でアイリストとして働きたい！」という、職種と施設形態を選んでの検索も可能です。
【8月最新】美容室・ヘアサロン アイリストの求人・転職・募集
アイリストの履歴書で押さえておきたいポイントとは？
就職や転職の際に必ず必要になるもののひとつに、履歴書があります。
ここでは、アイリストとして求人に応募する際に、おさえておきたいポイントを2つ紹介します。
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1. 基本的な書き方を押さえておこう
履歴書を作成する際には、下記のポイントに気をつけながら作成しましょう。
・古い履歴書を使い回さない
・急がず丁寧に書く
・学校名や会社名は省略しない
・修正テープや消せるボールペンは使用しない
・書き損じた場合は初めから書き直す
書き終わったら、誤字や脱字などがないか必ず見直すことが重要です。
2. 志望動機をうまく伝えよう
なぜアイリストを目指したのか、そしてなぜそのサロンでなければならなかったのかを、志望動機に盛り込みます。さらにサロンの特徴を求人情報やSNSでよく調べ、入社後、そこでどのように働きたいかを伝えましょう。
「福利厚生などの待遇面が良いから」や「美容師を辞めたいから」といった理由は、実際はそうだったとしても、採用する側からの印象があまり良くないものとなる可能性があります。そのため、このような理由を志望動機に記載することは避けた方がベターです。
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サロンでの面接で好印象を与えるには？
どんなに立派な履歴書を提出していても、面接の印象が悪くては採用につながる見込みは薄いでしょう。
そうならないためにも、面接の際におさえておきたいポイントを2つ紹介します。
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1. 身だしなみ・マナーをおさらいしよう
面接当日は清潔感のある身だしなみを心がけます。露出の多い服装や派手なメイクやネイルは避けつつ、サロンの雰囲気に合った服装を選びましょう。
また、アイリストの仕事は接客業です。あいさつなどの基本的なマナーはもちろんのこと、面接中は答えている内容だけではなく、ハキハキと受け答えできているかなども注目されます。所作のひとつひとつが見られていることを意識し、振る舞うことが大切です。
2. 質問にスムーズに答えられるようにしておこう
面接でよく聞かれる質問は、前もって調べておき、自分なりの答えを用意しておく必要があります。
前職がある場合は退職理由も聞かれる場合がほとんどなため、ネガティブな理由も前向きに言い換えて伝えられると良いでしょう。前職への不満や愚痴にはならないよう、配慮が必要です。
知識とスキルを身につけてアイリストデビューを目指そう！
アイラッシュは目元周りの施術全般を指して使われることがあり、そのなかにはまつエクやまつ毛パーマなども含まれます。
それぞれの施術で求められる知識やスキルを習得し、さらにそれを極めながらアイリストデビューを目指しましょう。
リジョブは、転職満足度が98%※と非常に高いサービスです。ぜひリジョブで自分に合った求人を探して、アイリストになるという夢を叶えてください。
※ リジョブ経由で採用された1,242名を対象に実施した満足度自社調査より（実施期間：2023年2月8日〜2023年3月8日）
