ジェルネイルの上からマニキュアを塗ってもいい? ジェルネイルをする時にも使える?

ジェルネイルの上から、マニキュアを塗ることはできるのでしょうか。たとえば急な事情でジェルネイルを隠さなければならないときや、ジェルネイルを落とすにはもったいないと感じながらも飽きてしまったとき、上からマニキュアを塗れると便利ですよね。

結論としては、完成したジェルネイルの上からマニキュアを塗ることは可能です。しかし、避けたほうがいいケースや注意点があります。

避けたほうがいいケースや注意点とあわせて、ジェルネイルとマニキュアが併用できるのかについて紹介します。

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ジェルネイルの上からマニキュアを塗ってもいい?

基本的には、完成したジェルネイルの上からマニキュアを塗ることはOKです。たとえばクリアジェルを塗っていて、お休みの日などに色やデザインを楽しむためにマニキュアを塗ることはできます。

しかし、ジェルネイルによっては避けたほうがいいものもあるため、次項で詳しく見ていきましょう。

ストーンなどをネイルにつけている場合は避けよう

ラインストーンや3Dパーツなど、ネイルに凹凸を生むものをつけている場合や、立体感のあるデザインの場合は避けたほうが無難です。

マニキュアが果たせる役割は、ジェルネイルの色を目立たなくしたりカバーしたりすること。ラインストーンや3Dパーツなど、爪にある凹凸の上からマニキュアを塗ってもキレイに仕上がりにくく、凸凹のカバーもできないため避けたほうがよいでしょう。

ジェルネイルの上からマニキュアを塗る場合の注意点とは?

ジェルネイルの上に凹凸のできるパーツなどがなければ、完成したジェルネイルの上からマニキュアを塗ることが可能です。

しかし、色を選ぶとき・塗るとき・落とすときにそれぞれ注意点があります。どんなことに気をつけなくてはならないのかをおさえておきましょう。

1. 濃い色のマニキュアを選ぶ

透明感のある色は下地の色が透けてしまうため、濃くて不透明な色を選ぶのがオススメです。ラメやパールが入っていないもののほうが透けにくいでしょう。

濃くて不透明な色であれば、無理に赤や黄色など目立つ色を選ぶ必要はありません。あくまでも下地の色を隠すためなので、好きな系統の色で不透明なものを選べば、下地が透けずにキレイにカバーすることができます。

ただし不透明な色のマニキュアはムラになりやすいため、一回目は薄く、二回目はムラをカバーするように二度塗りするのがポイントです。

目立たなくしたいのならベージュがおすすめ

たとえば、お葬式に派手なジェルネイルはマナー違反ですよね。そういうときにジェルネイルを目立たなくさせるには、落ち着いた色味のベージュのマニキュアがオススメです。葬儀にたずさわる仕事の方も、マットなベージュでカバーするようアドバイスすることがあるそう。

パーツなどをつけているとカバーすることは難しいですが、手元を目立たないようにするには適しています。

マニキュアの話からは少しそれますが、大きめなストーンなどで凹凸が目立って気になる場合は、黒い手袋で参列するほうが手軽でよいかもしれません。

2. ベースコートから塗る

マニキュアを塗るときはいきなり色を乗せずに、ベースコート→カラー→トップコートの順でおこないましょう。

ベースコートを塗らずに色を乗せてしまうと、マニキュアが落ちやすくなってしまいます。また、ベースコートを塗ることでカラーのムラがなくなったり、色移りが予防できたりする効果も。

ジェルネイルをして時間が経ち、根元の地爪が伸びてしまっている場合は、その部分にベースコートを二度塗りするのがおすすめです。ジェルネイルとの段差を埋めることができるだけでなく、色素沈着を防ぐことができます。

3. 除光液はアセトンフリーのものを

一般的な除光液にはアセトンが含まれていることが多いため、使用を避けるほうが無難です。ジェルネイルを残しつつ、マニキュアだけを落としたい場合には、「アセトンフリー」あるいは「ノンアセトン」と表示された除光液を選びましょう。

塗ってすぐのマニキュアは、除光液ではなくエタノールでも落とすことが可能です。塗ってから時間が経過し、固まってきたマニキュアは、無水エタノールなら落とすことができます。ノンアセトンの除光液が手に入らず急を要する場合は、無水エタノールを試してみてくださいね。

アセトン入りがNGな理由とは?

