コラム・特集 2017-12-17

どきどきキャンプ・佐藤満春が教える“サロンの大掃除術” ＃２

どきどきキャンプ・佐藤満春さんがサロンの掃除術を指南！前半では、日ごろ行われている掃除方法に対してアドバイスを伺いました。後半では、年の瀬の大掃除で試してほしいサロンの掃除術を伝授して頂きます！

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照明はサロンにとっても重要箇所！軍手で隅々まで掃除できます

サロンの回答「電球はハンディモップかタオルで電球周りを拭いています。髪をよくチェックするためにも照明の状態はとても大事なので、毎日の朝清掃で必ず掃除しています」

「照明周りには『軍手』を使うのがおすすめです。指先が使えるので凹凸の多い照明器具や細かい部分まで掃除ができます。片手をセスキ炭酸ソーダで湿らせ、もう片方を乾拭き用にして、ウェット→ドライの順で拭くと、汚れがすっきり落とせます」（佐藤さん）

【point】軍手の使い道はこんなところにも！

「軍手を使っている流れでスイッチの上や換気扇など、ほこりがたまりやすく狭い場所の掃除にもとても便利！特に換気扇はキレイな空気を循環させるために常日頃から手入れが必要です。普段は手をつけていない…というサロンも多いかもしれませんが、換気扇は放っておくとほこりが落ちてくる原因にもなるので、普段から注意してチェックして欲しいです」（佐藤さん）

窓ガラスの取りきれないほこり、気になります…

サロンの回答「2階にあるので、基本は業者にお任せしています。自分たちでは、大掃除の際に内側からカラ拭きしています。気づくと手垢やほこりなどがすぐ付着してしまうことが気になります…」

「窓は鏡と同じ要領でセスキ炭酸ソーダか重曹を使うとキレイになります。手垢なども放っておくと落ちにくくなるので、大掃除の際だけではなく普段からこまめに掃除できるのが理想的です」（佐藤さん）

トイレは1時間に1回チェック！店で最も力を入れている掃除場所です

サロンの回答「1時間に1回、便器をブラシで磨き、アメニティグッズの補充をしています」

「トイレは「換気」がとっても大事。天井→床にむかっていくように、毎日掃除を行って下さい。便器は常に「白」でないと絶対ダメ！汚れが目立つ場合は酸性の洗剤をつけた状態で1時間置いてから流すと、白色の便器に近づきます。加えて、脱臭フィルターの掃除も常日頃から忘れずに。フィルターの根づまりはお湯につけた歯ブラシを使うとよく取れます」（佐藤さん）

佐藤流・トイレの評価を上げるポイント！

「トイレは店内で最もキレイにしなければならない場所です。なぜなら、トイレは減点法だと言われていて、どこかミスがあっただけでその店の印象を下げてしまう。特に女性はトイレに対しての判定が厳しく、トイレがキレイでないお店は自然と避けてしまう傾向があります。ですので、ビジネスで考えた場合もトイレは常に自信が持てるようキレイな状態にしておくことが重要なんです！また、内装にもこだわると、自然とトイレへの評価も向上します！観葉植物を置くとか、高級なトイレットペーパーを使ってみるのもいいと思います」（佐藤さん）

Profile

どきどきキャンプ・佐藤満春

ケイダッシュステージ所属。お笑いコンビ「どきどきキャンプ」ツッコミ担当。掃除能力検定（5級）、名誉トイレ診断士の資格を持つ。趣味は音楽鑑賞とトイレのショールーム巡り。佐藤自身率いるサトミツ＆ザ・トイレッツとしてアルバム『ホワイト・アルバム』が好評発売中！また書籍として『芸能界No.1トイレマニア　佐藤満春のトイレ学』（第三文明社）、『便の話を恥ずかしがらずにしよう』（マイナビ出版）がある。