セラピストに向いている副業5選|副業OKのセラピストの求人を探す方法
近年、「副業」や「Wワーク」といった言葉を耳にする機会が多くなりました。副業をする理由は人それぞれですが、政府が打ち出した「働き方改革」も追い風となっており、副業が珍しいことではなくなりつつあるようです。
そこでこの記事では、セラピストに特化した副業について紹介します。副業を考える理由や向いている副業、実際に副業をする際の注意点とあわせて求人の探し方もお伝えしますので、参考にしてください。
セラピストが副業を考える理由
セラピストを本業としながらも、副業を考えるのには理由があるものです。ここでは、セラピストが副業を考えるおもな理由を3つ紹介します。
1. もっと収入を上げたい
セラピストにはいくつか種類があり、お客様からの需要もあります。その一方で、セラピスト自体も増加傾向にあり、とくにボディ系やリラクゼーション系のセラピストは供給過多となっているのが現状です。
そのためほかの職業よりも平均給与がやや低く、もっと収入を上げるために副業を考える人もいます。
また、独立・開業したセラピストのなかには、経営がうまくいかずお店を閉めてしまうことも。
安定した収入を得るためには、スキルを磨き続け、固定客を獲得することが大切です。
2. 今のサロンと合わない
サロンの方針や施術のやり方が合わなかったり、一緒に働く人との人間関係に悩まされたりといった人もゼロではありません。そういった人のなかには、副業をしてほかの環境にも身を置きながら、今後について考えたいという人もいます。
3. ほかの技術も学んでみたい
セラピストとして一人前になってセラピスト一筋で生活したいと思っている人がほとんどでしょう。そのためには、さまざまな経験や知識を増やしていく必要があります。
普段は意識していなくても、生活していくなかでセラピストとして役立つ副業はたくさんあります。そのような副業を通して力をつけるために、副業を始める人が多いようです。
セラピストに向いている副業
セラピストをしながら副業をする際、どんな仕事が向いているのでしょうか。ここでは、副業を考える理由となっている悩みを解決できるような職業を紹介します。
1. 出張セラピスト
1つ目は出張セラピストです。依頼に応じ、自宅や宿泊先などに派遣され、マッサージなどセラピーの施術を行う仕事です。
施術内容は英国式マッサージ、タイ古式マッサージ、エステティックマッサージなど充実しているため、新しい施術方法を覚えずとも自分のスタイルで施術を行うことができます。
派遣先は自宅や、シティホテル、ビジネスホテルなどがあり、なかにはホテルと派遣先の業者が提携している場合もあるため、トラブルに巻き込まれる心配もありません。
出張セラピストの良い点はお客様のリラックスできる環境で施術を行うことができる点です。お客様がリラックスした状態であれば、サロンでは聞けないような相談も引き出すことができます。
2. スクール講師
2つ目はスクール講師です。新たなセラピストを育てるために自分が講師となり、知識や技術を教えます。
スクール講師をすることで、同じ職業を目指している人や他の講師と触れ合う事で新たな発見があったり、間違いに気づけたり、今後の仕事で活かせることもあるでしょう。
セラピストとして働くにはお客様の意見も大切ですが、同業者同士の情報共有もお客様に満足してもらうために必要です。
この仕事は、多くの地域で講師を募集しています。伝授する施術内容もさまざまです。いろんな人と意見を共有したいという人や、教えることが好きな人におすすめです。
3. ほかのサロンでアルバイト
セラピストが副業を考える理由に「今のサロンが合わない」という理由がありましたが、心当たりのある人にとくにおすすめなのが、ほかのサロンでアルバイトをすることです。
良いサロンで働くことができれば、自分の施術や接客の質も高めることができて、今後の仕事にもつながるでしょう。
サロンによっては内装や方針、施術内容、サービスなども異なるので、今働いているサロンよりも良いサロンが見つかる可能性もあります。
就職先を決めたり、転職先を考えたりするために副業で他店のアルバイトをするのも一つの手です。自分の条件や考え方に合ったサロンを探しましょう。
