学び・キャリア 2019-11-21

【ネイリストのテクニック】erikonail HIROO 遠坂愛さん流冬が華やぐ『フラワーニュアンスネイル』#2

ネイリスト

イチオシのネイルデザインを、TOPネイリストに直撃取材。前編に続き、「erikonail HIROO」の遠坂愛さんに、この冬おすすめのネイルデザインを教えていただきます。
後編では、冬の指先を華やかに見せてくれる『フラワーニュアンスネイル』の作り方を伺いました。

遠坂さんが提案する『フラワーニュアンスネイル』

メインアートは、人気のニュアンスネイルをフラワーと合わせたデザイン。透け感と立体感のある花びらの重なりが、甘くキュートな印象に。旬のくすみカラーで統一感を出せば、冬の指先を華やかに彩るネイルが完成。

『フラワーニュアンスネイル』の施術ポイント

１．筆先を使って花びらをグラデーションに

花びらは、斜めカットの筆先のみを使って、回転させるように描く。これにより、縁は濃く、内側が薄くなり、自然とグラデーションに。

２．白、ピンク、緑の重なりでニュアンスを出す

薄い白の花の上に、ピンクと緑を重ね、さらに濃い白の花を描く。その色の重なりでニュアンスを表現。表面の花の位置を意識しながら、花の下に色が来るようにピンクと緑を配置して。

３．フォルムを仕上げてから最後の花を描く

表面の花を描く前に、一度トップジェルでコーティングして、つるんとしたフォルムに。内側のニュアンスカラーとの間に層が生まれ、より奥行きのあるデザインに仕上がる。

使用アイテム
ベースジェル、トップジェル、カラージェル（硬め白、柔らかめ白、緑、紫、濃いピンク、薄グレー、薄ピンク、ベージュ）、シェル（白、紫）、ストーン、パール

HOW TO

＜メインアート＞

１ベースを仕上げる
クリアのベースジェルを1度塗り。LEDを20秒当てて完全効果。

２白で薄く花を描く
白のカラージェルを使用。斜めカットの細筆の先端のみにジェルを取り、ぐるっと回転させながら花びら1枚を描く。これを繰り返し、薄めの花を1つ半描く。LEDを5秒当てて仮硬化。
全体にクリアジェルを塗り、LEDを5秒当てて仮硬化。

３ピンクと緑でニュアンスをオン
濃いピンクのカラージェルをランダムにのせていく。筆の圧を変え、色の濃淡を出して。同様に緑のカラージェルをオン。ピンクよりも小なめにすると◎。LEDを5秒当てて仮硬化。

４シェルをのせる
クリアジェルを全体に薄く塗り白のシェルをピンセットで全体にのせていく。デザインのバランスを見ながら、サイズ、形の違うシェルを選んでのせる。LEDを5秒当てて仮硬化。

５トップジェルでコーティング
トップジェルを全体に塗り、シェルが埋まるように、必要なところに足していく。ぷっくりとして、表面がつるんとするように。LEDを20秒当てて完全硬化し、未硬化ジェルをふき取る。

６メインの花を描く
立体感を出すためにアート用の硬めの白のカラージェルを使って、２と同様に花を描く。硬めのジェルを使うことで、濃く高さのある花に。LEDを5秒当てて仮硬化。
薄ピンクを筆先にとり、花びらの内側2/3にかけてのせていく。LEDを5秒当てて仮硬化。
硬めの白で、さらに花びらを重ねる。花びら同士の間隔をあけ、縁にたっぷり白が出るように意識して。LEDを20秒当てて完全硬化。