【見本あり】セラピストが職務経歴書を書くときには何をアピールする?ポイントと記載内容を解説!

セラピストの転職活動において、応募先によっては「職務経歴書」が必要書類に指定されることがあります。

セラピストとしてさらにキャリアアップするために転職を希望する人は少なくありませんが、職務経歴書について「書き方が分からない」「何をアピールしたらいいか分からない」という人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、セラピストの職務経歴書の書き方について詳しく紹介します。アピールするべきポイントや見本も掲載していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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職務経歴書とは?

職務経歴書とは、これまでの仕事内容とあわせてどんなスキルを磨き、どういった結果を残したかを応募先にアピールするためのものです。勤務先の概要や職場で担当したことがある業務にくわえて、実績や尽力したことなどをまとめ、縦向きのA4用紙1~2枚に横書きで作成します。

パソコンで作成すれば、パソコンのスキルを持っていることをアピールすることができます。書類作成に自信がない人は、市販の職務経歴書やウェブサイトからダウンロードができるフォーマットもあるので、そちらを活用してもよいでしょう。

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セラピストが職務経歴書でアピールすべきポイント

ここからは、セラピストが職務経歴書でアピールするべきポイントを紹介します。なお、アピールしたい強みは具体的なエピソードを示しつつ、要点を絞って簡潔に書くことが大切です。見やすくするために、箇条書きにすることをおすすめします。

接客スキルやコミュニケーションスキル

セラピストは、お客様がリラックスできるような接客スキルや、お客様の悩みを聞き出したり、ニーズを的確に把握したりといったコミュニケーションスキルが必要です。

初対面のお客様との接し方や、お客様と信頼関係を構築するための工夫などを記載し、接客スキルやコミュニケーションスキルがあることを伝えるとよいでしょう。

知識や施術のスキル

コミュニケーションスキルに加えて、手技の知識や施術のスキルも欠かせません。これまで行った施術の内容などを具体的に書き、自分が持つ知識や施術のスキル、扱えるマシンの種類などをアピールしましょう。

施術以外で担当したことがある業務|バックヤード業務や教育担当など

セラピストの仕事は、施術だけではありません。業務内容について書くときは、施術以外で担当したことがある業務もあわせて記入しましょう。

在庫や売り上げ・予約の管理・発注業務などのバックヤード業務を行った経験は、事務のスキルがあることをアピールできます。

また、店舗の売上アップのために企画・提案した経験や、後輩の教育担当を行った経験などは、協調性があることのアピールにつながるだけでなく、幅広い業務に取り組んだ経験そのものも十分なアピール材料となるため、漏れなく記入しましょう。

担当した業務の接客人数や顧客数などの数値

1日あたりの接客人数や顧客数、店舗内での順位などを数値で示すことで、担当者はあなたがどのように働いていたかをイメージしやすくなります。また、セラピストとしての魅力やレベルも伝わりやすいです。

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職務経歴書に記入する項目

ここからは、職務経歴書に記入する項目を順に紹介します。それぞれどういったことに心がけて書くとよいか、しっかりとおさえておきましょう。

1.日付・氏名

「職務経歴書」というタイトルの右下に、日付と氏名を記入します。郵送なら投函日、面接当日に持参するのなら面接日の日付で、「〇年〇月〇日現在」と記載してください。西暦・和暦どちらでもOKですが、以後統一して書きましょう。

2.職務要約

サロンがどういった人材を求めているのかを把握したうえで、最もアピールしたい実績やスキルを要約し、3~4行(100~250文字)で記載します。自分なりの工夫や意識していることなどを交え、担当者の興味を惹くような文章を心がけることが大切です。

3.職務経歴

職務経歴には、勤務先の企業概要・勤務先での自分の情報・担当した業務・実績を記載します。各項目をひとつずつ見ていきましょう。

勤務先の企業概要

社名・資本金・売上高・従業員数・事業内容といった、勤務先の企業の情報を記載します。社名は、「(株)」のような略称ではなく「株式会社 〇〇」といった正式名称で、間違いのないように記入してください。

客単価や施術室の数といった、サロンの規模が分かる情報も記載するとよいでしょう。

勤務先での自分の情報

入社年月・在籍期間・雇用形態・配属店舗など、勤務先での自分の情報も忘れずに記入します。リーダーや店長といった役職に就いた経験があれば、役職名も書きましょう。

担当した業務

担当した業務についてはアピールしたいポイントでも紹介したように、施術だけでなくそれ以外の業務も記載します。施術にも種類があるため、具体的な施術内容も書きましょう。

実績

実績は、サロンでの個人目標があればその目標と達成率を、なければ店舗全体の目標と結果を、具体的な数値を用いて記載してください。1日あたりの接客人数や、毎月の対応件数なども実績として評価されやすいでしょう。

数値が難しい場合は、仕事を通じて習得したスキルやほかの人から受けた評価、仕事で工夫したことなどを書いておきましょう。

4.保有資格

保有している免許や資格は、取得年月を正式名称で記載します。取得を目指している途中の資格があれば、資格名のあとに「勉強中」と添えるとプラスの評価を得られる可能性もあるので、書いておいて損はないでしょう。

セラピストの仕事で役立つ資格

セラピストの仕事で役立つ資格は、以下のようなものがあります。

【国家資格】
・あん摩マッサージ指圧師
・鍼灸師
・柔道整復師
・理学療法士

【民間資格】
<日本セラピスト認定協会>
・整体セラピスト検定
・スポーツセラピスト検定
・リラクセーション検定

<AEAJ>
・アロマセラピスト

<JRECリフレクソロジスト認定機構>
・リフレクソロジー

<日本臨床心理士資格認定恊会>
・臨床心理士

5.自己PR

自己PRは、自分の強みをアピールするために書く文章です。仕事に向き合う姿勢や努力したこと・その成果などをPRします。担当した業務や実績をふまえつつ、接客スキルや施術のスキルなど、セラピストとして備えておくべき要素を含めたものが理想です。

文末には、応募先のサロンでどのように貢献したいか、仕事に対する意欲を示しましょう。

【見本】セラピストの職務経歴書

では、実際にセラピストの職務経歴書の記入例をチェックしてみましょう。

セラピストに必要な接客や施術のスキルを積極的にアピールしよう

職務経歴書では、セラピストとして必要なスキルがあることを積極的に伝えることが大切です。接客・コミュニケーションスキルや、施術に必要な知識・技術だけでなく、バックヤード業務や後輩の教育といった施術以外の業務経験も大きなアピール材料となります。

業務内容や実績を伝えるときは、1日あたりの対応人数・売上金額・リピート率など具体的な数値を用いるのがおすすめです。セラピストとしての魅力がより伝わりやすくなります。

職務経歴書の見本も参考にしながら、自身のスキルや魅力をしっかりとアピールしましょう。

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