また、色々な施術をしてみたいという人は、施術内容が充実している店舗で働くと勉強になるはずです。
4. 今とは違うジャンルのセラピスト
セラピストには医療系・美容系・メンタル系・リラクゼーションの4種類があり、今働いている職場とはジャンルが異なるセラピストになる方法もあります。
違うジャンルのセラピストになったからと言って、すべてが異なるわけではありません。カウンセリングのスキルやお客様とのコミュニケーションスキルなど、活かせる知識や技術もあるため、それらも活用しながら違うスキルを身につけてみるのもよいでしょう。
ただし、職種によっては国家資格が必要なものや、専門的な知識や技術が必要とされることもあるため、今の職場で使うスキルとの違いもしっかりと把握しておきましょう。
5. 接客業
最後におすすめする副業は接客業です。セラピストはお客様を一番に考える仕事なので、接客するうえで大切なことがすでに備わっています。
さまざまなお客様と接してきたことで、何かしらのトラブルがあっても冷静に対処することができるでしょう。
また、別の職種での接客の仕事を通じて、セラピストとして役立つスキルを身につけられる可能性もあります。
副業でセラピストになることはできる?
ここまではセラピストを本業として、副業をすることについてお伝えしましたが、本業の傍らで、セラピストを副業とすることも可能です。
セラピストを副業にすることで、接客力や健康に役立つ知識を得られるメリットがあります。また、スキルを身につければ長く働くこともでき、独立を目指すことも可能です。
ここからは、副業としてセラピストになる具体的な方法や注意点を紹介します。
副業OKの求人なら可能
セラピストの求人は未経験OKなことも多く、そのなかでも副業OKとしている求人なら、本業をしながら副業としてセラピストになることができます。
未経験歓迎のサロンは研修制度を整えていることが多く、入社後に知識や技術が学べるため、副業としては比較的始めやすいでしょう。
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副業でセラピストをするときの注意点
副業としてセラピストを始める前に、本業の勤務先が副業OKかどうか、就労規則などを確認しましょう。
また、副業とはいえお客様の施術をするため、知識や技術を覚える必要があることも理解しておくことが大切です。未経験・副業OKの求人に応募する以外にも、独学やスクールを活用するなど、ある程度知識や技術を身につけてから始めるのもよいでしょう。
なお、一部のセラピストは国家資格が必要になるため、すぐには始められない可能性もあります。
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副業OKのセラピストの求人を探すならリジョブがおすすめ
副業OKのセラピストの求人を探すのに便利なのが求人サイトです。なかでもリジョブは美容業界に特化した求人サイトで、副業OKのセラピストの求人を多数掲載しているためおすすめです。
勤務日数や給与、福利厚生をはじめ、「未経験OK」「研修制度あり」「ノルマなし」「年齢不問」などの条件があるほか、サロンの立地や規模、客層なども細かく指定できるのが特徴です。また、担当したい施術内容も絞り込むことができます。
今の仕事と両立しながら働ける場所を探したいという人には、ぴったりの求人サイトといえるでしょう。
セラピストにおすすめの副業はたくさん!自分に合った仕事を見つけよう
副業を考えるセラピストのなかには、収入を上げたいという人や今のサロンに悩みがある人、ほかのスキルも身につけたいという人などがいます。
そういった方々におすすめの副業が、出張セラピストやスクール講師、ほかのサロンでのアルバイトなどです。これらの仕事は、セラピストの知識や技術を活かすことができます。
ほかにも、ジャンルの違うセラピストの副業をして、新しい知識や技術を身につけるのもおすすめです。自身のスキルアップにつながるでしょう。
また、セラピストは未経験OKの求人も多いため、副業として始めやすい仕事でもあります。
セラピストの求人が豊富なリジョブをチェックして、自分に合った仕事を探してみてください。