熱っぽいと感じたら? 忙しい美容人のための風邪予防法 #2

熱があるというのにからだがぞくぞくと悪寒、というのはとてもよくある症状です。しかしとても不思議なことだと思いませんか? 熱でアツいというのに、なんでからだに悪寒が走るのでしょう。
このようなとき、からだがひょっとしたらバラバラになってしまったのかもと違和感があるかもしれません。本来、熱で体温が上昇していれば、寒いと感じることはないはずなのに、どうして悪寒を感じるのでしょうか?

熱があるのに悪寒を感じるのは体と気温の温度差が原因

風邪予防法

そこには明確な理由があります。風邪になりかかろうとしているとき、からだは、戦うために体温を上昇させようとします。あたためることで白血球という成分が血液の中で増え活発化しウイルスに抵抗してくれます。

そのとき、脳が理解している平熱基準値にも変更が起こり、現在38℃なら、38℃が平熱として理解をしてしまうのです。38℃が平熱として脳が理解してしまっているのですから、外気に晒されればいつもと同じ気温だとしても、低いと脳が感じてしまうことになります。だから悪寒に。このようなことがからだの中で普通に起こっていたのです。

熱があったら体をあたためることが重要!

風邪予防法

風邪かなと感じたときには、熱があってもしっかり体をあたためることが重要です。服を何枚も着たり、布団を大目にしたりという対策をしましょう。体温が高い状態を維持出来るほど、風邪を打倒することが出来ます。そして、良く寝る、栄養のある食べ物を食べることで、しっかり風邪と戦っていきましょう。

風邪のときは栄養補給できる食べ物を3食食べるべし

風邪のため栄養のある食べ物とは一体なんなのでしょうか。サービス業の人たちは、免疫力を高めるためにビタミンA・Cを一杯食べるようにしましょう。ブロッコリーやピーマン、パセリやレモン、イチゴと言った食べ物がビタミンA・Cです。ビタミンB1が含まれている豚肉も効果的です。

そのような成分は23時間ですぐに外に出てしまいます。だから3食しっかり摂取するモチベーションが必要です。

風邪をひいている人たちは体力がかなり低下している状態なのです。だから炭水化物や糖質もとても必要です。どうせならからだをあたたかくしてくれて栄養のある食べ物を食べたいですよね。

・卵酒

卵にはたんぱく質やビタミンが多く含まれてますし、そこへニラ・ネギ・生姜などを入れて卵酒を作ってみてはいかがでしょうか。血液の循環を良くするためにニラはとても効果的ですし、ネギには発汗を促してくれる作用が期待出来ます。からだをあたためる効果は、生姜に期待しましょう。

・梅の丸焼き

昔の人たちは、梅を真っ黒になるまで丸焼きにして、お湯やお茶に溶かして飲んだと言います。もちろん、それも有効的方法です。

からだを冷やしてしまう食べ物は食べないようにしよう

風邪予防法

食欲のない時期に、なんでも食べたいものを食べてやろうという思いは失敗に繋がる可能性もありますので注意をしましょう。トマトやホウレン草、すいか、そしてキューリ、そば、貝と言った食べ物はからだを冷やしてしまうためにあまりいい食べ物ではありません。

実際には本当に上がりきった熱はやっぱり冷ます必要があり、そのようなときにはこのような食べ物は効果的かもしれませんが、悪寒があるという場合、やっぱりからだをあたためるにはということを考慮しなければなりません。更に、竹の子やもち米、みかんと言ったものが、咳を招く可能性があるというのでちょっとだけ注意をしてください。

風邪とインフルエンザの違いを知って対処しよう

風邪予防法

風邪予防のために、まず風邪が何かということを理解する必要があります。風邪について知ってはいますが、風邪とインフルエンザがどう違うのかといえば、それを理解しているでしょうか。冬場になるものがインフルエンザと思っているのかもしれませんが、風邪だって冬になることがあります。風邪のウイルスによってからだが攻撃されることになります。

  • ライノウイルス
  • アデノウイルス
  • コロナウイルス
  • RSウイルス

などこのようなウイルスが、風邪ウイルスたちです。インフルエンザウイルスCは、風邪ウイルスに含まれるようです。インフルエンザウイルスCは子供の頃にかかり、一度かかれば免疫ができ大人の人たちがかかることはほとんどないようです。

インフルエンザウイルスですがそちらは、

  • A型インフルエンザ
  • B型インフルエンザウイルス

であり、このようなウイルスは特に注意をしなければならないことがあり、一回からだに入った後、作られた抗体が効かないリスクを背負っています。インフルエンザウイルスは、形を自在に変えて、次々感染して行ってしまうことになります。動物から人へ感染する新型インフルエンザも警戒しなければなりません。

一回かかったら抗体が出来て二度と感染しないのが風邪ウイルスなのに対して、そうでないのがインフルエンザウイルスです。

文/sapuri

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事