つけまつ毛の取り方を解説|つけまつ毛のケアと保管方法とは
目元を手軽に華やかにできるつけまつ毛は、正しいケアをすることで目元への負担を減らしたり、つけまつ毛を長持ちさせたりすることができます。
本記事では、つけまつ毛の取り方やケアの方法、保管方法などを徹底解説します。つけまつ毛を普段使われる方は参考にしてみてください。
まぶたに負担を掛けないつけまつ毛の取り方とは?
つけまつ毛はかんたんにつけ外しができるアイテムですが、つけ方は知っていても、取るときのポイントは知らないという方も多いのではないでしょうか。
取り方に関しての知識を学ぶことでまぶたへの負担を最小限に抑えられます。まぶたに負担をかけないつけまつ毛の取り方について確認していきましょう。
1. 水・お湯でふやかして取る
1つ目の方法は、水・お湯でふやかして取る方法です。コットンなどに水もしくはお湯をつけて、15秒〜30秒ほど目もとに当てていきましょう。グルーが柔らかくなってきたら、目尻のほうからゆっくりと剥がします。
このときのポイントは、グルーが柔らかくなったのを確認してから取るということ。まだ、粘着力のある状態で剥がすと、目もとが引っ張られ、たるみの原因になることもあるので注意しましょう。
2. 専用リムーバーで取る
2つ目は、専用のリムーバーを利用してつけまつ毛を落とす方法です。水やお湯で落とした時と同じように、コットンなどにリムーバーをつけて使用します。リムーバーには目もとに負担をかけずに素早くアイメイクを落とせる成分が入っているので活用していきましょう。
リムーバーを染み込ませたコットンを目もとに置いて15秒〜30秒ほど待ちます。グルーが柔らかくなり、つけまつ毛がとれやすくなったかどうかを確認したら、目尻のほうからゆっくりと剥がしましょう。
引っ張って取るのはNG!
上述したようにつけまつ毛はグルーが柔らかくなってからそっと外すのがポイントです。乾いた状態のまま、引っ張って取るのは、まぶたへのダメージが大きいのでおすすめできません。
また、引っ張って取ると、つけまつ毛の形も変形しやすくなり、再利用しづらくなるでしょう。
つけまつ毛を外したあとは? ケアの流れを紹介
お湯やリムーバーを利用してつけまつ毛を外したあとは、どのような手順で目もとのケアを行えばよいでしょうか。グルーは粘着力があるので、そのまま放置するとグルーがついた状態のままで、肌の負担になってしまいます。
ケアをしっかりと行うことで、目もとの汚れを落とすことができるでしょう。つけまつ毛を外したあと、どのような手順でケアをするのかを以下で紹介します。
1. アイメイクを落とす
つけまつ毛を外したあとは、メイク落としを使って目もとに残っている汚れを落としていきましょう。
このとき、グルーは取れにくいので、目もとにはグルーがまだついていることがあります。クレンジングをたっぷりと浸したコットンを使って優しく落としていくのがおすすめです。
2. 綿棒やコットンを利用して残っている接着剤を取る
目もとのきわなど細かい部分の汚れは、綿棒やコットンを利用して取り除いていきましょう。コットンは角を使うことで、まつ毛の間などに残っている接着剤を取り除きやすくなります。
目もとはアイメイクなどの汚れがとれにくい部分なので、細かい部分まで優しく丁寧に汚れを取ることが重要です。
3. アイクリームや美容液でケア
全てのメイクを落とし終えたら、スキンケアをしていきましょう。スキンケアをするときには、アイクリームや美容液でまぶたのケア・保湿をしっかりするのがポイントです。
つけまつ毛を外すときに少なからず目もとに負担がかかっているため、通常よりも念入りに目もとのケアを行い、保湿していきましょう。
つけまつ毛のケアと保管方法とは?
