まつ毛パーマ後のマスカラ使用で気を付けるべきポイントとおすすめのメイク・クレンジングアイテムを紹介

まつ毛パーマを受けるにあたって、気になることのひとつが「マスカラを使用しても大丈夫か」ということです。マスカラを直接まつ毛に塗るときに、せっかくのパーマがとれたり、まつ毛が抜けたりしないかが心配という声も聞かれます。

まつ毛パーマを扱うサロンでも、よくあるご質問です。そこで、今回はまつ毛パーマ後にマスカラを使うときに気をつけるポイントや、おすすめのメイク・クレンジングアイテムなどについてご紹介します。

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まつ毛パーマをかけてもマスカラはしてもいい?

まつ毛パーマとは、まつ毛に専用のパーマ液をかけ、ロッドなどでカールを固定させる施術です。ビューラーをしなくてもまつ毛が立ち上がるため、アイメイクでの時間を短縮できます。

そして、まつ毛パーマをかけたあとでも、マスカラを使用することは可能です。ただし、クレンジング方法などいくつかの点に気をつける必要があるため、これからご紹介していきます。

パーマ後いつからマスカラをするのがおすすめ?

まつ毛パーマ後にマスカラをする場合、1日ほど空けましょう。無理にマスカラをすると、まつ毛に負担をかけてしまうおそれがあるからです。

まつ毛パーマは、アルカリ性の薬剤を使ってカールをつけます。施術後には別の薬剤で酸性へ戻すのですが、施術後約24時間はアルカリ成分が残っていることも。アルカリ成分が残っているときは、まつ毛表面のキューティクルが開いているため、ダメージも受けやすくなっています。

マスカラの使用はまつ毛が完全に酸化してからが望ましいため、まつ毛パーマ後24時間以上経過してから使いましょう。

まつ毛パーマをしてマスカラをするとまつ毛が傷む?!

まつ毛パーマで使用される薬剤は従来に比べて進化しており、パーマ剤によるダメージも抑えられています。また、マスカラの成分がまつ毛にダメージを与える心配もありません。

ただし、クレンジングするときに力を入れてこすってしまうと、まつ毛にダメージを与えるおそれがあります。詳しいクレンジング方法は後述しますが、コットンなどでやさしくなでたり、毛流れに沿ってオフしましょう。

まつ毛パーマ後にマスカラをしても大丈夫!気を付けたい3つのポイント

まつ毛パーマ後24時間を経過すれば、マスカラを使っても問題ありません。ただし、ダメージやカールの崩れなどを抑えるために、気をつけたいポイントがあります。ここでは、まつ毛パーマ後にマスカラを使う際の注意点を3つご紹介します。

まつ毛パーマをかけた当日は避ける

上述したように、まつ毛パーマ後は、薬剤の作用でまつ毛がアルカリ性に傾いています。完全に酸化されるのは約24時間後。まつ毛にアルカリ成分が残っている間は、ダメージを受けやすいので、マスカラの使用は、パーマをかけた当日を避けましょう。

また、カールをかけるためのアルカリ薬剤が残っているということは、カールが変形しやすい状態を意味します。マスカラを押しあてたときにカールが崩れるかもしれません。

落としやすいマスカラを使う

マスカラを落とす際に、ごしごしと強くこすって圧力をかけてしまうと、せっかく形状記憶されたカールがとれやすくなります。しかし、メイクが残ってしまうとそれもダメージの原因になるため、しっかり落とさなければなりません。

まつ毛パーマ後におすすめなのが、お湯で落ちるフィルムタイプのマスカラです。こすらなくても落とせるので、カールが崩れるのを防ぎやすくなります。

マスカラがまつ毛に残らないようにしっかり落ちるクレンジングを使う

お湯で落とせるマスカラを使っていても、生え際などにはマスカラが残ってしまいがちです。汚れが残っていると、健康状態である弱酸性を保てなくなり、アルカリ性に傾いてしまいます。表面のキューティクルが開いている状態になったり、細菌が繁殖したりすることで、まつ毛はさらにダメージを受けやすくなってしまい、まつ毛が切れたりすることも。

洗浄力の高いクレンジング剤を使い、しっかりマスカラを落としましょう。

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まつ毛パーマ後におすすめのメイク・クレンジングアイテムを紹介

まつ毛パーマをかけた後は、ダメージを受けやすい状態です。ふだんのアイメイクにも、まつ毛に負担が少ないアイテムやまつ毛を保護するアイテムを選びましょう。ここでは、まつ毛パーマ後におすすめのマスカラやクレンジングをご紹介します。

おすすめのメイクアイテム

まつ毛パーマで美しくカールしたまつ毛を長くたもつためには、まつ毛の負担を減らすことがポイントです。まつ毛に優しいマスカラやコーティング剤などのアイテムを使ってみましょう。まつ毛パーマ後におすすめのまつ毛用メイクアイテムを3つご紹介します。

こすらずにお湯で落とせるフィルムタイプのマスカラ

お湯で落とすことのできるフィルムタイプのマスカラは、さまざまなメーカーが販売しています。お湯につけた指でまつ毛をはさみ、まつ毛にお湯になじませると、強くこすらずともかんたんにマスカラを落とせます。

