美容師におすすめ!スキルアップのための3つの練習方法

美容師の仕事を続けていくためには、自分自身が成長を続けていくことが大切です。そのためには常にスキルアップをする努力が欠かせません。しかし、スキルアップしたいという思いはあってもどのようにすればよいのかわからないという美容師もいるでしょう。間違った方法で練習してもスキルアップの効率は悪くなってしまいます。そこで、美容師のスキルアップに関して、目標を持つ、先輩から学ぶ、知識を整理するという3つ効果的な方法についてご紹介します。
 

 

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方法その1・目標を持って練習する

美容師がスキルアップするための練習方法の1つ目は、目標を持って練習に臨むことです。美容師の仕事は多岐にわたります。アシスタントまで含めれば、受付などの電話対応から始まり、ヘアのメンテナンスに必要な薬剤や美容機械、ヘアケアに関する知識が必要になります。また、主にアシスタントが行うことになるシャンプーやドライ、マッサージなどのスキルが求められます。美容室によって行う範囲は違ってくる可能性がありますが、アシスタントでもパーマに関するスキルも求められます。オールパーパスや毛先巻き、中間巻きそして根元巻きなど顧客の要望に沿ってスタイリストが仕上げしやすいように巻く技術などが求められます。さらには、カラーに関する仕事もマスターする必要があります。スタイリストになればボブやグラデーション、ロングレイヤーからショートレイヤーまで、さまざまなスキルをマスターしたうえでカットに臨まなければいけません。いずれのスキルもレベルアップのためには実際に練習することが欠かせないでしょう。

スキルアップのための練習の種類は美容室によってさまざまですが、ポイントは練習時間と練習方法です。練習時間は主に営業時間外ということになります。また、練習方法はマネキンを使っての練習、美容師同士がモデルになっての練習、さらにはカットモデルをハントしたり募集したりして練習台になってもらう方法があげられます。

効率的な練習をすることでスキルアップのスピードはあがります。効率的な練習をするために必要なことは目標を持つということです。目標もなく漫然と練習に取り組んでいても上達は望めません。目標を持つことによって、練習のための練習ではなく本番のための効果的な練習ができるようになります。目標の持ち方は2つあります。1つは自分の将来像を描く方法です。いつまでにスタイリストになるのか、どんなタイプのスタイリストになりたいかなどなりたい自分のイメージを具体的に設定して目標とすることをおすすめします。「家族を養うため」「収入アップを図るため」といった目標でも構わないでしょう。もう1つは、キャリアステップを具体的に計画表に落とし込む方法です。紙に書き出すことで決意が変わってくるものです。明確な目標を持つ有効な方法といえます。

業務が終わったあとの練習は体力的にも精神的にも大変です。しかし、それを乗り越えなければスキルアップを図ることは難しいでしょう。モチベーションを上げて練習に臨むためにも目標を設定することが大切です。

方法その2・先輩から学ぶ

スキルアップのための有効な練習方法の2つ目は、先輩から学ぶことです。スキルアップの練習は美容師自身の問題なので基本的には自分で行うことになります。しかし、自分だけで練習を行うことには限界があります。特に、技術的なレベルアップを図りたい場合はヒントやアドバイスがまったくない状態で練習するとスキルアップを実現するために膨大な時間がかかってしまうおそれがあります。同じスキルを身につけるにしてもヒントやコツがわかっている状態で練習するのとわからない状態で練習するのでは成果はまったく違ってくるはずです。

スキルアップのためのヒントやコツを効果的に得るためには先輩から学ぶ方法が有効です。先輩自身もスキルアップのために試行錯誤を重ね苦労して練習してきたはずです。その結果、得たヒントやコツを学ぶことは効率的な練習につながります。効率的な練習ができればスキルアップのスピードが格段にあがり、早くアシスタントを卒業して顧客の要望に応えられる人気のスタイリストになる近道となります。積極的に先輩から学ぶとよいでしょう。

先輩から学ぶ方法としては主に2つあります。1つ目は指導をお願いする方法です。自分のスキルのレベルを客観的に評価してもらい、良い点や悪い点を指摘してもらうことができます。自分1人で練習している場合はどうしても欠点がわかりにくくなる傾向があります。先輩に見てもらうことで欠点を早く修正できるメリットがあるでしょう。また、先輩が修得したノウハウやコツを伝授してもらえることも大きなメリットといえます。先輩から指導を受ける場合は感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。指導してもらったら感謝の気持ちを持つことは当然ですが、早く成長してスキルアップを実現し美容室の経営に貢献できる美容師になって恩返しする気持ちも重要です。そういった心構えで先輩に指導をお願いすればその先輩も積極的に教えようという気持ちになってくれるのではないでしょうか。

先輩から学ぶ方法の2つ目は、見て盗む方法です。学ぶつもりになれば自分の周りの先輩はすべて有能な教師となってくれるでしょう。良い点は吸収し悪い点は反面教師としてマネしないことをおすすめします。見て盗むという意識を持つことで先輩の行動が教材に変わります。「盗む」という意識を持って先輩をよく観察してみましょう。

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方法その3・知識の吸収や整理

美容師に欠かせないスキルアップの練習方法の3つ目は、知識の吸収や整理です。スキルアップのためには実際に体を動かして練習することが欠かせません。しかし練習だけでは伸び悩んでしまうこともあります。体だけでなく頭を使うことも大切です。体と頭の両方を上手く使うことで効率的にスキルアップできるようになります。

頭を使うというと「具体的にどうすればよいの?」と疑問を持つ美容師もいるでしょう。難しく考える必要はありません。まずここまでのキャリアで学んだ知識を整理することから始めてみましょう。美容師になるためには国家試験の勉強が必要です。またアシスタント時代に仕事を通じて学んだことやスタイリストになって経験を積んで学んできた知識もあるはずです。それらの知識を一度自分に必要な形に整理することが大切です。例えば、カットのスキルアップを図りたい場合はカットに関する知識を思い出しまとめなおしてみましょう。そうすることで、新たな発見ができる可能性があります。また、接客スキルをアップしたい場合は顧客のタイプ別に接客知識を書きだして整理することも有効でしょう。整理した知識と自分が担当している顧客タイプとを結びつけることで接客スキルを伸ばせる可能性があります。

また、新しい知識を吸収することもスキルアップの役に立ちます。知識は「知っている」だけではあまり役に立ちません。実際の場面にどう適用するかによって役立ちが決まります。スキルアップのために新しい知識を吸収する場合は、どんな分野のスキルをアップさせたいのかを明確にすることがポイントです。求める知識の対象を絞ることによって必要な知識は見つけやすくなります。目的もなくただ知識を吸収するだけでは勉強のための勉強になってしまうリスクがあり、効率が悪くなってしまいます。目的がはっきりしていれば、同じ知識に触れたときでも吸収できる知識量は変わってきます。目的意識を持つことで「この知識はここに活かせる」と考えながら勉強を進めていくことができるはずです。

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