取り外したつけまつ毛のケアと保管方法について紹介します。つけまつ毛自体のケアを行うことで、再利用して次回も綺麗な状態で使うことができるのです。つけまつ毛を使う頻度の高い方は、1回使っただけで捨ててしまうとコスパが悪く感じてしまうでしょう。
そんな方は、つけまつ毛のケアの方法や綺麗に保管する方法を知ることで経済面でも助かるはず。どのような手順で行うのかチェックしていきましょう。
つけまつ毛に接着剤が残ってしまったら?
つけまつ毛に接着剤が残ってしまうことがよくあります。このような場合に、接着剤を取り除く方法について紹介します。つけまつ毛に専用リムーバーを使うことで、接着剤が柔らかくなりとれやすくなるでしょう。
接着剤を取るときは、優しく取り除き、つけまつ毛の形が崩れないように気をつけます。外す際に、つけまつ毛が伸びてしまったら、少しカーブがつくようにしならせて形を整えておくとよいです。
つけまつ毛の保管方法とは?
接着剤が取れて、綺麗な状態になったつけまつ毛は、専用の容器に入れて保管しましょう。そのままの状態で保管すると、ほこりやゴミがつきやすくなってしまいます。
また、容器に入れずに保管すると上に物を置いたときに、つけまつ毛の形が崩れてしまうことがあるでしょう。このような事態を防ぐために、専用の容器に入れて保管することをおすすめします。
つけまつ毛は何回くらい利用できる?
つけまつ毛を綺麗な状態で再利用できる回数の目安は2~3回程度です。しかし、きちんと手入れをすることで、ある程度長持ちさせられる可能性があるでしょう。
長持ちさせたい場合は、上述したケアの方法や、保管方法を参考にして丁寧につけまつ毛を扱うことをおすすめします。
正しいつけ方をおさらいしよう!
つけまつ毛の取り方については解説してきましたが、つけまつ毛のつけ方をここでおさらいしておきましょう。今までなんとなく付けてきたけどしっくりいかなかった方は参考にしてみてください。
正しい付け方を知って、より自然に美しく装着し、つけまつ毛を楽しんでいきましょう。
1. パッケージから外す
まず、つけまつ毛をパッケージから外すときは痛めないように、そっと外すのがポイント。端からつけまつ毛を持ち、ゆっくりとパッケージから剥がしていきます。
強く引っ張ると形が崩れてしまう可能性があります。そのあとの作業をスムーズに行うためにも、綺麗な状態のまま剥がせるように意識していきましょう。
2. 調整|幅・軸をなじませる
次に、つけまつ毛を自分のまぶたに合うように幅を調整します。つけまつ毛の軸をなじませて形を調整していきましょう。
つけまつ毛の長さがまぶたの幅に対して長すぎるときは、端を切って調節するとよいです。まぶたのラインとつけまつ毛のカーブのラインが一致するように意識して形を整えるのがポイントです。
3. 接着剤を塗る|つけすぎないように注意
形や長さが整ったら、つけまつ毛に接着剤を塗っていきます。このとき、塗りすぎると外す時に粘着力が強すぎてなかなか取れないなどの負担になるので注意しましょう。
程よい量の接着剤をつけてまぶたにつけやすい状態にすることが大切です。接着剤がつけまつ毛につきすぎたときは、綿棒を使ってほどよくふき取ると量を調節することができます。
4. 装着してなじませる
いよいよ、つけまつ毛を装着します。端からまぶたのラインに沿って、ゆっくりつけていきましょう。つける時の順番としては、真ん中・目尻・目頭の順につけていくのがおすすめです。
つけ終わったら乾くのを待って、最後にビューラーなどで自まつ毛とつけまつ毛をなじませます。 なじませることで、つけまつ毛と自まつ毛の境目がわかりにくくなり、自然な目もとを演出できるでしょう。
まぶたに負担の掛からない取り方を覚えよう!
今回は、つけまつ毛の取り方や保管方法について紹介しました。ポイントを抑えて、丁寧に扱うことで綺麗な状態で再利用できたり、肌への負担を少なくできたりするメリットがあります。
つけまつ毛を楽しむときは、これらのポイントを抑えて、まぶたに負担の掛けないようにすることが大切です。正しい外し方や保管方法を身に着けて、つけまつ毛を最大限に楽しんでいきましょう。