この制度は、高齢者にGPS(人工衛星による全地球測位システム)機器を無償で貸与し、徘徊する高齢者を早期に発見・保護するなどの救援活動に市が取り組むといったシステムです。
さらに、位置情報を高崎署に提供することにより、警察の協力の下、遠方の徘徊でも迅速な保護が可能になるというもの。
GPS機器の無償貸与自体を行っている自治体は他にもありますが、警察と協力する制度に取り組んだのは高崎市が全国初だそうです。
GPS機器貸与の条件としては、以下のようなものがあります。
■高崎市内に在住 ■徘徊行動が見られる65歳以上のお年寄りを介護している家族、または介護事業者 ■事前に同市問屋町の「高齢者あんしん見守りセンター」に登録 ■介護認定有無は不問
GPS機器はフル充電で2週間は稼働可能で、最小のものでは重さ30グラム。装着者が違和感を持たないように、靴の中に埋め込めるものやベルトに着けられるもの、リストバンド状のものなど様々で、今後は衣服内蔵、アクセサリーとして装着するなど、「付け方を工夫していきたい」と富岡賢治市長は話しています。
このニュースに対して、みなさんからは次のようなコメントが寄せられています。
「良い取り組みだと思うので、効果を検証して全国に展開してほしいです」 「介護職員にとって高齢者徘徊は大変なので、必要なことだと思います」 「画期的な仕組みだとは思うが、税金で作っているのだから一部負担でもいいと思う」 「靴に着けるタイプは、本人が外す可能性が少なそう」 「本人に壊されることはないのかな?」 「自分の親には着けたくない……」 「徘徊は本当に大変だし、何か起きた時には家族が賠償責任を負うことになります。『自分の親には着けたくない』なんて悠長なことは言ってられません」
様々な意見がありますが、このシステムが今後の介護にとって有益に活用されることは、全ての人が望むことであると思います。
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