まつエクの持ち具合を知りたい!持続期間や長持ちさせるコツとは
1回まつエクの施術を受けたら半永久的に持ってくれれば嬉しいですが、残念ながらそういうわけにはいきません。では、まつエクの持ちは一体どれくらいなのでしょうか。目安になる持続期間をお伝えします。
また、美しい状態を長く保つために押さえておきたいポイントも解説します。これからまつエクをする人や、過去にまつエクの持ちが悪く失敗した人は、よい状態をキープするために役立ててください。
まつエクはどれくらい持つの?
まつエクを一度すると、ずっとつけたままの状態を保てるのかというと、そうではありません。まつエクの持ちには個人差がありますが、平均して3~4週間とされています。
まつ毛の状態やケアの仕方によっても持ち具合は変わり、長い人だと1カ月以上持つこともあるようです。
では、装着したまつエクがどのようにして失われていくのかというと、まつ毛の生えかわり周期の影響を受けてまつ毛とともに抜け落ちるほか、接着剤の劣化などによって外れる場合もあります。
まつエクを長持ちさせる方法
まつエクの持続期間は、およそ3~4週間であることがわかりました。では、まつエクの持ちを少しでも長くするにはどうすればいいのか、長持ちさせるための方法をチェックしましょう。
1. 施術後の刺激を控える
まつエクのグルー(接着剤)は完全に乾くのに24時間ほどかかるといわれており、施術したあとしばらくは蒸気・水分・汗で弱くなって外れやすい可能性があります。
そのため、洗顔やお風呂、スポーツなどは、所定の時間(5~6時間以上)控えたほうがよいでしょう。時間やNG事項はサロンでの説明に従うことが大切です。
2. 摩擦やオイルにも気をつける
目をこする・うつ伏せで寝るなどで目の周りに摩擦を与えるのも、まつエクが外れやすくなるためよくありません。
また、一般的なオイル入りのクレンジングや化粧品は、グルーを溶かしてしまう恐れがあるため、使わないようにしてください。
ただし、まつエクをしていても使える(パッケージに表示されている)商品もあります。サロンで販売していることもあるので、気になる場合はスタッフに尋ねてみてください。
やさしく触れて素早く乾かすことも大事
1と2両方に関連することとして、まつエク部分に強い負担をかけないように、洗顔やクレンジング、メイクなどの際はやさしく触れるようにしましょう。
また、まつ毛の周りが濡れたまま放置するのもよくないため、濡れているときはタオルでやさしく水分を取ったあと、ドライヤーの冷風を当ててよく乾かすことも重要です。この時、至近距離で強く当てないよう注意しましょう。
3. ホームケア用品を使ってケアする
自宅ではまつ毛をいたわり、丁寧にケアすることも大切です。よい状態を保つことで、まつエクも長持ちしやすくなるので、どんなアイテムを使えばいいのか例を挙げます。
まつ毛美容液
まつ毛用の美容液を使い、まつ毛のキューティクル部分の傷みを補修したり、まつ毛にうるおいを与えたりすることによって、まつ毛を健康な状態に保ちやすくなります。コラーゲンやヒアルロン酸といった成分が入っているものがおすすめです。
まつエクの持ちの向上にも期待できるので、ぜひ使用してください。
ブラシ・コーム
洗顔・クレンジングのあとは、クセがついたり絡まったりしないように、まつ毛用のスクリューブラシやコームで毛流れを整えるのもおすすめです。毛の流れが整うだけでも、まつエクが長持ちしやすくなります。ドライヤーで乾かす際に試してみてください。
コーティング剤
コーティング剤は、摩擦や湿気などからまつ毛を保護してくれるアイテムです。まつ毛にコーティング剤を塗ってからドライヤーの冷風で乾かすと、整った状態を保ちやすくなります。
寝る前にまつ毛をコーティングして固めておけば、寝相が悪い人も並びが乱れにくくなるのでおすすめです。
4. 自分のまつ毛に合う種類にすることも大切
まつエクに使われる人工毛には、毛質・カール・長さ・太さごとにさまざまなタイプがあります。
とにかくボリュームを重視したいという人もいるかもしれませんが、目元の負担が大きいと持ちもよくないので、自分のまつ毛の状態に合うものを施術してもらうことが大事です。
目安として、やわらかめの毛質・ゆるめのカール・地まつ毛より2~4mm長い・地まつ毛と同じくらいの太さにすると、負担が少なく長持ちしやすいでしょう。施術してくれるサロンスタッフともよく相談しながら決めてみてください。
5. メンテナンスを受ける
まつエクをつけたてのようなキレイな状態に保つには、2~3週間をめどにサロンに行き、リペア(つけ足し)やつけ替えといったメンテナンスをしてもらうことも必要です。
すべてのエクステが一度に外れたり抜けたりするわけではないので、日にちが経ってだんだんボリュームが減ってきた・カールが取れてきたと感じたら、メンテナンスを受けましょう。メンテナンス向けのメニューを用意しているサロンもあります。
まつエクサロンに行くときのポイント
つづいて、まつエクを受ける前のポイントを押さえてみましょう。
前日の夜からまつ毛には何もつけない
普段のケアには必要なまつ毛美容液なども、まつエクを受ける前夜から当日にかけてはつけないほうがよいでしょう。
万が一まつエクの施術の際にまつ毛に成分が残っていると、グルーのつきが悪くなったり、装着したあとにエクステが外れやすくなったりする可能性があるためです。
すっぴんの状態で行く
まつエク施術時にメイクをしていると、まつ毛にメイクが付着してグルーのノリが悪くなります。
目の周りだけ避けてメイクをすればいいと考える人もいるかもしれませんが、見た目ではわかりにくいだけで、ベースメイクもまつ毛に付着していることがあります。そのため、ノーメイクで行くのがベストです。
また、マツエクサロンに行く前はビューラーも使わないようにしましょう。地まつ毛をカールさせているとクセがついて接着しづらく、つき具合や毛流れにばらつきが出る可能性もあるためです。
アイシャンプーをしてもらう
まつ毛に汚れや油分がついていると、どうしてもエクステのつきが悪くなります。ノーメイクでサロンに行くとしても、まつエクをする前に、目には見えない細かい汚れを目元専用のシャンプーでキレイに落としてもらってから施術を受けたほうがよいでしょう。
さらに、アイシャンプー後は、しっかり乾かしてから施術してもらうことも大切です。
まつエクの持ちをよくして魅力的な目元をキープしよう
まつエクは、通常1日2日で外れるものではありませんが、せっかくまつエクを受けるならなるべく長持ちさせたいものです。施術前から施術後まで、持ちをよくするための注意事項やポイントを知っておくことによって、美しい状態を保ちやすくなります。
強い刺激を避け、丁寧にケアして適切な間隔でメンテナンスを受ければ持続させやすいので、まつエクをしたい人はぜひ参考にしてください。サロンに行く前のポイントも押さえ、万全の状態で施術を受けましょう。