美容師も意識しておきたい「ヘアメイクアーティスト」とは?

髪の毛を美しく整える仕事といえば美容師ですが、美容師以外にもヘアメイクアーティストという職業名がよく聞かれます。しかし、美容師の仕事はなんとなくどのようなものかわかっても、ヘアメイクアーティストとはどのような職業かはよくわからないという人は多いかもしれません。そこで今回は、知っているようでよく知らない、ヘアメイクアーティストの世界について紹介していきます。美容業界で活躍したい人は特に必見の内容です。

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気になる!ヘアメイクアーティストの仕事内容とは

ヘアメイクアーティストとは、タレントやモデル、一般の人のメイクやヘアスタイリングを行う人たちのことです。美容師とは違って免許がなければ髪を切ったりカラーリングしたりすることはできないものの、ヘアアレンジや髪のデコレーションなどを担当します。また、ヘアメイクアーティストには取得しなければならない資格はないことも美容師との違いです。ただし、美容師免許がないとできないことも多いので、ヘアメイクアーティストは美容師免許を取得しているのが一般的です。ヘアメイクアーティストはどちらかというとモデルの髪の毛を使って新たな表現を模索する芸術家のような立ち位置です。そのため、美容師とは基本的に性格が異なる仕事だといえるでしょう。モデルや芸能人に対してヘアメイクを施すときは、衣装やその人の雰囲気、役柄や出演する作品などさまざまなことを考慮に入れる必要があります。ヘアメイクアーティストとして活躍するためには、自分の中にあるセンスや技術だけではなく、作品に対する知識や理解も併せ持たなくてはなりません。この点でも美容師とは異なる仕事内容をしているといえます。ヘアメイクアーティストはヘアスタイリングやメイクだけではなく、仕事現場によってはネイルや衣装選び、装飾品の選択など、幅広く美容全般を担当することがあります。したがって、美容に関する幅広いセンスや知識が求められることもあり、日々勉強が必要となります。

知りたい!ヘアメイクアーティストの労働条件

ヘアメイクアーティストに興味がある人が気になるのは、給料や休日などではないでしょうか。ヘアメイクアーティストは夢のある職業ですが、現実を知っておかないと仕事が長続きしない恐れがあるため、事前に労働条件を知ることは大変重要です。ヘアメイクアーティストにはランクがあり、初めはアシスタントから始めます。アシスタント時代は勉強も兼ねて仕事をしている状態なので、年収は0〜150万円程度、あるいは月収10万円もらえれば良い方という状況が一般的です。ヘアメイクアーティストも美容師と同じようにアシスタント時代は修行期間なので、生活に困らないためにもヘアメイクアーティストになる前にある程度のお金を貯めておくか、アルバイトで生計を立てることなどを考える必要があるでしょう。アシスタント時代を経てプロのヘアメイクアーティストになれば、所属先によって多少異なるものの、収入はだいたい100万円〜500万円程度に上がります。どこかに所属しているといっても1日8時間など必ずしも労働時間が決まっているわけではなく、不規則だったりシフト制だったりすることが多いです。芸能関係の仕事だと拘束時間が長くなりやすく、不規則な労働時間や休日になりがちです。基本的にヘアメイクアーティストの仕事には波があり、休みはきちんと決まっていないと覚えておくと良いでしょう。ただし、サロンや企業など勤め先によっては休日と労働日はきちんと定められていることが多いです。それでもサービス業のため土日に休みを取ることは難しく、休日は平日にあることが一般的です。

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ヘアメイクアーティストの就職先は?

ヘアメイクアーティストの就職先には、芸能プロダクションやサロンなどがあります。サロンはヘアサロンやブライダルサロンなど、さまざまなものが考えられます。ブライダルサロンでは着付けやネイルなどヘアスタイリング以外のことも実践を通して学べるでしょう。また、化粧品などを開発・販売する企業などに就職して自社製品をお客様に紹介したり、商品開発に携わったりするケースもあるので、ヘアメイクアーティストの就職先は幅が広いといえます。その他、腕が立ったり知名度が高くなったりすると、フリーランスのヘアメイクアーティストとして活動することもできるでしょう。フリーランスのヘアメイクアーティストは依頼があるたびに契約を結ぶため、仕事がたくさんある月もあればそうではない月もあります。そのため、一度仕事を依頼されると時給に換算で1万円前後と高い収入が期待できるものの、仕事がない月は収入もないことが普通です。フリーランスの場合は自分を売り込む宣伝・広告にも力を入れる必要があります。

美容師免許取得後ヘアメイクアーティストになるには

ヘアメイクアーティストになる人の多くは、美容師免許を取得しています。美容師免許を持っていると、ヘアメイクアーティストとしてできることが格段に広がります。ヘアメイクアーティストになるための資格は必要ないものの、美容師免許がないとカットやカラー、パーマなどの施術は法律上できないことになっています。したがって、本気でヘアメイクアーティストとして活躍したいなら、美容師免許は必ず取っておきたいものだといえます。美容師の免許を取るためには、美容専門学校を卒業して国家資格の試験に合格する必要があります。美容専門学校では2年間(通信の場合は3年間)美容師に必要な知識や技術について学びます。美容師の試験は学科と実技の2課題があり、両方試験に合格しなければ資格を得ることはできません。国家資格というだけあって試験は厳しく、合格率は半分強とそれほど高くはないので、在学中はしっかり勉強する必要があります。ヘアメイクアーティストになるための道のりは人それぞれあるでしょうが、一般的なのはサロン、あるいはプロダクションを経る方法です。ヘアサロンのケースでは、美容師免許取得後サロンで3年〜5年程度修行して基本的な技術や接客力を身につけたりセンスを磨いたりし、その後ヘアメイクアーティストに転職します。ただし、ヘアサロンの場合はどうしてもスタイリングがメインになるので、メイクにはヘアサロンに勤めながら並行して勉強する必要があります。プロダクションに就職する場合は、美容師免許取得後プロダクションで2年〜4年程度アシスタントとして勤務し、その後ヘアメイクアーティストへと転身します。アシスタント時代にはヘアスタイリング以外にもメイクや着付けなどを総合的に学べるため、アシスタントの給料は低いものの、勉強できる環境で働けるメリットがあります。

ヘアメイクアーティストが気になるならリジョブで転職!

これから美容業界で働こうとしている人の中には、ヘアメイクアーティストとして活躍したいと考えている人は多いでしょう。ヘアメイクアーティストは現在美容師として働いている人のステップアップとしても人気の高い職業です。ヘアメイクアーティストの仕事を探しているなら、美容業界だけの求人を集めた便利なサイト「リジョブ」がおすすめです。掲載求人は2万件以上で登録者数は何十万人もいる、信頼できる求人サイトとなっています。美容業界全般の求人が掲載されているので、同じヘアメイクアーティストの仕事でも美容師寄りやメイク寄りなど、自分が希望する仕事内容の求人がきっと見つかることでしょう。リジョブで仕事を手に入れると勤続支援金がもらえるお得さもあるので、早速リジョブに登録してあなたの夢を叶えてみてください。ヘアメイクアーティストとして才能を存分に発揮するためにも、良い仕事場をリジョブとともに選んでいきましょう。

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