ジェルネイルを長持ちさせるには？剥がれてしまう理由も紹介

ジェルネイルを楽しんでいるけれど、「すぐに剥がれてしまう」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか？せっかく綺麗に仕上がったネイルが、数日で剥がれてしまうのはとても残念ですよね。

実は、ジェルネイルが剥がれやすくなる原因は、身の回りの環境や日常的な習慣にあります。

そこで今回は、ジェルネイルが剥がれてしまう主な理由と、それを防ぐための具体的なコツをご紹介します。ちょっとした工夫で、美しいジェルネイルを長く楽しむことができるので、ぜひ実践してみてください。

ジェルネイルが剥がれてしまう3つの理由とは？

ジェルネイルは手軽さと美しい仕上がりで人気のネイル方法ですが、「すぐに剥がれてしまう」という悩みもよくあるようです。

ジェルネイルがすぐに剥がれてしまう原因はさまざまですが、主に水分、乾燥、衝撃・摩擦の3つがあげられます。ここからは、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

1. 水分

ジェルネイルは、水分に弱い性質があります。水仕事や温泉・サウナなどで爪が長時間水分にさらされると、地爪自体が柔らかくなり、硬いジェルネイルとの接着面にズレが生じて密着度が低下します。

また、手汗や洗剤なども影響を与える可能性があります。とくに温泉やサウナでは自爪がふやけるため、ジェルネイルの密着力を弱める原因となります。

2. 乾燥

乾燥も、ジェルネイルが剥がれやすくなる主要な原因の一つ。指先や爪が乾燥しすぎると、地爪の状態が悪化し、ジェルネイルとの密着力が低下します。

とくに冬場やエアコンの効いた室内では、空気中の湿度が低下するため指先が乾燥しやすく、ジェルネイルの持続性に影響を与えるでしょう。

また、手洗いやアルコール消毒を頻繁に行うことで、指先から油分や水分が奪われてしまい、乾燥状態がさらに進行します。そのため爪表面の柔軟性が失われ、ジェルネイルの剥がれや浮きの原因となってしまいます。

3. 衝撃・摩擦

日常生活で爪先を酷使する行為は、ジェルネイルに大きな負担をかけます。たとえばプルトップを開けたり、キーボードを強く叩いたりする行為は、爪に衝撃や摩擦を与えてジェルネイルのコーティングを剥がしてしまう原因になりかねません。

また、スポーツなどで爪に強い衝撃を受ける場面も同様です。コーティング部分が剥がれると保護力が弱まり、ジェルネイル自体の浮きや割れにつながります。

ジェルネイルを長持ちさせる6つのコツとは？

ジェルネイルを長持ちさせるには、日々の生活習慣と適切なケアが重要です。ジェルネイルが剥がれやすくなる原因の「水分」「乾燥」「衝撃・摩擦」への対策を徹底することで、美しいネイルをより長く楽しむことができるでしょう。

ここからは、ジェルネイルを長持ちさせるための6つの具体的なコツを紹介します。

1. 水仕事をするときには手袋をつける

水分から爪を守るには、水に触れる機会をできる限り減らすことが重要です。

食器洗いや洗濯などの水仕事をする際には、必ずゴム手袋を着用しましょう。これにより、爪が直接水や洗剤に触れるのを防ぎ、ジェルネイルの劣化を遅らせることができます。

また、温泉やサウナなど、長時間水分にさらされる場所では利用時間を短縮したり、可能な限り手を湯船から出したりといった工夫も大切です。

2. 保湿を欠かさない

乾燥対策には、保湿の徹底がおすすめ。ネイルオイルやハンドクリームを使い、こまめに指先や爪を保湿することが大切です。

とくに水仕事や手洗い・アルコール消毒などをした後は、乾燥しやすいタイミングなので、必ず保湿を行いましょう。

ネイルオイルは爪の表面だけでなく、根元や側面にもしっかり塗布してください。ハンドクリームは指全体になじませるように塗ると効果的です。

日中のこまめな保湿に加えて、就寝前に念入りにケアすることで、より高い保湿効果が期待できます。

3. 爪を使わない

日常生活で、爪を道具として使うことは避けましょう。爪の先でシールを剥がしたり、段ボールを開けたりする行為は、ジェルネイルに直接的な衝撃を与え、剥がれや浮きの原因となります。

パソコン作業や料理など、日常的な動作でも爪への負担を意識し、できるだけ指の腹を使うように心がけることが大切です。

4. 爪切りは使わない

ジェルネイルをしている間は、爪切りを使用するのは避けましょう。爪切りを使うと、ジェルネイルのコーティング部分が割れてしまい、そこから剥がれやすくなることがあるからです。

爪の長さを整えたい場合は爪やすりを使い、少しずつ優しく削るようにしましょう。爪の形を整える際も、やすりを使うことで、爪への負担を最小限に抑えられます。

5. 浮いてきても剥がさない

ジェルネイルが浮いてきてしまった場合にも、無理に剥がさないようにするのが大切です。無理に剥がすと、地爪を傷つけてしまう可能性もあります。

浮いてきた部分が気になる場合は、できるだけ早くネイルサロンで付け替えをしてもらうのがベストです。すぐにネイルサロンへ行けない場合は、浮いている部分を爪やすりで優しく整えたり、絆創膏やネイル用テープで保護したりするなど、応急処置をしておきましょう。

6. 地爪に合ったジェルを選ぶ

念入りに対策してもジェルネイルがすぐに剥がれてしまう場合は、使用しているジェルが地爪に合っていないかもしれません。

ジェルの種類は多種多様で、相性も存在します。ネイルサロンで相談し、自分の爪質に合ったジェルを選んでもらうようにしましょう。また、アレルギー体質の場合は、アレルギー対応のジェルを選ぶことも重要です。

ジェルネイルの弱点を知って長持ちさせよう！

美しい仕上がりと持続性で人気が高いジェルネイルですが、適切なケアを怠ると剥がれやすくなることがあります。剥がれる主な原因は「水分」「乾燥」「衝撃・摩擦」であり、これらに対する対策を講じることでジェルネイルをより長く楽しむことができるでしょう。

日常生活のなかでの少しの工夫が、ジェルネイルの持続性を大きく改善します。また、地爪に合ったジェルを選ぶことも重要です。

今回紹介したポイントを押さえて、ジェルネイルの弱点を理解し、美しい状態を長く維持しましょう。