頑張れることを続ければいいじゃない。介護福祉士の日常あるある #12【漫画編】
デイサービスで働き始めた頃、仕事がなかなか覚えられないことや利用者の方との会話をはずませることが出来ない自分に、劣等感を抱いていたと話すベテラン元介護福祉士の國廣幸亜さん。せめて自分が好きな仕事は頑張ろうと、利用者さんの様子を連絡ノートにわかりやすくまとめるようにしました。続けていたある日、利用者のご家族の方から前向きなメッセージをいただき仕事に前向きに取り組めるようになったとか。今回はそんな思い出を漫画で描いていただきました。
登場人物紹介
國廣幸亜
新人ホームヘルパー2級(当時)。
デイサービスで働き始めた頃、何も出来ない自分に毎日打ちのめされていたと話す國廣さん。連絡ノートを書くことは好きだから、せめてこれは頑張ろうと思い立ち、利用者の方の体調に加えて今日の様子をわかりやすく書いたり、レクリエーション中の様子をデジカメで撮ってわかりやすくまとめたりするようにしました。自分が利用者の方の家族の一員ということを想像し、笑顔になった出来事も可能な限り記録していったそう。
そんなある日、利用者のご家族の方から「家が好きで施設に通わせるのは可愛そうなのかもと心配したけど、楽しんでいるようで安心した。ありがとう」とお礼をいただくことに。仕事への自信に繋がり、他の業務にも前向きに取り組もうと思えるようになったとのことです。次回は、仕事に前向きになれた出来事から利用者の方に心を開いていただけて嬉しく思った出来事まで幅広くご紹介します。
取材・原文/井上桂佑(レ・キャトル)
イラスト・漫画/國廣幸亜
教えてくれたのはこの人!
國廣幸亜さん
訪問介護や介護老人保健施設、デイサービスなど多くの介護現場を渡り歩いたベテランの介護福祉士として活躍し、現在は自身の豊富な介護経験を題材にした漫画などを手がける人気の漫画家として活躍中。
所有資格:介護福祉士