緊急時こそ落ち着いて!救急車を呼ぶべきか正しい選択とは? #2

いざという緊急事態のとき、すぐに救急車を呼ぶべきなのですが、その事態が本当に緊急事態なのか判断に困ることがありますよね。それでも救急車を呼ばなければならないときがあるのも事実です。救急車を呼ぶためには、110番ではなく119番!これ、意外に間違うことがあるのです。そこで、知っておきたい救急車のあれこれについて説明します。ここでは救急車を呼ぶときの必要要素などについて。

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救急車って何番だっけ?

救急車は119番というのは確かに常識といえば常識です。しかし、緊急事態は頭がパニックになっているため、瞬間的に119番か110番か判断を迷う人たちはとても多くいます。119番と頭に思い描くものの、119番は消防車では?とつい思ってしまうのではないでしょうか。
今の緊急事態は火事ではなく、職場の同僚の体調の具合がおかしいのです。119番はつまり消防と救急です。それは、消防任務は災害救助を求めるときにも出動するからのようです。
余談かもしれませんが、海難事故に遭遇したときは、118番に電話しなければならないのです。海の事故の場合では海上保安庁の管轄だからです。そして、119の9は、昔のダイヤルを回す電話の場合、一度気持ちを落ち着かせるという意味で、1とは距離の遠くにある9を選択しているのです。ただ慌てて119番に電話をすれば良いということではなく、ある程度落ち着いた気持ちで電話をしなければならないという意味がこの119にもこめられています。
昔は、固定電話しかなかった訳ですから、それを使って電話をしましたが、現在では携帯電話・スマホが普及して、携帯・スマホでは119番に繋がらないのでは?と思っている人たちもいます。もちろんそんなことはなく、携帯電話だってスマートフォンだって、救急車を呼ぶことはできますのでご安心ください。

もしも携帯から電話をするときの注意

119番は固定電話からかければ、その県の基地局にかかります。しかし、携帯電話を使った場合には、県境から電話をすることで、隣りの県の基地局に繋がってしまうことがあります。そうなれば、緊急事態でも救急車の到着が遅れてしまう事態が起こる可能性があります。ただしそのような場合では、電話を受けた基地局が最寄りの基地局に転送をしてくれることになります。
119番へ電話する体験は多くの人たちがほとんど慣れてないはずであり、慌てていても全く不思議ではありません。118番へ電話しなければならないと思えば、もっと緊張すると思いませんか? やっぱり気持ちは落ち着いて!です。
しかし、無理は無理!声は当然震えているでしょうし、カムでしょうし、声が裏返ったりするでしょうし。しかし、誰だってそのようなものではないでしょうか。電話をして、オペレーターが先導して質問をしてくるので、それに答えればいいのです。

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救急車を呼ぶとき何を聞かれるか不安

救急車 正しい選択

救急車を呼べば、火事ですか? 救急ですか?と聞かれます。そのとき、手短に「救急です」と回答してください。次には、住所は?と聞かれます。そのとき現在電話をかけている場所を正確に伝える必要があります。正確に場所が判らない時もあるかもしれないですよね。そのときは、目印になるものを伝えるようにしましょう。自由に動く人たちがいれば、その場所にいてあげて救急車を誘導してあげると良いです。
次には、患者さんの情報を伝えることになります。男性か女性か。年齢。人数。そして、患者さんの病気・怪我の状態。です。
そして、自分の名前。を伝えます。

救急車を呼ぶとき必要なものは?

救急車 正しい選択

救急車を呼ぶとき、何か必要なものってあるのでしょうか。
慌てて何も用意できないという時だってあるのかもしれませんが、できれば以下のようなものを用意しておくと良いです。

  • 保険証。
  • かかりつけの病院があればその診察券。
  • お薬手帳。
  • マネー。
  • 裸足で運ばれる可能性もあるかもしれませんのでそのときは、靴。

紹介状があればそれも持参しておきたいものです。

こんな救急車の使い方はNG!

9月9日は救急の日です。救急車の適正利用についてしっかりここで考えてみましょう。救急車を利用する人たちの不適正利用の問題が今クローズアップされています。あなたは本当に大丈夫でしょうか。タクシー代がかかるから救急車を呼ぶ愚か者もおり、眠れなくて誰かに話を聞いてほしくて救急車を呼んだ!という馬鹿者もいます。
軽症であるにもかかわらず、重症であるかのように偽って救急車を要請した場合は、消防法違反にあたり、30万円以下の罰金または拘留になる可能性もあります。消防機関の適正な業務を妨害するものとして、偽計業務妨害罪・3年以下の懲役または50万円以下の罰金に問われる可能性もありますので注意してください。

文/sapuri

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