アセトン入りの除光液は、ジェルネイルを落とすときにも用いられ、ジェルを柔らかくする効果があります。せっかくジェルネイルを残していたのに、マニキュアを落とすときにジェルネイルまで取れてしまうのは困りますよね。

一般的な除光液で、マニキュアとジェルネイルが一緒に取れるということはありません。しかし、ジェルネイルのトップが曇ってしまったり、柔らかくなったジェルが数日経ってポロポロと取れてしまうことがあるため、アセトンを含まない除光液を使うことが大切です。

4. 頻繁なオフを避ける

アセトンフリーの除光液は、アセトン入りの除光液よりも皮膚や爪への影響は少ないと言われています。しかし、肌への影響はゼロではなく、頻回に使うと指先や爪が乾燥してしまうおそれがあるため注意が必要です。

また、アセトン入りの除光液よりもやや落としづらい傾向にあり、落とすために何度もこすって爪を傷つけてしまう恐れもあります。

アセトンフリーは、ジェルネイルには影響が少なくても肌には影響があることはおさえておきましょう。

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ジェルネイルをする時にマニキュアを使うのはOK?

ジェルネイルは、塗る前に爪の表面を削ったりオフする時の手間がありますが、比較的持ちがよく人気です。一方マニキュアは、手軽に塗れて時間が経てば乾きますが、ジェルネイルほど長持ちはしません。

この2つのよさを活かしたいと、併用を考えたことがある人もいるのではないでしょうか。

ここからは、ジェルネイルを完成させた上でマニキュアを塗るのではなく、ジェルネイルをおこなう過程でマニキュアを使えるのかについて紹介します。

基本的にはオススメしない

結論として、ジェルネイルをおこなう過程でマニキュアを併用するのはオススメしません。基本的にメリットがなく、デメリットが目立つためです。

デメリットだけの紹介になってしまいますが、次項をチェックしてみましょう。

1. きれいにできない可能性がある

ジェルとマニキュアでは成分が違い、併用を想定して作られていません。そのため、発色が悪くなったりヨレたり、キレイに仕上がらない可能性があります。

たとえば、マニキュアの上からジェルを重ねるケース。ジェルは硬化するときに収縮します。そのとき、マニキュア部分も引っ張られてしまったり、爪を傷つけてしまったりする恐れがあり、仕上がりも保証できません。

2. マニキュアが乾きにくい

硬化しきれず表面に残ったジェルを、未硬化ジェルといいます。この未硬化ジェルとマニキュアが混じり合ってしまうと、マニキュアがキレイに塗れません。さらに、ネイルライトでも硬化しないため乾きにくく、ベタベタしたままになってしまいます。

3. ネイルが長持ちしなくなる

未硬化ジェルは、硬化熱をおさえたり、ほかのジェルとの接着剤の役割を果たしたりします。未硬化ジェルは最後に拭き取りが基本です。

しかし、拭き取ってマニキュアを塗った場合、接着剤の役割をしている未硬化ジェルがなくなっているので結果的にネイルの持ちが悪くなってしまいます。

ジェルネイルの上からマニキュアを塗るのはOK!

完成したジェルネイルの上からマニキュアを塗るのは、基本的にはOKです。ただし、3Dやラインストーンなどの凹凸はカバーしにくく、キレイに塗るのも難しいため、避けるのがオススメです。

ベースコートから順に、カラーは不透明色を使ってトップコートまで塗りましょう。落とすときはアセトンフリーの除光液を使うことがポイント。

一方で、ジェルネイルをする過程でマニキュアを一緒に使うのは、メリットがほとんどなくあまりオススメできません。

仕上がりがキレイにならない可能性があり、硬化していないジェルとマニキュアが混ざると乾きにくいためです。併用を考える場合は、デメリットをよく理解しておきましょう。

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