パーマ後のダメージを受けやすくなっているまつ毛に負担をかけずにオフできるため、カールもまつ毛の健康も維持できます。

まつ毛パーマやまつエクをきれいに見せるコーティング剤

まつ毛パーマやまつエクをしたあとに、コーティング剤を使用するのもおすすめです。まつ毛同士の摩擦や、外部からの汚れなどを軽減する役割があります。

コーティング剤をつけたあとに、まつ毛をコームで整えましょう。カールの向きなどが揃ってきれいに見せられます。また、コーティング剤は、マスカラ下地としても使用可能。マスカラをじかに塗るときのダメージからまつ毛を守ってくれます。

保湿成分配合のマスカラ

まつ毛は乾燥するとダメージを受けやすくなってしまうため、保湿成分が含まれているマスカラを使って 潤いを補うのもポイントです。

保湿に有効とされている成分は、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、植物エキスなど。保湿成分配合のマスカラならば、ダメージを受けたまつ毛をケアしながら、まつ毛をきれいに見せてくれます。

おすすめのマスカラクレンジングアイテム

せっかくのまつ毛パーマを長持ちさせるためは、クレンジングでもまつ毛になるべく負担をかけないこと大切です。メイクオフするときも、顔全体に使うクレンジングと、マスカラだけを落とすクレンジングとをわけて行ないましょう。ここでは、マスカラリムーバーの種類についてご紹介します。

コットンやシートでふき取るタイプ

マスカラリムーバーのなかには、クレンジング剤をまつ毛になじませてコットンなどでふき取るタイプがあります。目周辺のメイクもこすらず落とせるので、まつ毛や肌に負担がかかりません。シートにあらかじめクレンジング剤が含んであるタイプを選ぶと、メイクオフの時間を短縮できます。

コームでとかしてなじませるタイプ|ポイントリムーバー

マスカラを落とす際に、ポイントリムーバーを使う方法もあります。ポイントリムーバーは、洗浄力が強いのが特徴。マスカラを塗ったまつ毛に塗りやすく、なじませやすいのできれいに落とせます。

使い方は、コームで直接まつ毛にクレンジング剤を塗り、数分待ってマスカラが溶けてきたらコットンなどでふき取るだけです。

まつ毛パーマをかけたマスカラクレンジングのポイント

まつ毛パーマをかけたまつ毛は、ダメージを受けやすくなっています。塗ったマスカラを落とすときは、まつ毛に負担をかけないように気をつけつつ、きれいに落としましょう。ここでは、まつ毛パーマにマスカラをした目元をクレンジングするポイントを解説します。

目と顔全体は分けてクレンジングする

マスカラをつけたまつ毛は、まつ毛1本ずつにマスカラが絡んでいる状態になっており、ほかの部位のメイクと比べるとオフしにくくなっています。顔全体のメイクを一度に落すときに、どうしてもマスカラが残ってしまい、ついゴシゴシとこすってしまいがちです。

まつ毛への負担が増えてしまうので、マスカラはほかのメイクと別に落とすようにしましょう。マスカラリムーバーなどの専用アイテムを使うと、短時間できれいに落とせます。

強くこすらない

目元の皮膚はほかの部位よりも薄いため、そもそもダメージを受けやすいという特徴があります。そのため、マスカラを落とす際に強くこすったりすると、その摩擦がシワの原因になってしまうことも。

まつ毛だけでなく、目元全体を美しくたもつためにも、マスカラはできるだけこすらず落とすように心がけましょう。

マスカラの落とし方

マスカラを落とす際には、上述したように顔全体のクレンジングと一緒ではなく、別々にオフするのがおすすめです。先に目元だけを優しくクレンジングにしましょう。ここでは、マスカラの落とし方についてタイプ別にご紹介します。

1.お湯で落ちるフィルムタイプはまつ毛にお湯をかけてやさしく落とす

フィルムタイプのマスカラは、まつ毛を耐水性のあるフィルムでコーティングしてあり、多くの場合お湯で落とせるようになっています。

オフするときは、お湯をふくませたコットンを閉じたまぶたに乗せ、そのまま10~20秒ほど待機。そのあとはコットンをすべらせるようなイメージで、こすらずに優しく落とします。目元が終わったら顔全体を洗いましょう。

2.拭き取りタイプはしばらく目の上に載せてなじませてから落とす

コットンやシートなどの拭き取りタイプも、閉じたまぶたの上に乗せてから30秒ほどおき、洗浄成分とマスカラをしっかりなじませます。そのあとは、毛の流れに沿ってコットンをスーッと動かし、優しく拭き取るようにしてオフします。

水や油に強いウォータープルーフマスカラなどは、一度に落とせないかもしれません。その場合は同じ手順を2~3度繰り返します。

3.ウォッシャブルタイプはしっかり泡立てて優しく洗う

ウォッシャブルタイプのマスカラは、比較的落としやすいマスカラです。しっかりと泡立てた洗顔料をまつ毛に乗せて、生え際から先端に向かってなでるように優しく洗います。洗い終わったら洗顔料をそっとお湯で洗い流すだけです。

お湯と洗顔料だけで落とせる商品もあるので、まずはどの程度落とせるのか、実際に試してみるとよいでしょう。洗顔料で落とせない場合は、クレンジング剤を使って優しく撫でるようにして落とします。

まつ毛にダメージを与えにくいアイテムで正しくケアをしてまつ毛パーマを楽しもう!

まつ毛パーマをしていても、マスカラを使うことは可能です。くるんとカールしたまつ毛にマスカラでボリュームや長さを加えるといったアイメイクも楽しめます。

まつ毛パーマをした後のまつ毛は、ダメージを受けやすい状態です。正しいケア方法やまつ毛に優しいアイテムを使って、まつ毛パーマを長く楽しみましょう。

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