美容部員から本社勤務へのキャリアアップは可能?|転職先の検討とあわせて紹介!
美容部員として働いているうちに、本社へのキャリアアップを目指したいと考えることがあるかもしれません。もともと店舗で美容部員として働いている場合、本社へのキャリアアップは果たして可能なのでしょうか。
今回は、美容部員から本社勤務へのキャリアアップは可能なのかについてや、別職種・業界へのキャリアアップを目指すのかなどの2通りの方法についてを紹介します。
美容部員からキャリアアップしたいと考えている方はぜひ記事を参考にしてみてください。
美容部員から本社勤務へのキャリアアップは可能?
美容部員から本社勤務へのキャリアアップは、不可能ではありませんが狭き門でしょう。なぜなら、本社勤務の競争率は高く、学歴も必要であることが多いため、限られた人しか受からないからです。
美容部員から、化粧品会社の本社勤務の仕事に就くためには、それなりに戦略を練って行動していかなければなかなか難しいでしょう。どのようにして本社を目指していけばよいのかについて紹介します。
社内公募での登用があるところも
本社へ就職活動を行い、結果がだめだったとしても店舗で採用され、そこから本社を目指すという方法があります。化粧品の会社によっては、社内公募での登用がある場合も。
店舗から本社を目指したい人は、このように店舗から本社への社内公募の制度が会社に設けられているのかを確認するとよいでしょう。そして、自分自身のスキルを磨き、キャリアアップに向けて行動していく必要があります。
店舗勤務の中でキャリア形成を狙う選択肢も
キャリアアップが目的である場合は、本社勤務というキャリアアップだけでなく、店舗の中でリーダーや店長を目指す方法があります。
店舗で店長を担うようになり、さらに経験を積むことで、フィールドトレーナーやエリアマネージャーなどの役職に就ける可能性も出てきます。ここまで来ると、基本本社で働くような働き方になる場合も。
このように、店舗勤務でキャリアを形成する方法があることを知っておくと、自分の状況に合った方法でキャリアアップしていけるでしょう。
ライフステージの変化に合わせた働き方も
キャリアアップすることだけでなく、自分自身の私生活の状況に合わせて働く方法があります。たとえば、結婚や子育てをきっかけに時短勤務のしやすい職場にしたり、年齢に合わせて働きやすい環境を選択したりするために転職する人もいるでしょう。
その一例として、美容部員は何歳まで働けるのかについてや、ライフステージに合わせた美容部員の働き方などを以下の記事で紹介しています。気になる方は参考にしてみてください。
美容部員は何歳まで働けるの? ライフステージに合わせた美容部員の働き方まとめ
転職先を検討することも視野に|転職理由を明確にする
美容部員として働いてみて、仕事内容が自分とは合わなかったと思う部分が出てくることもあるでしょう。実際に美容部員として働く中で、思ったよりも大変に感じる部分や、うまくいかないことがあるかもしれません。
ここからは美容部員が転職理由としてあげるものを具体的にいくつか紹介します。美容部員として働く人はどのようなことを理由に転職を考えるのでしょうか。
ノルマが厳しい
美容部員の仕事は、「お客様に化粧品の魅力を伝えて販売すること」がメインの業務となります。そのため、販売のノルマが高く毎日数字に追われたり、売り上げを取らなければいけないという気持ちがストレスになることがあるでしょう。
このようなノルマにプレッシャーを感じることが転職の理由となるようです。プレッシャーに弱い人にとっては大変な業務となってしまいます。
体力的に大変さを感じた
1日中立ちっぱなし・バックヤード業務など、意外と体力がいるのが美容部員の仕事です。また、商業施設の営業時間に合わせてシフト制であることがほとんどであるため、不規則な生活になってしまうことがあります。
このような理由で、体力的に続けることが難しくなり、転職を検討する人もいます。化粧品を扱う華やかな仕事にみえますが、実際のところは体力のいるハードな一面があるのです。
人間関係がうまくいかなかった
店舗勤務は一般的な企業に比べて少人数での運営となることが多いです。そのため、万が一人間関係に悩んだ際に解決しづらい環境であるといえるでしょう。美容部員としての仕事自体は好きであっても職場環境を変えたいと思う人がいるかもしれません。
そのような場合は、転職をして環境を変えるという選択肢も出てくるでしょう。人間関係が良好であるかを重視して働きたいと考える場合は、人間関係がうまくいかないことがきっかけとなり転職を考えるはずです。
美容部員の経験を活かす転職先
いざ転職をするとなったとき、どのような転職先がよいのか考える必要があります。これまでの経験を評価してくれるような転職先がよいと考える人もいるはずです。今まで身につけた技術や知識を活かせるような転職先とはいったいどのようなところでしょうか。
美容部員として培ってきたスキルをそのまま活かせるような転職先について紹介します。
他ブランドの美容部員
これまでの経験を活かせるという意味で、他のブランドの美容部員という選択肢があります。今勤めているブランドの風潮や経営方針などが合わなかっただけで、美容部員の仕事が好き!という方は、このように違うブランドの美容部員を目指すのがおすすめです。
また、今の職場での人間関係に悩んでいて、美容部員の仕事自体は好きという方にも環境を変えられるけど経験は活かせるという点でおすすめします。
その他の美容業界
これまで培った美容の知識が活かせるようなエステサロンや美容カウンセラーなどの他の美容業界の仕事も転職先としてよいでしょう。美容の知識や経験を活かせるので、就職にも有利に働きます。
経験は活かしつつも他の業界なので仕事内容や環境に変化を感じることもできるはずです。新しい環境と仕事内容で心機一転頑張りたいと考える方はこのような職種をおすすめします。
販売職
美容の知識だけでなく、培った販売スキルを活かして転職するのも1つの方法として考えてみましょう。一人ひとりに寄り添う接客スキルを活かして、アパレルやその他販売職を目指すのもおすすめです。
販売スキルだけでなく、コミュニケーションスキルなども活かしながら働くことができるでしょう。他の販売職に転職することで、扱う商品がこれまでと違うものになるので、新しい知識を身につけられる楽しさを感じることができます。
異業種の転職先
全く環境を変えて、新しい道を切り開いてみたいと考える方は、コミュニケーション能力を活かすのであれば営業職、ノルマや体力的な負担を考えて事務職など、自分が転職後に求めている待遇に合わせて選ぶのがおすすめです。
また、業界未経験からでも始めやすく、今までのコミュニケーション能力も活かしやすいため、介護職を目指す方法もあります。介護職は、未経験からでも多くの求人があったり、自分のライフスタイルに合わせて勤務スタイルを変えやすかったりするメリットがあります。
介護業界に無資格から転職して目指す方法は以下の記事で紹介しているのでよかったら参考にしてみてください。
無資格からでも取得できる介護職員初任者研修とは|資格の内容やメリットについて解説
キャリアアップを目指すか転職するかよく検討しよう!
今回は、美容部員から本社勤務へのキャリアアップは可能なのかについてや、おすすめの転職先などを紹介しました。自分がやりたいことや目指したいゴールはどこかを明確にすることで、よい方法をみつけられるはずです。
転職をする際は、改善したい待遇は何なのかについてなどをよく考え、その後のキャリアを検討していきましょう。